仙台市電保存館を訪問 その2 展示車両 モハ400型
仙台市電の型式、今回は実際に展示されている400型です。
2016/10/21 仙台市電保存館
仙台市電最後の新造形式として1959年から1963年までに15両(401-415))が製造されました。全長はモハ200型よりも短い11,700mmで、定員はモハ100型、モハ200型と同じ88名、408号以降は84名でした。
側窓上段もゴム支持方式(バス窓)として部品調達を容易にしています。
台車の2軸、手前は従輪、奥が動輪で車輪径が異なります。
主電動機の回転軸がレール方向になり、それを自動車のディファレンシャルギアと同じ方式で車軸に回転力を伝えています。
吊り掛け駆動を基本としていましたが、405号~410号の6両は直角カルダン方式が導入されていました。
スタイル的には東京都交通局8000形や函館市電710形、800形と共通しています。
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コメント
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B 767-281様お早うございます。昨日は米原過ぎから好天となり無事近江草津に着きました。さて今回の400型、パッとみて都電8000だ!と思ったところ解説を読ませていただきニンマリしました^_^しかし制御方式などチープな感じはしません。路面電車の生き残りを模索していろいろ工夫していたのだなと納得します。
投稿: 細井忠邦 | 2019年8月17日 (土) 07時17分
細井忠邦さま、おはようございます。
そうですね、まさにこの国の高度経済成長と相まって、道路には自動車が溢れ、それまで道路の真ん中を走っていた路面電車が邪魔者扱いされてきたのが、廃止に追いやられるきっかけでしたね。
それでも生き残っているのが今の広島や函館の路面電車ですね。
これからはヨーロッパの都市のような共存が進むと良いと思いますが。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2019年8月18日 (日) 05時33分