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2019年10月22日 (火)

関西私鉄沿線巡りと鉄道イベント参加の旅 その1 阪急電車全線

2019年10月18日から20日にかけて、関西私鉄を1日フリー切符等を利用して乗りつぶす旅をしてきました。

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平日の木曜日の晩ですが、バスタ新宿から各方面へはほぼ10分おきにバスが出ており、かつての夜行列車の現代版がここにあるのかと毎回感じさせられます。21:30出発のバスで梅田に18日朝7:30頃到着しました。

18日は、まず阪急大阪梅田駅(2019年10月1日より、開業以来の梅田から大阪梅田に改称)にて
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写真の「阪急阪神1dayパス」を購入しました。10月1日からの消費税増税後も値段は以前と変わらぬ1200円で阪急線全線、阪神線全線乗り放題で、非常にお得なフリー切符です。

阪急電鉄株式会社は2005年4月1日に持株会社化され、阪急ホールディングス株式会社と商号変更し、さらに2006年に阪神電気鉄道の株式公開買い付け(TOB:Take Over Bid)を実施し、阪神電鉄を子会社化し、10月1日に株式交換により、完全子会社化で阪急阪神ホールディングスとなりました。

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阪急電車の路線図(公式サイトから)

路線・駅・車両に関するレポートは後日致しますが、大阪梅田から京都本線京都河原町(こちらもこの10月1日から、従来の河原町から改称されました)へ、折り返して、へ、ここから嵐山線に乗り換え嵐山へ。嵐山線内折り返しにはかつての京都線特急車両6300系が4連化されて活躍中です。再び京都線を引き返し、淡路へ。現在、千里線との平面交差解消を目指して高架化工事の真っ最中ですが、ここからまずは千里線を南下、大阪メトロ堺筋線との接続駅、天神橋筋六丁目へ。千里線を北上し、北千里へ。淡路まで引き返し、十三へ。

十三からは宝塚線でまずは石橋阪大前へ。ここから箕面線箕面へ。箕面から石橋阪大前まで戻り、川西能勢口へ、阪急と縁が深い能勢電鉄の車両を眺めて、宝塚へ。宝塚線は阪急最初の路線であり、車両規格においても神戸・宝塚線(合わせて神宝線)と京都線では車長において前者が100ミリ長く、車幅においては後者が55ミリ長いという違いがあり、同じ性格を持った車両系列でも神宝線に1000系が登場すれば京都線の系列はプラス300の1300系となるといった系列番号の規則性があることを初めてしりました。

宝塚からは今津線西宮北口へ、かつてはそのまま神戸線と平面交差して今津まで直通していましたが、1984年に分断され、北線、南線となりました。直角交差時代に撮影した写真も後日紹介します。今津南線今津まで行き、折り返し西宮北口から、塚口へ。塚口から伊丹線で伊丹へ。箕面線の分岐する石橋阪大前駅、同様、塚口駅も分岐線の取り付きが急カーブなのが特徴です。再び、神戸線を西へ、夙川で今度は甲陽線甲陽園へ。

再び、夙川から西方を目指します。母方の墓がある御影は何度か下車経験がありますが、今回は通過し、神戸三宮へ。神戸線の特急は神戸高速鉄道の高速神戸で阪神電車と合流し、新開地まで行っています。

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Wikipediaの「神戸高速線」から

阪急側から見ると神戸三宮以西、阪神側から見ても元町以西、神戸電鉄から見ると湊川以東、山陽電機鉄道からは西代以東の区間はかつて神戸高速鉄道が開業した区間で、同社は神戸市が40%、乗り入れ4社が合計40%出資する第三セクターでした。車両は一切保有しない、施設(線路と駅)のみの「トンネル会社(意味はまさにトンネル保有会社)」でした。開業から年月が過ぎ、保守費用の捻出などの問題点から2006年10月1日から、阪急・阪神ホールディングスの傘下、阪急阪神東宝グループの企業となりました。
4社が杜入れており、さらに阪神線には大阪難波から阪神なんば線を介し、尼崎から神戸三宮まで乗り入れているのでこの辺りは大変複雑な感じがしました。

実際は切符の有効区間の西の端、西代まで行ったのですが、阪急電車の記事と言うことで今回はここまでにしますが、新開地からは神戸線特急で梅田に戻りました。阪神本線に関しても1dayパスで乗車で来たのですが、時間的に夕刻となったので、別の機会にしました。

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コメント

B 767-281様お早うございます。ご旅行でしたか。安心致しました。世の中水害やら何やらがたくさんあるので心配しておりました。関西の私鉄の相互乗り入れ、その発展は凄いですね。阪急と阪神が同一傘下というだけでも驚きですが、近鉄まで乗り入れてくるとは。また詳しくご教示くださいませ。

細井忠邦さま、おはようございます。

更新が数日、滞りまして申し訳ありませんでした。
まさに数週間前に思い立っての旅行だったものですので。
私も阪急と阪神が現在は同一傘下とは驚きました。

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