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2019年8月24日 (土)

2016年10月仙台への旅 仙石線 その2 車両編 205系3100番台 その2 編成の多様性~2WAYシート編成

仙石線205系3100番台のバリエーション、今回は2WAYシート編成です。
編成番号M-2, M-5,M-8のクハ205-3102、-3105, -3108がクロスシート、ロングシート転換可能な2WAYシートを装備していました。オリジナル車のドア間の7人掛け座席を撤去し、2人掛け2WAYシートを3基配置した構造でしたが、仙石東北ラインの開業で仙石線の快速列車が廃止されたため、2015年以降はロングシート固定で運行となりました。連結面寄りの座席は車椅子スペースとトイレ設置スペースとなっているため座席はありません。さらに本来座席下スペースに設置されているドアエンジンも座席が無いため、ドア上部収納の直動式ドアエンジンに改造されています。

2016年10月の旅行ではM-2編成とM-5編成に遭遇しましたが、M-2編成は「マンガッタンライナー」として記事にしますので、今回はM-5編成を紹介します。

2053100-m5-1610222WAYシート社はノーマルシート車と違い、4両各車両ごとに色をかえてあり、クハ204形は仙台の市と木であるケヤキと杜の都をイメージした、モハ204形は塩竃港で水揚げされるマグロなどの魚をイメージした、モハ205形は松島の朝日と夕日、扇谷の紅葉をイメージしたオレンジ、クハ205形は石巻の花であるツツジをイメージしたとなっています。

2053100-m5-161022-2

窓が塞がれているのはトイレの設置のため。クハ205形の石巻のツツジ


2053100-m5-161022-4
3枚とも2016/10/22 小鶴新田

こういったタイプの車両としては近鉄のL/Cカー2610系、2800系、5800系、5820系などが有名ですが、1972年に当時の国鉄・吹田工場においてクハ79929号にロング/クロス可変機構の試作装備が行われました。ただ、当時の輸送事情では機構的問題もあり、導入が見送られた経緯がありました。

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コメント

B 767-281様お早うございます。こちらにコメントさせていただきます。2ウェイシート、せっかくの設備なのに勿体ないですね。活かせる道はないでしょうかね?79929は良く覚えています。その時色々な車両が試作されました。その中には、103系並みの車体に乗せ換えた72970もありました。

細井忠邦さま、おはようございます。

仙台東北ラインの開通で快速電車がなくなったことが中止の理由のようですが、従来の仙石線でも快速を運行すればと思うのですが、その辺は線路容量の問題とか、厳しいのでしょうか。私も、折角の設備を使わないのはもったいなく感じます。

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