岳南電車の車両達 電車編 2 8000形
岳南電車の旅客車両、今回は8000形です。
2017/3/10 岳南富士岡
1996年から7000形が導入された際に、それまで活躍していた5000系は一部、予備車として残存していました。その5000系を完全に置き換えるために2002年に導入されたのが8000形です。7000形とは違い2両編成からなっており、1編成が在籍しています。
モハ8001+クハ8101 < 2002/11竣功 デハ3110、デハ3060
2017/3/10 岳南江尾
改造は7000形同様に京王重機整備が担当しました。運転台関係の機器は京王6000系(抵抗制御の1次車、6001F~6006F)の廃車発生品を利用しており、岳南鉄道、岳南電車では唯一のワンハンドル・マスコン車となっていました。運転席後方の窓は連結面の小型窓が流用されており、種車の製造時期の違いから空調機器が車両間で統一されていません。岳南電車では初めて車椅子スペースが設置され、バリアフリー対応となっています。側面の行き先表示器は撤去されています。2002年11月16日から営業運転に入りました。
7000形と識別のため緑色塗装となり、公募により、「がくちゃんかぐや富士」の愛称が与えられています。
尚、昨日の記事にあるように7000形7002が2018年7月11日をもって運用離脱した関係で岳南電車では富士急行1200形1206編成を9000形として2018年11月に導入し、11月17日から営業運転を開始しました。明日の記事では富士急行の1200形について触れます。
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