関西私鉄沿線巡りと鉄道イベント参加の旅 その4 京阪ファミリーレールフェア2019に参加
2019年10月18日から20日までの関西旅行、今回の記事では20日、日曜日京阪電車寝屋川車両基地で行われた「ファミリーレールフェア2019」の話題です。沿線住民への感謝を込め、かつ京阪電車、京阪グループに対する理解を深めてもらう目的で2001年から開催し、今回は18回目になるそうです。
20日はイベント参加のあと、阪急、阪神などと同様に全線を乗り歩くために各種のフリー切符の中から「京阪電車 大阪・京都・びわ湖1日観光チケット」¥1800を京橋駅の駅事務所で購入しました。この切符でフリー乗車できるのは、京阪電車全線(京阪線、大津線、石清水八幡宮参道ケーブル)そして京都市営地下鉄 三条京阪~御陵間です。
京阪本線は淀屋橋駅~三条駅間49.3kmの本線、天満橋で分岐する中之島線、枚方市で分岐している交野線、中書島で分岐している宇治線からなっており、天満橋~京橋間は本線と中之島線が線路別複々線に、京橋から萱島までは方向別複々線に萱島で複々線区間は実質的に終了し、片方の複線は寝屋川信号所から寝屋川車庫に続きます。
2019/10/20 中之島からの列車の後方展望 天満橋を出た先で左手、淀屋橋方面からの本線が中之島線をオーバークロスし、北側に出てきて方向別複々線となります。山手線、京浜東北線の品川~田町間と似た感じです。
寝屋川車庫は大阪府寝屋川市木田元宮1丁目にあり、萱島、寝屋川市のほぼ中間位置しています。車庫へのアクセスは寝屋川市駅からです。
車両工場も併設されており、69885㎡の敷地面積を持ち、5本の検査ピット、43本の留置線を持ち、車両の収容能力は340両になります。
引き上げ線を中心に扇形に出入庫線、検査線、留置線が配置されています。
このイベント最大の収穫は京阪60型電車「びわこ号」を見ることが出来たことだと思います。
この車両は1934年日本車輛製造製で流線形、日本初の連接構造を持ち、大阪天満橋~三条~三条大橋~浜大津間の特急「びわこ」として運転された車両です。61,62,63の3編成が製造され、1967年に62、1968年に61、そして1970年に63が廃車となりました。「びわこ号」の登場から廃車までさらに63の復活に関しては別記事で触れる予定です。
京阪70型電車
かつて京津線で活躍していた車両で「びわこ号」復活プロジェクトで60型をけん引する役割が与えられ「ワガヤネヤガワ号」という愛称が付けられたそうです。
クレーンによる車体吊り上げ実演 留置線には塗り替え作業中の8000系の姿もありました。
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