京阪乗り歩きの旅 2 車両編 3000系 I くずはモール SANZEN-HIROBAに保存
昨日に続いて初代3000系(3000系I)の話題です。
2019/10/20
2013年3月31日、営業運転が終了し、同年4月30日付で車籍が抹消(廃車)された後も暫くの間、寝屋川車庫に留置されていましたが、6月14日、8531(3505)はトレーラーでちょうど建て替えの最中だったくずはモール敷地内に搬入されました。さらにDouble Dekkerの8831は富山地方鉄道に輸送のため7月4日に堺市西区築港新町に陸送されました。
京阪特急のシンボルである鳩マーク、電照式で回送時や急行運用時は車体と同色に塗られた目隠し板を装着して運行されました。
車体番号は8531から3505に戻されています。
台車は京阪において初めて導入されたダイレクトマウント方式の空気ばね台車で電動車は住友金属工業製FS-381、制御車は汽車製造会社KS-132もしくは川崎重工業KS-132A
くずはモール内部に3000系にちなんでSANZEN HIROBAが設けられ、そこに3505が安置、保存されました。実際に電車として動くわけではありませんが、デジタル動態保存として、運転体験ができるシュミレーターが用意されています。3000系のみならず、2600系や8000系のシュミレーターモ用意されています(案内情報)。
京阪最後のテレビカーとなった8531(3505)
テレビも復元されています。
補助いすの出し入れが混雑時や地下線内ではできないように車掌室から遠隔ロックすることが可能でした。
両端駅での座席方向転換作業を簡略化すべく、空気圧駆動による自動転換装置が内蔵されています。この車両は2次車ですが、1次車では583系の窓際座席と同様の壁に凹みを設けたひじ掛けが用意されていました。
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