阪急 5300系
阪急5300系は5100系の機器と3300系の大阪市交通局堺筋線乗り入れ対応の車体サイズを採用した京都線対応の車両として1972年から1984年までに105両が製造されました。
梅田 1981年頃 標識板時代
京都線の車両は従来、他の多くの私鉄同様に車両番号を1から振っていましたが、この系列から神宝線同様に0から振ることにしました。冷房装置は1974年製造車両までは5100系同様に冷凍能力8,000kcal/h×4基/両としましたが、1975年製以降は冷凍能力10,500kcal×3基/両となりました。
2019/10/18 淡路 方向幕取り付けで標識灯が下に降ろされ顔付が変わりました
主要諸元
編成 7両または8両編成
電気方式 直流1,500V (架空電車線方式)
最高運転速度 阪急線内 110 km/h 堺筋線内 70 km/h
設計最高速度 130 km/h
起動加速度 2.6 km/h/s (MT比6M2T時・50km/hまで)2.6km/h/s (MT比4M3T時・45km/hまで)2.8 km/h/s (堺筋線)
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.2 km/h/s
車両定員 座席48・立席92(先頭車)座席52・立席98(中間車)
自重 24.6 t (5850形) - 37.1 t (5300形)
編成重量 269.4 t (6M2T)
全長 18,900 mm
全幅 2,809 mm
全高 4,095 mm
車体 普通鋼
主電動機 TDK8550-A
主電動機出力 140 kW × 4
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
歯車比 1:5.25
制御方式 抵抗制御
制御装置 ES767-A-M、ES767-C-M
制動装置 発電制動併用
全電気指令式電磁直通ブレーキ (HRD)
保安装置 ATS, WS-ATC
デッドマン装置
2019/10/18 北千里
運転台付き車両とその隣の車両が電動車で6両固定では中間2両が付随車という構成です。現時点では8連6本、7連7本、休車2両の99両が在籍しています。
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