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2019年11月20日 (水)

阪急 7300系

7000系の京都線バージョンとして、同等の性能で1982年から1989年にかけて83両、投入されたのが7300系でした。京都線初の界磁チョッパ制御方式となりました。最初の2編成(7300F,7301F)は普通鋼製でしたが、7302Fからアルミ合金製車体となりました。

7300-7302-191018-2
2019/10/18 桂 アルミ合金車体として7300系では最初に竣工した7302編成 新製時は8連でしたがその後の編成組み換えで2連に

7300系は堺筋線の運用も考量され設計されましたが、実際に運用されたのは1989年11月からでした。これは堺筋線乗り入れ規定でM:T比が1:1の編成は乗り入れ不可でしたが、同線の66系導入を機に規定が改正され、7300系と8300系の乗り入れが可能になったからでした。また、それまで堺筋線を走っていた車両はすべてツーハンドル車でワンハンドルの7300系は運転士の習熟訓練が必要となり、大阪市交通局が異なる2種類の操作方法の導入は面倒だとの見解からなかなか習熟訓練が行われなかったことも原因としてあったようです。

当初、6連で製造され各停運用に就いていましたが、後に中間車が増備され8連になり、1998年からの検査入場で7000系同様に屋根肩部分がアイボリーに塗装されるようになりました。

主要諸元
最高運転速度 阪急線内 115 km/h 堺筋線内 70 km/h
起動加速度 【1M1T・4M4T編成】2.6 km/h/s(45km/hまで)【4M2T編成】2.6 km/h/s(50km/hまで)
減速度(常用) 3.7 km/h/s 減速度(非常) 4.2 km/h/s
車両定員 【先頭車】140(座席50・立席90)【中間車】150(座席56・立席94)
【7307・7327・7407・7457】133(座席48・立席85)【7907・7807・7867・7877】144(座席54・立席90)
【リニューアル先頭車】126(座席43・立席83)【リニューアル中間車】136(座席49・立席87)
全長 18,900 mm
全幅 2,800 mm
全高 4,095 mm
車体 普通鋼 アルミニウム合金(7302F以降)
台車 S形ミンデンドイツ式ダイレクトマウント空気ばね台車 M車:FS-369A・T車:FS-069A
主電動機 直流複巻電動機 (形式:TDK8580-A)全閉内扇式かご形三相誘導電動機 (形式:TDK6128-A(7303F~7306F・7322F・7324F))
主電動機出力 150 kW × 4 190 kW × 4 (7303F~7306F・7322F・7324F)
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
歯車比 5.25
制御方式 界磁チョッパ制御 (形式:ES773-C-M、ES773-E-M)IGBT素子VVVFインバータ制御 (7303F~7306F・7322F・7324F)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ(HRD-1R)
電力回生優先ブレーキ付き電気指令式ブレーキ(HRDA-1、1985年度建造分以降)
保安装置 ATS、WS-ATC
デッドマン装置

7300-7405-180324
2018/3/24 日本橋 リニューアルによりVVVF化され、車両番号の表示位置が変わった7305F

リニューアルは2007年11月から開始され、第一陣は7320Fでした。この編成は制御装置は変更されなかったものの、先頭車前面の形状、窓ガラスの拡大、貫通扉回りなどが大きく変更され、車両番号の取り付け位置も左窓下に変更されました。その後しばらく間が空き、2014年7月に7303Fがリニューアルされ、制御装置がVVVF化されました。ただこちらは先頭車前面の変化は控えめになり、車両番号の移設、貫通窓の若干の変更に留まりました。


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