相鉄・JR直通 羽沢横浜国大駅~西谷駅
昨日の記事に引き続き、羽沢横浜国大駅を出発した列車は4分ほどで西谷駅に到着します。この間がまさに今回、相鉄が建設した区間で、短距離の新線を整備し、近くを走る貨物船に乗り入れることで都心まで行けるようになったというストーリです。
2018/9/24 工事真っ盛りの西谷駅 線路の両側に新線トンネルの抗口が見えます。
西谷駅は1926年12月1日(大正天皇が崩御する3週間ちょっと前)、神中鉄道が星川(現在の上星川)~二俣川間を開通させた時に駅も開業しました。当初は下り方面単式の2面3線ホームでしたが、1966年 5月1日の橋上駅舎完成でホームは2面4線となりました。しかし、2010年3月15日、当駅から相鉄新横浜線の都市計画決定がなされ、2010年4月から下り1番線が使用停止、線路が撤去、そして2012年4月からは上り4番線も使用停止、線路撤去となりました。 羽沢横浜国大方面への新線
右の線路が羽沢横浜国大からの新線
1,4番線が直接新線に繋がる線路となりました。
橋上駅の改札付近には横浜方向、JR線直通方面の列車時刻が表示されています。2年後に東急連絡線が開通したときにはもっと複雑になるはずです。
因みに
羽沢横浜国大駅から 武蔵小杉駅まで距離は16.6kmで運賃は308円(IC乗車券)、一方 鶴見駅までは武蔵小杉まで行って、湘南新宿ラインあるいは横須賀線で横浜へ、さらに京浜東北線というルートを採って38.6km(乗り換え時間も含めずに37分)乗車し、なんと鶴見駅のそばを2回素通りしますが、運賃は168円です。武蔵小杉から南武線で川崎、そこから京浜東北だと27.6㎞、乗り換え時間を含めずに32分となります。
まさに今回のルートにおける珍現象と言えるかもしれません。
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