JR東海の211系 その2 2次車投入後、現在に至る編成内の車両番号の変化
JR東海の211系、民営化された後の製造開始は1988年7月に4連4本、3連6本が神領区に配置されました。
1次車はすべて神領区に配置されました。各車両の番号も編成毎に統一されていました。
続いて国鉄から継承した103系や113系の置き換え、列車増発のために1989年11月から1989年3月にかけて4連16本、3連11本が神領区にまた3連11本が大垣区に配置されました。サハを含む4連が他の3両とどう組み合わさるか、また3連が神領と大垣でどう分配されるのか等はありますが、サハ以外のメンバーの番号はこの時点までは統一されていました。
Kで始まる編成番号が神領区、Cで始まる編成番号が大垣区でした。
この後、昨日の記事にあるように1989年7月の3次車製造で1・2次車4連からのサハの抜き取り、新製車の4連化
神領区の1・2次車4連11本のクハ210形5000番台を5300番台と差し替え、捻出されたクハ210形5000番台と新製車11本を静岡区に投入、SS1-11編成としました。黄色のセルが3次車です。
1990年3月に4次車が増備されると3連3本に1次車4連のサハを抜き取って挿入
さらに2連用クモハ211形6000番台が9編成分増備され、GG編成として静岡区に投入されました。
緑色のセルが4次車
以上で、現在、静岡区に配置されているSS編成とGG編成はの構成は辿ることが出来ました。
明日の記事では大垣に配置されたC11-21編成が静岡にLL1-20編成として転属してくる経緯に触れます。
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