阪神本線に乗り入れる山陽電鉄 車両編 6000系
昨日の5000系に続き、1997年に登場したのが5030系でした。
この系列は5000系第5次車をベースに制御装置をVVVFインバーター方式にした車両で、素子はGTOではなくIGBTでした。生憎、まだ写真が無いので、今回は紹介せず、2016年、21世紀初の新型車両として導入された6000系に移ります。
2019/10/19 神戸三宮
これまでに3両編成と4両編成が導入されています。3両編成は2編成併結で6両編成として直通特急運用に入っていますが、編成の併結順序には先頭車の構造上の制約から、奇数番号の編成を姫路方に連結する決まりがあります。
偶数番号編成が Mc1-T-Mc2 奇数番号編成が Mc3-T-Mc4となっており、Mc2とMc3の前面には貫通幌枠と電気連結器が装備されていますが、Mc1とMc4にはそれらはありません。6008編成以降は幌枠の形状が変更となりました。
さらに2019年6月以降、4両編成も導入されており、こちらの大阪方先頭車はMc1,姫路方先頭車はMc4となり、これら先頭車には幌枠は装備されていません。
主要諸元
最高運転速度 110 km/h
設計最高速度 130 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 4.2 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 379名
車両定員 先頭車122名 中間車135名
全長 18,880 mm
全幅 2,790 mm
全高 4,047 mm
車体 アルミニウム合金(efACE)
台車 ボルスタ付軸はり式空気ばね台車 KW-204(M台車)・KW-205(T台車)
主電動機 全閉自冷式かご形三相誘導電動機 MB-5158A
主電動機出力 180 kW
駆動方式 WN平行カルダン駆動方式低騒音形ギアユニット
歯車比 5.47(82/15)
編成出力 1440kW
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 三菱電機製 MAP-184-15V270 三菱製の制御器は初
制動装置 電気指令式電磁直通ブレーキ
保安装置 阪神・山陽・阪急形ATS
形式 3両編成 6000F-6009f
←姫路 定員(座席)
クモハ6100 Mc CP,BATT 122(41)
サハ6300 T SIV 135(49)
クモハ6000 Mc CP,BATT 122(41)
4両編成 6010F-6012F
クモハ6100 Mc CP,BATT 122(41)
サハ6500 T 135(49)
サハ6300 T SIV 135(49)
クモハ6000 Mc CP,BATT 122(41)
パンタグラフは山陽としては初のシングルアーム式KP-86型でサハに2基搭載
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