2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 4 岡山電車区配属 115系の歴史 その2 民営化以降 D編成 クモハ115-1600番台
岡山電車区の115系、今回も編成短縮で登場した改造車両の話題です。
2004年、輸送力見直しで4両編成のA編成の一部が3両編成化されることとなり、モハ115形に運転台を設置しました。改造は後藤総合車両所が担当しました。3両化されたためD編成(D28-D31)になりました。
2002年 岡山電車区A編成 黄色で示した編成が3連化されD編成に
モハ115-6553・1059・1063・1111 → クモハ115-1653・1659・1663・1711
2008/12/9 岡山 D-28編成 カフェオレ塗装時代
2013/3/22 三原 D-29編成 地域色
モハ115-6553などの6000番台の編成は網干区時代の1992年3月改正でアーバンネットワーク快速110km/h運転開始に合わせて、ブレーキ距離を確保するため、応荷重装置の取り付け、制輪子・ライニングを高速タイプに取り換え、蛇行動防止のため軸箱を皿バネ付きに交換などの改造(いわゆる高速改造)が施工され、電動車比率が2:1以上の115系編成は電動車のブレーキ力倍増が必要なため、ブレーキ梃子比が2.56から4.19に変更され、原番号に+5500が付与されたもの
2013/3/21 岡山 D-30編成 地域色
2013/3/21 北長瀬 D-31編成 地域色 クモハ115形側
運転台機器は下関で廃車となったクハ115形初期車からの発生品が流用され、ブロックごとにユニット化することでコスト低減が図られました。雪切室が廃止され、主電動機の冷却風取入れ口は運転室の下に設けられました。全車30N体質改善工事が施行され、転換クロスシートに交換されました。
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