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2020年1月31日 (金)

大阪市交通局(大阪市高速電気軌道)66系電車

2019年10月の近鉄、京阪の鉄道イベントにかけて、阪急、阪神、京阪各線を乗り歩き、それぞれの路線で活躍中、あるいは以前に撮影した車両の紹介は昨日の京阪京津線の800系をもって終了しました。今回の旅では阪急千里線に乗り入れる大阪市交通局(大阪市高速電気軌道)の車両や、阪神線に乗り入れる山陽電鉄の車両、さらに近鉄の車両も撮影していますので、そちらもこの機会に紹介しておこうと思います。

まずは大阪市交通局(大阪市高速電気軌道)の66系電車です。

60000-66602-191018
2019/10/18 北千里 第02編成

Dsc03709 66602の内部 更新済み

1969年の堺筋線開業、京阪神急行電鉄京都線・千里線との相互直通運転開始時に投入されたのは60系でした。川崎重工業、日本車輛製造、汽車製造、日立製作所の4社により、5両編成18本が製造されました。アルミ合金製18.9m3扉車体で前面デザインは当時としては非常に斬新で、小田急9000形などにも影響を与えたデザインで、1970年度第10回ローレル賞を鉄道友の会より授与されました。1980年代に入ると阪急の車両の冷房改造が進み、1985年には全車冷房化されたのに対して、大阪市営地下鉄の車両には冷房が無く、乗客から冷房化の要望が寄せられました。それを受け1990年から第01、02、03、11、12編成が冷房改造されました。しかし、冷房装置は搭載されても内装が阪急の車両に比べて見劣りすることなどから、1990年に冷房未搭載の編成の置き換えを進めることになり、製造されたのが66系でした。川崎重工業と近畿車輛が製造を担当しました。

60000-66905-191018
2019/10/18 淡路 天神橋筋6丁目方面から進入 この光景も高架化が完成すれば見られなくなります。

主要諸元

最高運転速度 堺筋線内 70 km/h 阪急線内 110 km/h
起動加速度 2.8 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
編成定員 1,108人
編成重量 225.5 t
全長 18,900 mm
全幅 2,845 mm
全高 4,080 mm
台車 SUミンデン式ボルスタレス台車 SS-120・SS-020
主電動機 かご形三相誘導電動機
主電動機出力 180 kW
駆動方式 WN駆動方式
歯車比 98:17 (5.76)
編成出力 2,880 kW
制御方式 GTOサイリスタ素子VVVFインバータ制御(第1 - 第12編成)
IGBT素子VVVFインバータ制御(第13 - 第17編成および前期型更新車)
制動装置 回生ブレーキ(純電気式)併用電気指令式ブレーキ
保安装置 WS-ATC、阪急型ATS

編成は8両で
←天下茶屋
66600-66000-66100-66700-66800-66300-66200-66900
 Tec1   Ma1     Mb1     Tp'      T'        Mb2    Ma2    Tec2
SIV      VVVF                                             VVVF   SIV
CP         PT                 CP                            PT       CP
BATT                                                                  BATT

01(1990年)~ 05編成(1992年)は6連で製造され、1993年までに66100形と66700形が挿入されました。1993年に06~08編成、1994年に09~12編成が製造され非冷房の60系を置き換えました。2002年に老朽化が進んだ冷房改造の60系を置き換えるため、2003年までに13~17編成が製造され、現在の8連17本体制となり、60系を完全に置き換えました。

60000-66616-191018
2019/10/18 淡路 第18編成 未更新のためスカートがありません。

更新工事は2012年から開始され、以下の変更が行われました。
・スカートの取り付け。
・識別灯・尾灯をLED式への交換。
・行先表示器を30000系と同様のフルカラーLEDに変更(優等種別や嵐山、河原町なども表示可能、2018年度施工車からは側面の行き先表示器 に駅ナンバリング記号も付与された表示に変更)。
・前面のVVVFマークを撤去し、車号表示をVVVFマークのあった場所へ移動。
・30000系や新20系改造車に準じたグラデーションの帯が採用された(カラーリングは茶⇒オレンジ)。
・シート端のポールの2本化、床面配色の変更、バケットシートの採用など、30000系に準じた車内となった。
・VVVFインバータ装置と補助電源装置(SIV)のASSY交換を実施。いずれもIGBT素子を使用したものに
・種別表示設定機器に阪急京都線内の全種別を追加。行先表示設定機器に高槻市から先の長岡天神・桂・河原町・嵐山を追加。
・車内照明のLED化(2014年度以降の施工車)。

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