栗東市手原稲荷公園 と手原駅の展示
昨日の記事で栗東市手原稲荷公園に保存展示されているD51403号機の紹介をしましたが、今回は旧東海道五十三次の宿場としての手原を紹介します。
2016/9/2 JR西日本 手原駅駅舎
手原は51番目の宿、石部宿と52番目の宿、草津宿のほぼ中間に位置します。京都~石部間は約36キロ(九里)あり、京を朝出発すると夕刻に石部に到着する関係から石部宿は「京立ち石部泊まり」と言われ、最盛期には216軒の商家と62軒の旅籠が軒を連ねたそうです。現在の草津線のルートはかつて紹介しましたが、京から伊勢方面への主要ルートでもあり、多くの人の往来で賑わったそうです。
2016/9/2 手原稲荷公園の鳥居
1868年9月20日、京都から東京に行幸された明治天皇が9月21日に休憩されたのがこの神社だということです。
シャレなのか、このようなベンチもありました。
ちなみに駅にも大きく栗東は馬の街とありますが、
駅の観光案内コーナーにもポスターが貼ってあり、茨城県の美浦と同じように日本中央競馬会(JRA)のトレーニングセンターが栗東に開設されたのが1969年(因みに美浦は1978年)のことで、以来、近代競馬史に残る数々の名馬が育っているそうです(私は競馬に興味が無いのでよく分かりませんが)。よく知らない者が言うのも何ですが、1988年以降、美浦トレセンの所属馬(関東馬)は栗東トレセンの所属馬に勝利数、獲得賞金の額で大きく水をあけられており、この状況を「西高東低」というそうです。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 公園保存蒸機 D51403号機 栗東市手原稲荷公園 | トップページ | 公園保存蒸機 D51 469号機 浜寺公園交通遊園 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 53 車両編 6500系 6000系4連の界磁チョッパ制御版として登場(2023.02.09)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 52 車両編 6000系 その3 2連の活躍(2023.02.08)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 51 車両編 6000系 その2 4連の活躍(2023.02.07)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 50 車両編 6000系 その1 30年ぶりの3扉通勤車として登場、今では最後の抵抗制御車(2023.02.06)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 49 車両編 1600~1700系から2230系へ(2023.01.27)
「駅」カテゴリの記事
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 39 尾張瀬戸から栄町へ(2023.01.11)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 38 瀬戸線の歴史と1986年12月の瀬戸線(2023.01.10)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 36 猿投から梅坪、豊田線で赤池へ(2023.01.06)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 35 碧南~知立~猿投 三河線 海線から山線へ(2023.01.05)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 34 知立~碧南 三河線 海線の旅(2023.01.04)
« 公園保存蒸機 D51403号機 栗東市手原稲荷公園 | トップページ | 公園保存蒸機 D51 469号機 浜寺公園交通遊園 »
コメント