2019/8/31 久しぶりの成田空港 その21 セブ・パシフィック航空 A320
セブパシフィック航空はフィリピンのセブ島、マニラを拠点とするLCCです。
中国系フィリンピン人富豪のGokongwei家が経営するJGサミットホールディングスの子会社セブ航空株式会社は1988年8月26日に設立、1996年3月8日に初便が就航しました。最初はマニラ、セブ、ダバオ間の国内線を運航していましたが、2001年末には国内18か所を結ぶようになり、2001年11月22日の香港線就航をきっかけに国際線に進出、東南アジア、北東アジアに就航し、50都市に乗り入れました。日本へは2008年11月20日の関西空港が初で、その後、成田、中部、福岡、新潟に乗り入れました。
EUはフィリンピンの航空当局の安全確認体制の問題を指摘し、他のフィリピンの航空会社とともにセブパシフィック航空のEU域内乗り入れを2010年3月30日から禁止していましたが、2014年4月9日にアメリカ連邦航空局がICAOの基準を満たすという理由で安全基準をカテゴリー2から1に引き上げ、EUも航空会社安全リストを更新し、フィリピン航空に続き、EU域内の乗り入れが禁止が解除されました。
運航開始まもない1998年2月2日にはマニラ発カガヤ・デ・オロ行き / 387便 / DC-9-32 / RP-C1507が午前11頃、カガヤン・デ・オロ空港への着陸進入中、空港より北北東約50kmの山中に激突、乗客乗員104人全員が死亡する事故を起こしました。さらに2013年6月2日、マニラ発ダバオ行き / 971便 / A320-214 / RP-C3266がダバオ空港への着陸の際、滑走路を逸脱し、前輪が滑走路脇の草地に突っ込む事故を起こしました。こちらは死者負傷者はなしでした。最初の事故では政府の指示で運航が休止され、翌月に運航再開となりました。
<フリートリスト>
ATR 42/72 20機現役 2機退役
AirbusA319 10機退役
AirbusA320 34機現役 1機導入予定 11機退役
AirbusA321 10機現役 2機導入予定
AirbusA330 8機現役
Boeing757 3機退役
McDonnell Douglas DC-9 19機退役
A320に関しては
34機が運用中、1機受領予定でタイプは従来型がAirbusA320-214 が14機、ウイングレット付きが17機、320neoが3機となります。コンフィグは従来型がエコノミークラス179席、neoは188席です。すべて新造機です。
2019/5/19 RP-C3274 AirbusA320-214(WL) 5669
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