JR東海の211系 その3 大垣から静岡に転属した編成
昨日の記事で触れたように、JR東海の211系5000番台のうち、2次車の一部、3連11本が1989年から大垣電車区に配置され、東海道本線の運用に就きました。神領区投入の車両もこのときに、大垣区の車両とともに中央西線の運用のみならず、東海道本線の運用に就きました。列車番号表示器は使用されず、先頭車の車番が表示されました。
1990年に4次車が投入されると神領区の2次車3連1本が大垣区に転出しました。
C22 クハ210-5026+モハ210-5026+クモハ211-5026
1992年、国鉄時代に投入された211系0番台の予備車を確保するために、2次車3連1本と4連K20編成のサハ211-5018とともに神領区から大垣区に転属しました。
C23 クハ210ー5033+モハ210-5033+クモハ211-5033 サハ211-5018
1999年、313系が投入され、神領区211系の東海道本線運用が消滅。関西本線での運用が大垣区から神領区に移管され、神領区から2次車3連7本が大垣区に転属しました。これを機に大垣区の編成番号は車番順に振り直されました。東海道本線の運用範囲は菊川まで延長され、飯田線直通運用は313系に置き換えられました。サハ211-5018は神領区に戻され、K125編成に組み込まれK20編成となりました。
2017/8/5 亀山 一時はサハ211-5018が大垣区の4連化に転属し、3連唯一のクハ210-5300番台(K125編成)となり、1999年12月の改正でサハが戻され再びK20編成に戻った編成
クモハ211ー5011(ex.K108), 5012(ex.K109), 5013(ex.K110), 5014(ex.K111), 5015(ex.K112), 5017(ex.K114), 5024(ex.K120)
を先頭とする3連が加わり、3連20本体制となりました。5017を先頭とする編成は2005年に愛知万博関連輸送で神領区に貸し出されました。
2005/7/5 枇杷島 大垣区時代のC11編成
2005/7/5 枇杷島 C14編成
2005/7/5 清洲 C24編成
2006年、313系が増備され、大垣区の211系の運用は消滅、静岡への転属となりました。C11ーC30 の20編成がLL1ーLL20となりました。
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