阪急電鉄 路線について その3 神戸本線
阪急電車の路線シリーズ、今回は神戸本線です。ラインカラーはブルーです。

2019/10/18 大阪梅田 特急、もしくは通勤特急で到着し、回送で折り返す8000系
神戸本線の路線図 (Wikipedia 阪急神戸本線の地図から)
宝塚本線の開業から10年後の1920年7月16日に十三駅から神戸駅(後の上筒井駅、神戸市中央区坂口通2丁目)までが開業しました。大阪~神戸間には阪神電気鉄道、国鉄東海道本線(省電)が既に開通しており、沿線開発を考慮し、人家などが殆どなかった最も山よりのルート、しかも直線的なルートが選択されました。当初の予定では伊丹や門戸厄神東光寺を経由する北よりのルートで敷設が検討されましたが、灘循環電気軌道の買収などもあり、塚口、西宮北口を経由する現行ルートに落ち着きました。宝塚線同様、軌道法に基づいての敷設でしたが、高規格のため同法の最高速度よりも高い速度での運行が認可され、最終的には110km/hでの軌道法準拠でのスピードアップを行っています。
十三~梅田間は当初、併用軌道の宝塚線に乗り入れていましたが、後に同区間が高架・専用軌道化された際に宝塚線と分離されました。1936年4月1日には高架線で三宮(開設当時、神戸、現在の神戸三宮)に乗り入れ、全線開通となりました。

神戸本線の駅名リスト こちらは十三、夙川(しゅくがわ)が難読かと思います。

2019/10/18 夙川を発車する7000系 普通電車
1968年に神戸高速鉄道が開通した後は山陽鉄道須磨浦公園駅まで直通運転を行っていました。また山陽鉄道の列車は阪急六甲駅まで乗り入れていました。

1981/3 御影駅から六甲駅の電留線(折り返し線)に停車中の山陽電鉄の車両が見えます。
しかし。1998年2月に山陽電鉄が阪神電鉄梅田駅に直通特急を運行するようになり、阪急と山陽電鉄間での相互乗り入れは中止となりました。
1981/3 阪神淡路大震災で倒壊してしまいましたが、神戸三宮駅のアーチ
現在、神戸三宮から先、新開地まで神戸高速鉄道東西線の第二種鉄道事業者として自社線扱いで直通運転が行われています。
大阪~神戸間は阪神、国鉄、阪急の熾烈な競争の世界で、特に国鉄が民営化されJRになってからは地域輸送に力が入り、阪急、阪神ともに乗客減となりましたが、2006年村上ファンドによる阪神株の買い集めから阪急・阪神の経営統合により「阪急阪神ホールディングズ」「阪急阪神東宝グループ」が誕生し、競争から協調への時代となりました。
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