湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その3 旅客車編 キハ3710
ひたちなか海浜鉄道の現役車両、主力車両のひとつが今回紹介するキハ3710形です。
2006/7/29 那珂湊 2枚とも茨城交通時代の標準塗装
3710という番号は「みなと」の語呂合わせです。3710-01、3710-02の2両が1960年のケハ600形以来、35年ぶりに茨城交通として自社発注され、1995年11月1日に01、1998年7月1日に02が入線しました。
全長18.5mの「軽快DC」と言われるタイプで、ロングシート、定員123名(座席55名、立席68名)です。同社初の冷房車でバリアフリー対応として後部ドア付近に車椅子スペースが設けられました。
エンジンはDMF13H2(6気筒330PS/2000rpm)が1基搭載されています。
2016/3/5 那珂湊駅に展示されている3710-01の模型
当初は上の写真のような茨城交通標準塗装でしたが、2010年にデザインが公募され、コンテストの結果、「曙光の大地」をテーマとした下部に濃緑色・上部にクリーム色・その境界部に金帯・扉に黄色を配した新塗色に変更されました。
2016/3/5 那珂湊機関区で休む3710-01
01も2018年10月13日、定期検査からの復帰と同時に、「株式会社井上工務店」の広告ラッピング車となっているそうです。
2016/3/5 那珂湊 3710-02は新塗装の上にアニメ『デュエル・マスターズ』とのタイアップによりラッピングトレイン「勝太駅発!熱血デュエマ列車!!」となっていました。
さらに2017年7月30日より、コマツ茨城工場の竣工10周年記念事業のラッピング車となっているそうです。
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コメント
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B767−281様 こんばんは。那珂湊と言えばその昔NHKの教育番組でこの町が舞台で絵地図を作る社会科の番組がありました。それは置いておいて、このような地方の小鉄道でも冷房付きが当たり前になりましたね。中高生の頃は中央線に4本もの(!)冷房車が登場し、駅の黒板を頼りに狙って乗車したものです。今は、春先など、窓を開ければよいにもかかわらず冷房がかかっていることが多く、省エネに逆行しているな、と思うことしきりです。さて明日は参院選、歴史的な審判を下さなければ、と今から力が入っています。
投稿: 細井忠邦 | 2019年7月20日 (土) 21時06分
細井忠邦さま、おはようございます。
那珂湊でそういった番組があったのですね。湊線の車両とともに街もなかなか魅力的ですね。
さて、今日はいよいよ選挙ですね。わたしもつくばで先週月曜日に期日前投票を済ませていますが、6年半続いている安倍政権、経済も外交もダメで、内政の疑惑は積もるばかり、それをきちんと説明しないような政権は終わらせなければと考えています。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2019年7月21日 (日) 05時43分