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2019年12月31日 (火)

阪神電気鉄道の旅 車両編 8 1000系

阪神電気鉄道の車両編、今回は1000系の話題です。
阪急同様、阪神でも系列番号は4桁方式を採っており、9000番台の後は1000番台に戻っていますが、阪神が以前、使った番号は1001形であり、1000系は初めての系列名となります。

1000-1203-180324 2018/3/24 布施 6連の奈良寄り先頭車は1200番台

1000-1207-181005 2018/10/5 鶴橋 2017年10月より、1207Fが「Go!Go!灘五郷!」ラッピング電車に

2009年3月20日に阪神なんば線、西九条~大阪難波間が延伸開業したことで近鉄との相互直通運転が開始されましたが、それに先駆け、近鉄線内乗り入れに対応した急行形車両として2006年から近畿車輛で96両製造され、2007年10月5日から営業を開始しました。6両編成と2両編成があり、近鉄の電算記号は6連HS(51-63)、2連HT(01-09)となっています。

1000系は9000系や9300系を基本としていますが、「ヨソイキ・モード」として、新たな沿線における阪神の顔となるべく、車内外のデザインが一新されました。従来、阪神の車両を製造してきた武庫川車両工業が2002年9月30日に解散し、阪神車両工業を含む61年の歴史に幕を閉じたため、1000系の発注は1936年1141形を田中車輌(1920年12月19日に創設、近畿車輛の前身)に発注して以来、70年ぶりの発注となりました。尤も、近畿車輛は8000系「タイプIV」の製造時に設計に参画しました。

1000-1254-181130 2018/11/30 生駒 6連の神戸寄り先頭車は1250番台

主要諸元
最高運転速度 阪神 106 km/h 山陽 110 km/h 近鉄 105 km/h
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 4.0 km/h/s
減速度(非常) 4.3 km/h/s
全長 18,980 mm(先頭車)18,880 mm(中間車)
全幅 2,800 mm
全高 4,085 mm(電動車)4,060 mm(付随車)
車体 ステンレス
台車 SS171M、SS171T
主電動機 東洋電機製造製TDK-6147-A かご形三相誘導電動機
主電動機出力 170 kW × 4
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
歯車比 97:16 (6.06)
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 三菱電機製MAV-174-15V 163(6両編成)
三菱電機製MAV-174-15V 162(2両編成)
制動装置 MBSA回生制動併用電気指令式電磁直通空気制動(付随車遅れ込め制御、直通予備ブレーキ付き)
保安装置 阪神・山陽・阪急形ATS、近鉄形ATS(旧・新併設)

1000-1605-180324 2018/3/24 布施 2連の奈良寄り先頭車は1600番台

6連は9300系同様に3両ユニットを背中合わせに繋いでいますが、主電動機の出力増強により、従来の4M2Tから3M3Tとなり、
大阪方 Tc1-M1-M2 T-M3-Tc2 神戸方となりました。
  ←大阪・奈良        神戸・姫路→             ←大阪・奈良
  1200  1001  1101  1301   1001  1201      1601      1501
      Tc1     M1      M2    T        M3      Tc2                   Tc            Mc
    1201  1001  1101  1301   1051   1251                1601      1501
自重 29.5  35.0   32.5   25.5    35.0    29.5t               29.5       37.5t
定員 123   133    133    133     133     123                  123        123
座席 44    50      50      50       50      44                     44          44
機器 CP VVVF   VVVF            VVVF    CP                     CP         VVVF
              SIV                        SIV                                            SIV

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コメント

B767−281様 こんにちは。私鉄の車両形式を見ていくとそれぞれこだわりがあって面白いですね。延々とインフレナンバーになる社と、二代目で番号を振る社があります。地元の京王は後者で5000系と言われると今でも初代のあのパノラミックウインドーを思い出します。2019年も今日限りとなりました。いつも貴重な記事を拝見させていただき勉強になりました。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えくださいませ。

細井忠邦さま、おはようございます。
明けましておめでとうございます。
今年の年明け、関東地方は穏やかな晴天となりましたね。
旧年中はいろいろなコメントありがとうございました。
確かに私鉄各社で系列名の番号はいろいろありますね。
関東では東武や西武はインフレナンバーで5桁に突入していますが、西武では原点回帰の001が出ていますし、これからはどうなるのでしょうね。あと、4が先頭に出るのを忌み嫌う傾向もありますね。そういったルールというかナンバリングを考えるのも興味深いですね。

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