2019/8/31 久しぶりの成田空港 その24 マレーシア航空 A350XWB
マレーシアのフラッグキャリアであるマレーシア航空は2015年までMalaysian Airline System Berhadという正式名称名乗っていましたが、2015年からMalaysia Airlines Berhadにかえました。マレーシア航空といえば、2014年3月8日には239名の乗員・乗客を乗せたクアラルンプール発北京行き370便(Boeing777-2H6ER 9M-MRO)がクアラルンプール管制との交信が途絶え、行方不明になる事故が発生し、さらに同年7月17日にはアムステルダムからクアラルンプールに向かっていた17便(Boeing777ー2H6ER 9M-MRD)がウクライナのロシア国境付近のドネツク市近郊で、巡航中に親ロシア派反政府武装組織の地対空ミサイルにより撃墜され乗員・乗客298人全員が死亡するという2大事故が記憶に新しい航空会社です。
1947年マヤラ航空として設立、1957年マラヤ連邦のイギリスからの独立で、1963年にマヤラ連邦、シンガポール、ボルネオ島のサバ、サラワクが統合、マレーシアを結成、航空会社もマレーシア航空に改称、1965年のシンガポール離脱独立を経て、同航空はマレーシア政府、シンガポール政府の共同保有となりました。1967年にマレーシア・シンガポール航空と改称しましたが、1971年には両国政府の共同保有が解消し、マレーシア航空、シンガポール航空に分かれました。その後、1997年のアジア通貨危機などで経営悪化の道を辿り、2014年の2大事故を経て、2015年1月2日、株式の上場は廃止され、実質的に国有化されました。
Boeing777-200ERに関しては事故で失われた2機を含めて17機を保有していましたが、2016年1月には全機退役となりました。
フリートリスト
AirbusA330-200 6機
AirbusA330-200F 3機
AirbusA330-300 15機
AirbusA350-900 6機
AirbusA380-800 6機
Boeing737-800 48機
Boeing737MAX 25機
マレーシア航空 AirbusA350XWB フリートリスト
2019/5/19 新塗装の9M-MAD A350-941XWB cn183
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