阪急電鉄 路線について その4 伊丹線
阪急電車の路線シリーズ、今回は伊丹線です。
昨日の神戸本線の記事で触れましたが、神戸本線は当初、伊丹市内を通る予定でしたが、小林一三氏の意向で阪神間を短距離で結べる塚口、西宮北口経由となったため、伊丹へは塚口から分岐線で結ぶこととなり、神戸本線と同じ1920年7月16日に塚口~伊丹間(3.1km)が開業しました。
2019/10/18 塚口到着直前の伊丹線車内から 構内は単線に
開業時は単線で、票券閉塞方式でしたが、1943年2月1日、戦時中の輸送力増強のため複線化されました。ただ、塚口駅構内は単線となっています。 2019/10/18 伊丹駅到着直前の車内から 伊丹駅は駅ビルの3階に発着となります。
1995年1月17日の阪神淡路大震災では伊丹駅が倒壊し、全線不通になりました。私もニュースでの映像を憶えています。同年3月に400m南に仮駅を設置し、営業を再開しました。完全復旧となったのは1999年3月6日のことでした。
運行形態は塚口~伊丹折り返しのみで神戸本線との直通運転はありません。昼間は10分間隔、平日朝ラッシュ時は5~7分間隔、平日夕ラッシュ時は7~8分間隔、土休日夜間は12分間隔での運行となっています。
2019/10/18 3000系の最後まで残った2編成が伊丹線で活躍中で、塚口側の先頭車が3054
2019/10/18 新伊丹ですれ違った6008F
車両は
3000系 3054F
6000系 6004F,6008F, 6012F
7000系 7034F+7035F(2連併結) の5本が伊丹線専用編成として投入されています。これらの車両の検査時には5100系5118Fが代走することもあります。
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