元吉原小学校の「SL博物館」について
2017年3月の静岡方面の旅、岳南電車を訪問した後、訪れたのは吉原駅前から国道1号を東田子の浦駅方向へ20分程、歩いた場所にある元吉原小学校でした。
2017/3/10 国道1号にはバスも走っており、バス停は「元吉原小入口」で、歩く際の目安にもなりました。
こちらには校庭の片隅に「SL博物館」と名付けられた巨大な建物があり、その中にC5730号機と東京都電7024号車が保存されています。事前に訪問のアポ取って、訪問しました。
校門と校舎、まず左手の校舎入り口から、職員室を訪問、担当教諭に案内され右手のSL博物館へ
巨大な格納庫のような「SL博物館」、そしてその壁面には門鉄デフ姿のC57のレリーフが飾ってあります。
この図表によると現在SL博物館は2度の改修を経た姿であり、C5730号機が1969年に引退し、1970年4月11日、国鉄より富士市に提供された際に保存されたのが現在地でした(第1次)。1977年2月19日、機関車、電車の整備が行われ、第2次の建物が完成、さらに2006年10月19日、再度車両の整備が行われ、改築されたのが現在の建物だそうです。1970年に建物を建てたのも、35年後に現在の建物を建てたのもPTA会長だった高木一三氏の尽力によるものだそうです。
2006年の再建築の際のレリーフ製作の様子が写真で展示されています。
蒸気機関車に関する紹介と実物のSL,さらに部品や各種写真の展示などSL博物館の名に恥じない立派なものであると感じました。
明日の記事ではC5730号機について触れます。
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