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2019年10月17日 (木)

2019年台風19号(ハギビス)の被害の甚大さ 鉄道関係(私鉄)

今回の台風19号の被害の甚大さから、気象庁は1977年の沖永良部台風以来42年ぶりに命名するというニュースがありました。これは災害程度の大きい台風に関して伝承の必要性等から命名されるもので、基準は2004年以降、「損壊家屋1千棟以上、浸水1万棟以上」と定められたものだそうです。今回の場合、既に死者・行方不明者合わせて80名を超えており、浸水家屋は1万棟を超える可能性があるので、来年5月までに「令和元年〇〇台風」と命名され、〇〇には地名が入れられるそうです。

過去の命名台風には、1954年洞爺丸台風(第15号、国際名(以下同じ)Marie)、1958年狩野川台風(第22号、Ida)、1959年宮古島台風(第14号、Sarah)、伊勢湾台風(第15号、Vera)、1961年の第2室戸台風(第18号、Nancy)、1966年の第2宮古島台風(第18号、Cora)、1968年第3宮古島台風(第16号、Della)、そして1977年沖永良部台風(第9号、Babe)などがあります。

台風の惨禍を忘れないために命名し、歴史に名前を留めるのは重要かと思いますが、一方で2000年から北西太平洋もしくは南シナ海で発生した台風に関しては日本を含む14か国が参加する台風委員会により、それぞれの台風に従来の米国の人名からアジア各国の言語に由来する140個の名前が順番に付けられ、台風19号にはハギビス(フィリピンによる命名、タガログ語?Hagibis:素早いの意)と命名されています。

この140の命名に関してはWEBサイトの記事ではよく見るのですが、日本のマスコミ報道(テレビやラジオのニュース、天気予報など)では殆ど聞きません。それぞれの名前が聞きなれない言語に由来するものなのかも知れませんが、なにかこういうところに、日本がアジアの国々を軽視している、アジアから浮いているいると感じるのは勘ぐりすぎでしょうか(笑)(尤も、他の13か国でこれらの命名がどこまでそれぞれの国民に浸透しているかも、気になるところですが)。

気象庁のサイトの「台風の番号の付け方と命名の方法」の説明では「・・・大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。・・・」と書かれており、敢えて(沖永良部台風以来となる)従来のような命名をすべきなのかとも思う次第です。日本の気象庁が台風委員会による命名をもっとニュースや気象情報等で流して、国民に広めることで、アジアの他の国々とも一体感が生まれ、昨今の韓国との無意味なコンフリクトの解消にも役立つと感じるのですが。

さて、今回は関東地方の私鉄の運行に及ぼした台風19号の影響です。

関東地方の私鉄は
東武鉄道、西武鉄道、東京メトロ、京成電鉄、京王電鉄、東京急行電鉄、京浜急行電鉄、小田急電鉄、横浜高速鉄道、関東鉄道、横浜市交通局、相模鉄道、伊豆急行、ひたちなか海浜鉄道、上信電鉄、上毛電鉄、銚子電鉄、山万、野岩鉄道、わたらせ渓谷鉄道、鹿島臨海鉄道、真岡鐡道、舞浜リゾートライン、ゆりかもめ、首都圏新都市鉄道、埼玉新都市交通、富士急行、横浜シーサイドライン、秩父鉄道、新京成電鉄、北総鉄道、京葉高速鉄道、埼玉高速鉄道、東京臨海高速鉄道、流鉄、箱根登山鉄道、千葉都市モノレール、江ノ島電鉄、小湊鉄道、いすみ鉄道、伊豆箱根鉄道、東京モノレール、湘南モノレール、多摩都市モノレール、芝山鉄道と45社、109路線ありますが、
WEBサイト、あるいはSNS(TWITTER)等による運行情報から、おおむね台風が過ぎ去った10月13日始発以降の運転状況を見てみると、

1.東武鉄道 2019年10月14日 9:28 pm発行のWEBサイト情報
日光線の南栗橋駅以北エリアは、静和~新大平下駅間の線路砕石流出と、北鹿沼~板荷駅間の築堤の崩壊のため、栗橋~栃木駅間と新鹿沼~下今市駅間で運転見合わせている。復旧には相当の日数を要する見込み。南栗橋~栃木駅間と新鹿沼~下今市駅間でバスによる代行輸送を実施するものの、おおよそ1時間に1本程度の運行となるなど時間がかかり、混雑が予想される。特急は大幅に減便する。SL大樹は10月14日に通常運転を再開した。
伊勢崎線久喜駅以北エリアでは、佐野線の渡瀬~田島駅間の線路砕石流出のため、同区間の運転を見合わせる。復旧には相当の日数を要する見込み。佐野線以外は平常通り運行をしている。特急は、14日には下り線の「リバティりょうもう43号」、「りょうもう47号」、上り線の「りょうもう12号」は運休しており、特急券と座席指定券は、押上・寄居駅、無人駅以外の東武鉄道各駅で無手数料で払い戻しを受け付けている。
2.京王電鉄 運行情報TWITTER
【動物園線 運転見合せ】原因:線路への土砂崩壊の復旧作業/見合せ区間:上下線/振替輸送:実施中/運転再開見込:本日中に復旧予定
【動物園線復旧見込みについて】現在、流入した土砂の撤去、大型土嚢の設置、線路内の砕石入れ替え作業を続けており、10月16日(水)中の復旧を目指しております。なお、状況によっては予定を変更する場合がございます。振替輸送をご利用ください。

3.小田急電鉄 運行情報TWITTER
2019年10月15日10時03分 不通区間が生じております。 (渋沢-新松田間の線路脇の河川が増水し、護岸コンクリートが幅約20メートルにわたって崩れ、電力柱が傾いたため)
2019年10月15日15時59分 特急ロマンスカーの終日運転見合わせについて。
2019年10月16日00時46分 小田急線は平常どおり運転しております。

と線路のトラブルに見舞われた路線があり、一番被害が大きいのは箱根登山鉄道で箱根周辺は今回の台風により、日本全国の観測点史上最大の922.5ミリの雨が降り(平年の10月雨量は330mmほど)、宮ノ下―小涌谷間で、土砂崩れで陸橋の一部が渓谷に押し流され、陸橋の再建・線路の敷設を余儀なくされるばかりか、陸橋より高い傾斜地ののり面補強工事も必要となり、年内の全線復旧は無理と考えられています。箱根登山ケーブルカーに関しては16日から運転を再開いたしました。東武日光線の被災とともに関東地方の観光地は紅葉シーズンを前に大きな打撃を被っています。

1001-180820
2018/8/20 大平台 交換する1001ベルニナ号

これら以外の各社の路線は13日日曜日の始発から、ダイヤの乱れはあるもののおおむね平常通り運行をしています。

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コメント

B767−281様 お早うございます。更新が珍しく途絶えているので心配しています。どzひらかへお出かけでしょうか。

細井忠邦さま、こんにちは。
18日から、21日まで関西に来ております。18日は阪急、19日は近鉄の鉄道祭、20にちは京阪のファミリーフェスタです。後日まとめてアップします。

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