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2019年11月10日 (日)

阪急 3000系・3100系

一昨日の記事で阪急神戸線、宝塚線の昇圧について触れました。当時、主流だった2000系(神戸線)、2100系(宝塚線)の昇圧対応車として2021系複電圧車が製造されましたが、機器の構造が複雑すぎる欠点がありました。そこでより簡素な昇圧対応車として1967年の神戸線、1969年ねんの宝塚線昇圧に向け、設計開発されたのが3000系(神戸線)と3100系(宝塚線)でした。メカ的には電動カム軸制御、発電ブレーキ装備で1964年から1969年にかけ、3000系114両、3100系40両が製造されました。

3000-3066-801212
3000-3017-801212 1980/12/12 国鉄三宮駅ホームから撮影した阪急3000系 冷房化改造された頃の尾灯が上部にあるオリジナルスタイル
三宮のドームも1995年の阪神淡路大震災で倒壊してしまいました。

主要諸元3000系
編成 3 - 8両編成
軌間 1,435 mm
電気方式 直流 1500 V
最高運転速度 110 km/h
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 2.8 km/h/s
減速度(常用) 4.5 km/h/s
減速度(非常) 5.0 km/h/s
車両定員
座席48・立席92(先頭車)座席52・立席98(中間車)座席48・立席102(簡易中間化改造車)
自重 27.0.2 t (3550形)- 38.0 t (3000形、3500形)
全長 19,000 mm
全幅 2,750 mm
全高 4,015 mm
車体 普通鋼
台車 FS-345、FS-45
主電動機 SE534
主電動機出力 170 kW × 4
駆動方式 WN駆動方式
歯車比 5.31
制御方式 抵抗制御
制動装置 電磁直通ブレーキ・発電ブレーキ(HSC-D)
保安装置 ATS
デッドマン装置

3100-3152
1983年頃 梅田~十三間の三複線区間を行く3100系 すでに尾灯が下部に移し替えられた姿に
3100系は4両編成1本が能勢電鉄に譲渡されましたが、阪急からは形式消滅しています。

主要諸元3100系
編成 3 - 8両編成
主電動機 SE535
主電動機出力 120 kW × 4
歯車比 6.07

3000系と3100系の違いは主電動機の出力と歯車比だけでした。

3000-3003-191018
2019/10/18 伊丹 伊丹線で最後の活躍をする3000系 

600Vの架線電圧に対してはM車1両で対応可能ですが、1500VではM車2両のうち、一方を高圧対応車、他方を低圧対応車とし、両車を直列接続して制御する「おしどり方式」としました。電圧切り替えはナイフSW1つで可能としました。

形式に関しては2021系までのモーターの有無による区分方式から運転台の有無による区分方式となり、中間車には500番台が付与されました。


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