2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 4 岡山電車区配属 115系の歴史 その2 民営化以降 色物編成
岡山電車区の115系、最後は現在のA編成とD編成、そして地域色が標準色となった中で色物として活躍中の編成です。
2020年時点でのA及びD編成のリストです。
無色のセルは体質改善工事が施行されていない編成で300番台で構成されているD編成と2連のG編成がそれに該当します。黄色のセルの編成は30N体質改善工事施工、緑のセルが40N体質改善工事施工車両です(A10編成のクハ115-1206は30Nです)。また編成番号がピンクの編成が色物編成です。
L16, L17は2015年、2017年に下関総合車両所広島支所から下関総合車両所運用検修センターに転属した4両編成1本(L17編成)と下関総合車両所運用検修センターのR06編成の両先頭車が廃車され残った電動車ユニット2両と下関総合車両所広島支所から下関総合車両所運用検修センターに転属した先頭車2両を組み合わせた4両編成1本(L16編成)が2019年6月5日付で下関総合車両所運用検修センターから転入したもので30N体質改善工事が施行されています。編成中に2000番台を含むことから同じ4連でも区別されているのでしょうか。
2019/8/4 岡山
まずD7編成のSetouchi Trainはテキスタイルデザイナー鈴木マサル氏とJR西日本岡山支社のコラボレーションによるふるさとおこしプロジェクトで瀬戸内海のおだやかな海と多島美の間を走るラッピング列車でせとうちの魅力を伝えるというコンセプトのもと、地域に点在する「いいもの」を紹介し、観光情報など地域に密着した情報発信を行うため2019年3月13日から運行開始しました。同氏と岡山支社によるふるさとおこしプロジェクトは同編成のみならず、JR岡山駅「おみやげ街道」ショッピングバッグ、JR PREMIUM SELECT SETOUCHI プロモーションノベルティー(クリアファイル・キズテープなど)、JR PREMIUM SELECT SETOUCHI「岡山のおいしいおやつ+おつまみシリーズ」パッケージ、観光列車La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)車内販売 「岡山ばら寿司 旅の小箱」風呂敷などがあるそうです。
D11編成のファジアーノ岡山応援RPとは、J2に属する岡山氏、倉敷市、津山市を中心とした岡山県全県をホームタウンとするプロサッカークラブ、ファジアーノ岡山FCを応援する企画で同クラブのマスコットキャラクター「ファジ丸」、JR西日本岡山支社のふるさとおこしプロジェクトのキャラクター「くまなく」と「たびにゃん」が描かれ、2018年10月29日にデビューしました(写真はこちらのサイトに)。
2002/3/29 岡山 湘南色が多く残っていた頃のD26編成
2019/8/4 岡山 D27編成
これ以外に2編成湘南色の編成(D26,D27)があり、これらの編成は地域色にはならず、湘南色のまま残され、2017年の検査時にも湘南色で修復されたそうです。
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B 767-281様こんにちは。暫しご無沙汰致しました。さて中央線流れの300番台未だに活躍しているのは感激です。新製された時、ピカピカの姿でしばし豊田電車区に留め置かれていたのをしゃしに撮っています。1975年新製と記憶しています。整備して使えば長生きするのだなと改めて感心しています。このかんコロナに対する安倍の対応に唖然呆然状態。早くお引き取り願いたい🤲
投稿: 細井忠邦 | 2020年3月 1日 (日) 12時57分
細井忠邦さま、おはようございます。
私も115系の300番台が未だ活躍中というのは今回、改めて驚きました。クモハ115-301や302のように岡山から一旦、網干に転属し、そこで+5500の高速改造を経て、また岡山に戻った車両もおり、さらにMcM'TT'cという岡山ではレアなサハ115-7000というサハ111からの改造車を連結した4連という時代モあったそうですね。
あとどれくらい頑張れるかは分かりませんが、長い活躍を称えたく思います。
安倍の土曜日の記者会見、いつものことですが「スピーチから質疑」まですべて秘書官の書いた原稿を読んでいるもので、何一つ生の声では無いようですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2020年3月 2日 (月) 06時25分