湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その3 旅客車編 ミキ300-103
ひたちなか海浜鉄道の車両紹介、今回はかつて兵庫県で旧国鉄特定地方交通線の三木線を引き継ぎ、1985年4月1日から2008年4月1日までの23年間、三木市、兵庫県が出資する第3セクターとして存続した三木鉄道三木線の廃止により、ひたちなか海浜鉄道に譲渡されたミキ300-103です。
三木鉄道では国鉄からの転換時に導入された富士重工業製LE-CarIIシリーズ(二軸車)のミキ180-101,102と同じく富士重工業製LE-DCシリーズのボギー車、1998年、1999年、2002年にかけて導入されたミキ300-103,104,105が在籍しました。三木鉄道廃止に際して、105は樽見鉄道に、104は北条鉄道に競売で落札となり、103は保存を前提に保管されていましたが、2009年6月にひたちなか海浜鉄道に譲渡されました。
2016/3/5 那珂湊
主要諸元
軌間 1,067 mm
最高速度 95 km/h
車両定員 116名(座席57名)
自重 29.7 t
全長 18,500 mm
全幅 3,090 mm
全高 4,000 mm
車体 普通鋼製
台車 FU50D(動力台車)FU50T(付随台車)
動力伝達方式 液体式
機関 PF6HT03 × 1基
機関出力 295 PS/2100rpm
変速機 シンコウSCR0.91B-4D
変速段 変速2段自動切替・直結1段
制動装置 SME3管式非常弁付き直通空気ブレーキ
ひたちなか海浜鉄道においても形式名、車番、塗色は三木鉄道在籍時のままでの運用となり、2009年8月30日から運行が開始されました。
機構上、ひたちなか海浜鉄道の他の現有形式との併結運転は不可能で、単行で運用に入っています。
昨年は7月の西日本大豪雨で岡山県地方を訪問する旅行が出来ませんでしたので、今年は8月初旬に岡山、兵庫を訪れる夏の旅行を計画しています。
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