« 2020年2月 | トップページ | 2020年4月 »

2020年3月31日 (火)

西武多摩湖線に2000N系 4連4扉車 期間限定で運用

2020年2月末の1257Fの廃車で101N系10編成体制が崩れ、4ドア車が西武多摩湖線に投入されることは予想されていましたが、3月30日から4月19日までの間の期間限定、固定運用で4ドア車が運用されるとの正式アナウンスがありました。恐らく、263Fが多摩川線との車両交換等で旅客運用から離れる間の投入を意味しているのかと思います。

Dsc09950
2020/3/30 一橋学園 4ドア車が期間限定で投入されるとのアナウンス

Dsc09951_20200330134501
平日の運転時刻

Dsc09952 休日の運転時刻 連日固定運用で投入されるようです。

Dsc09948
3ドア車の位置表示ステッカー(青枠)黄色い点字ブロックの外側に対して、内側に新たに貼られた緑枠の4ドア位置表示ステッカー
かつて1261Fが土砂崩れ事故に遭遇し、一時的に4ドア車が投入されたときの表示に比べ、今回は本格的なステッカーである点が異なります。

Dsc09946 一橋学園

Dsc09961

萩山

初日の投入編成は 2517Fでした。

Dsc09963
萩山駅2番線ホームの足元表示(西武遊園地~萩山間の折り返し運用用)は拝島線との区別のためか、オレンジ色の表示です。

Dsc09968
萩山 3番線ホーム 電光表示の4ドア車案内

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月30日 (月)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 8 岡山電気軌道 車両編 その1 7900形 8101

岡山電気軌道の7900形、2両目は8101です。1991年に3000形3002(元東武100形105)を廃車、解体し、主電動機、制御器を流用し、アルナ工機で製造されました。冷房装置は富士電機FDA2220-1A(冷凍能力20,000kcal/h)を搭載しました。
岡山電気軌道の付番方式は竣工年が会社の創業(1910年)からの年数を上二桁に使用するルールに従っており、1991年竣工の同車は81**となっています。

8101-190802 2019/8/2 清輝橋

8101-190802-21 2019/8/2 岡山駅前

8101-190802_20200329075101   8101 車内

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月27日 (金)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 8 岡山電気軌道 車両編 その1 7900形7901

岡山電気軌道の路面電車シリーズ、最古参は元東武100形として、日光軌道線向けに1953年に10両が新造された車両達で1968年2月の日光軌道線廃止後、10両全車が岡山電気軌道に譲渡され、岡軌3000形として同社の主力車両として活躍しました。3001は1973年10月に交通事故で廃車となりましたが、残りの9両は1989年まで揃って在籍しました。ただ、非冷房車であったため、夏場の運行に支障をきたし、1989年以降、年1両のペースで電動機・制御器を生かし、岡軌7900形への更新が開始されました。
1989年に7901(3003から)が竣工、1991年には8101(3002から)、1992年には8201(3004から)、1993年に8301(3008から)、1995年に8501(3006から)と5回に渡ってアルナ工機で製造されました。一方、3000形は9200形momoの代替で3009が廃車となり、3005、3007、3010が残りました。3010は2013年に廃車となり、2020年から東武日光駅前に移転保存の予定で、現時点では3005(元110)と3007(元108)が現存し、イベント車として活躍が期待されている状況です。

7901-020329 2002/3/29 岡山駅前付近

7901-190802-3 
2019/8/2 岡山駅前

7901-190802
2019/8/2 清輝橋

7901-190802-2 2019/8/2 東山おかでんミュージアム

一番上と一番下の写真で17年の年月が経っていますが、車体の地色は同じで広告が変わりました。
7901は元東武100形106が岡山電気軌道に譲渡され、1968年5月28日岡軌3003として竣工し、1989年7月10日7901に主電動機東洋電機製造TDK-532-B(端子電圧600V時一時間定格出力45kW/905rpm)を転用し、東洋電機製造DBI-LBK4直接制御器も転用されました。制御器に関しては検査時に西日本鉄道北九州線第2次部分廃止時に廃車となった同社600形からの発生品である日立製作所DR BC-447に変更されました。パンタグラフは3000形のものを引き継いでいます。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月26日 (木)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 8 岡山電気軌道 その概要

再び、2019年8月の旅行の話題に戻ります。今回からは岡山電気軌道です。

両備グループ共通社章
両備グループの社章

この会社は岡山県を中心として、路面電車、和歌山電鐵、バス、フェリー、不動産業などを営む運輸・観光関連企業の両備ホールディングス、情報関連事業、生活関連事業、文化事業、福利・厚生事業を営む両備グループの中核企業となっています。私などは両備と聞くとホームセンターなどで売っている電動工具のメーカー(リョービ:RYOBI)を想像してしまいますが、こちらは広島県府中市に本社を置くダイカストトップメーカーで両備グループとは関係ないようです。


岡山電気軌道の現在の路線 Wikipediaの記事から

軌間は1067mmで、現有路線はH 東山線(岡山駅前~東山・おかでんミュージアム駅)間3.1㎞と S 清輝橋線(岡山駅前~清輝橋)間1.6㎞で日本全国でも最小規模であり、岡山駅構内への乗り入れ、環状化、JR吉備線のライトレール化事業に合わせた相互乗り入れ、岡山大学方面、岡山空港方面延伸、青江周辺までの延伸計画がありますが、資金面の問題などから具体化はしていません。

190802_20200325193601
2019/8/2 JR岡山駅東口から東方向に伸びる桃太郎大通りの中央に位置する岡山駅前電停

190802_20200325194001 清輝橋線の終点 清輝橋電停

190802-2_20200325194101
ディスプレイには直近の電車の発車時刻が表示されています。

Dsc02095
清輝橋線と東山線の分岐する柳川電停


設立は1910年5月21日で、創業時から社名を一度も変えていない会社で間もなく創業110周年を迎えます。路面電車の営業は
1912年5月5日、内山下線「駅前 - 内山下分岐」、内山下支線「内山下分岐 - 後楽園口」間で開始されました。
同年6月1日には内山下線「城下 - 西大寺町」間が開業
1921年7月26日、番町線が開業
1923年7月9日、旭東線「西大寺町 - 東山」間が開業
1928年3月18日、柳川線「柳川 - 大雲寺町」(現在の大雲寺前)間が開業
1946年9月6日、清輝橋線「大雲寺前 - 清輝橋」間が開業。柳川線を清輝橋線と改称
1968年6月1日、番町線「城下 - 番町」間が廃止
2007年8月3日、清輝橋線「大雲寺前 - 清輝橋」間に「東中央町停留所」が開業

Dsc02105 東山線の終点、東山・おかでんミュージアム電停

車庫は東山・おかでんミュージアム駅に隣接されています。

運賃は岡山駅前~郵便局前、若しくは県庁通りまでが100円、それより先は両線の終点まで140円です。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月25日 (水)

高輪ゲートウェイ駅を訪問 3 改札外

高輪ゲートウェイ駅、3回目は改札の外です。

Dsc06881 2020/3/20 開業の際に明朝体フォントでざわついた駅名表示

昨日の記事にもあるように、この駅の改札は構内のデッキレベルとフラットに繋がっています。ここだけ見るとかなりシンプルな印象を受けます。
Dsc06872 山手線内回りと駅西口 まだ工事中といった感じ

Dsc06873 少し右方向を向くと京浜急行の電車も見えます。

Dsc06876
一方、後方、田町方向に向かってみると何やら地下道のようなものが建設中です。

Dsc06877 田町方向

Dsc06878 駅名表示はここにも こちらも明朝体です。

Dsc06884 開業の日、3月14日は凍えるような寒さの土曜日でしたが、この券売機の前には開業日の日付の入った切符を求めて多くの人が並んだようで
す。

Img003
駅スタンプコレクターではありませんが、取ってきました。
Img002
周辺お散歩地図も一部貰ってきました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月24日 (火)

高輪ゲートウェイ駅を訪問 2 デッキ・改札レベル

高輪ゲートウェイ駅の紹介、今回はホームから階段を上がったデッキ・改札レベルです。

Dsc06859 デッキレベルを覆う屋根

Dsc06860
吹きぬか部分から線路、ホームを見下ろす。

階段を上って最初に眼に入って来るのが隈研吾氏の設計した駅全体を覆う屋根です。デッキは2本のホームを繋いでおり、真ん中の吹き抜け部分からホームに進入する列車を眺めることができます。JR西日本の大阪駅のミニチュア版のような感じで、関東ではあまり見たことが無い構造です。

Dsc06862 Information desk 用意されており、

Dsc06861
ウイルス蔓延状態でなければ、受話器を使って情報を入手することも可能なんでしょうが、いつになったらこの受話器が使用可能になるのか?

Dsc06864 駅東側は左手方向に札ノ辻電留線、右手方向に白金電留線があり、直接これらの線路を超えて東側に抜ける通路は無いようです。

Dsc06866 改札口は西側のみです。従来タイプの自動改札機と最新型の自動改札機が設置されていました。

Dsc06867 有人通路もあります。

Dsc06886
田町よりマスコミなどでも話題になった無人コンビニがありますが、オープンは3月23日、月曜日からとのことでした。

Dsc06869
階段を降りると山手線ホームですが、これまで首都圏にはこういった雰囲気の駅は無かったように感じます。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月23日 (月)

高輪ゲートウェイ駅を訪問 1 ホームレベル

2020年3月14日のダイヤ改正で暫定開業した山手・京浜東北線の49年ぶりの新駅、高輪ゲートウェイ駅を3月20日,金曜日に訪問してきました。
Dsc06826
2020/3/14 高輪ゲートウェイ駅 開業のポスター

個人的には田町~品川間(2.2km)の新駅構想はもう20年くらい前から聞いており、毎年正月の新聞などの記事で見た憶えがありました。(仮)駅名も当時は「泉岳寺」といわれていたと記憶しています。

Dsc06840
2020/3/20 駅名標

JR東日本は2014年6月3日に田町駅から1.3km、品川駅から0.9kmの東京総合車両センター田町センター白金電留線の真東に相当する位置に新駅を建設することがアナウンスされ、今回の暫定開業に至りました。駅名は2018年6月に公募され、64,052件、13,228種類の応募があり、1位「高輪」8398件、2位「芝浦」4265件,3位「芝浜」3497件、4位「新品川」「泉岳寺」2422件で同数であったのに、正式に採用された駅名は「高輪ゲートウェイ」となりました。この決定に対しては数多くの反対意見が出され、駅名撤回を求める署名運動も展開されました。JR東日本はこの駅名決定に関して古来より街道が通じる江戸の玄関口、高輪大木戸として賑わいをした地であり、これからも過去と未来、日本と世界、多くの人々を繋ぐ結節点として街が発展することを期待してこの駅名に決定したとコメントしています。尤も,昨今の新型コロナウイルスの蔓延で社会的情勢はそれどころでは無い状況ではありますが。

2017年2月10日、駅の建設が開始され、2018年6月17日には京浜東北線南行き線路が切り替わり、駅予定地付近を通過するようになり、2019年11月16日には駅前後区間で山手線、京浜東北線を運休し、線路切替工事が行われ、山手線内外廻り、京浜東北線北行きが駅構内を通過するようになりました。2020年3月14日、暫定開業となりましたが、開業記念イベントは新型コロナウイルス蔓延のため、見送りとなりました。

Dsc06846
2020/3/20 高輪ゲートウェイ 田町へ向かう京浜東北線北行き

Dsc06844
2020/3/20 高輪ゲートウェイ 田町へ向かう山手線内廻り
 
山手線、京浜東北線は田町~田端間は方向別複々線ですが、高輪ゲートウェイ~田町間で京浜東北線北行きが山手線をオーバクロスするため、高輪ゲートウェイ駅は西側1番線から山手内回り、2番線山手外廻り、3番線京浜東北線北行き、4番線京浜東北線南行きの線路別複々線となっています。

Dsc06850
品川方向 東海道本線、上野東京ラインは上り線がホーム側を通過します。下り線は札の辻電留線の東側を通過しています。

Dsc06849
芝浦方面には札の辻電留線があり、常磐線快速E231系、サンライズ出雲・瀬戸285系、踊り子185系などが留置されています。
駅の真東には白金電留線があります。

Dsc06857
ホームは上の写真の駅構造図のように現在、3本の階段が整備されていますが、最も品川よりの階段は閉鎖状態となっています。2024年の本格開業まで閉鎖されているのでしょうか?
明日の記事では階段を登ったデッキレベルを紹介する予定です。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月20日 (金)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 7 東海道・山陽系貨物 EF210の話題 3 300番台 

EF210の話題、今回は2013年3月16日から就役した300番台です。

Ef67-1-040905

2004/9/5 天神川

この枝番はこれまでの基本番台や100番台とは異なり、瀬野八用補助機関車として1982年EF60形4次5次車の104、129、88号機から改造されたEF67形1~3号機が経年30年を超えたため、これらの置き換え用として製造が開始されたもので、301号機が2012年9月3日に川崎重工業で竣功し、1か月に渡る現車訓練と試運転を経て、広島車両所に配置され、2013年3月16日より、営業運転が開始されました。

Ef210300
EF210-300番台のデータ 電気機関車EX Vol14 EF210の現況から

基本的な構造は100番台と同じですが、勾配後押機関車として運用するため、超高粘度のシリコン油を充填したシリンダーが両エンドの連結器に緩衝装置として組み込まれています。これによって押し上げ時に発生する衝撃を緩和することが期待されています。この装置のため緩衝器が大型化し、車体長が前後で200mmずつ長くなりました。

Ef210301-160903-23 2016/9/3 千里丘

塗装はそれまでの基本番台、100番台とは異なり、写真のように青地に屋根下とサイドに黄色のラインを入れたものとなっており、ラインはルーバーで切れることなく続いています。2019年度までに316号機まで増備されています。

Dsc02661_20200319190801 2019/8/4 岡山

当初、301号機から303号機までの3両は広島車両所に配置され、勾配補機専用の運用を担当していましたが、2013年10月に3機とも吹田機関区に転属となり、吹田~広島間の運用を担当し、さらに2014年3月改正では専用の運用が設定されました。2019年3月の改正では吹田のEF210がA131~A149の運用を担当しているのに対して、300番台はそれとは別のA171~A186運用を担当しています。これらは大阪タ~幡生操間の運用とA177~A181運用が瀬野八補機運用となっており、関東方面へは足を延ばさない設定となっています。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月19日 (木)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 7 東海道・山陽系貨物 EF210の話題 2 100番台 part2

昨日に続き、EF210-100番台の話題です。
ひとつは新塗装の話題、もう一つは100番台の話題ではありませんが、瀬戸大橋線に入り、四国方面に向かう貨物列車の乗務員交代の話題です。

Dsc02758_20200318181801
2019/8/4 岡山 新塗装となった108号機

EF210の増備は今後も300番台で続けられ、全般検査は広島車両所で行われますが、第2、第3全般検査機が同時期に入場すると同車両所の手狭な塗装職場が大混乱に陥ることが予測されるため、塗装工程を3日間に短縮するための外板塗装工程の見直しが検討されました。2017年4月に第2全般検査で入場した105号機から、塗装工程の短縮が検討されましたが、塗装案が決まらず同機はJRFマークを省略しただけで出場となりました。その後、第2全般検査で入場した107、108、106、109、111、そして第3全般検査で入場した14、2号機では黒を省略した青一色塗装が開始され、300番台の帯の位置に白帯を纏う塗装となって出場しました。但し、帯はルーバーの部分は切れる形態となっています。

Dsc02735 2019/8/4 岡山 山陽本線下り1番線を通過して広島方面に向かうEF210-6牽引5061列車 越谷タ発広島タ行き

続いては瀬戸大橋線方面の貨物列車の話題です。
岡山駅の配線図はこちらにあるように、姫路方面から来た列車は上の写真のように新幹線高架下に近い1番線を通過して行きますが、瀬戸大橋線方面に向かう場合は、岡山駅東方のポイントで分岐し、8番線などに入線する必要があります。

Dsc02702_20200318184501
2019/8/4 岡山 8番線に姫路方から入線してきたEF210-126号機牽引の71~3071列車東京ターミナル発新居浜行き
撮影しているのは切り欠き7番線ホーム

乗務員交代は通常の九州方面貨物列車であれば、岡山貨物ターミナルで行われると思いますが、この列車は岡山貨物ターミナルは通らないので、岡山駅構内で行われるようで、

Dsc02698 2019/8/4 岡山 71~3071列車の交代乗務員は出発信号機手前の線路際で列車の到着を待ちます。

Dsc02704 列車の到着後、乗務員が交代し、1分ほど停車した後、出発して行きました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月18日 (水)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 7 東海道・山陽系貨物 EF210の話題 2 100番台 part1

一昨日の記事に続き、「桃太郎」ことEF210の100番台の話題です。
100番台は下の表に示すように
1次車 2000年3月に2両(101,102)、2001年12月から2002年3月までに6両(103-108)
2次車 2002年11月に3両(109-111)、2003年9・10月に2両(112,113)、2004年8月・9月に2両(114,115)、2005年10月に2両(116,117)、2006年1月から3月に8両(118-125)、2006年8月から10月に6両(126-131)、2007年9月から12月に10両(132-141)、2008年6月に1両(142)、10月から2009年1月に13両(143-155)
3次車 2009年10月から2010年1月に9両(156-164)、2010年10月から2011年1月に9両(165-173) と大きく3次にわけて73両が製造されました。

Ef210100emf
表 JR貨物 EF210-100番台 製造・全般検査等のデータ データは電気機関車EX vol14のEF210の現況から

Ef210102-130505-2 2013/5/5 東京ターミナル 公開時の基本番台6号機と102号機の並び 運転台下の桃太郎ロゴの有り無し、黒い部分の塗分けの違いが分かります。

100番台は基本番台ではGTOだったVVVFの素子がIGBTとなり、1台のインバーターで1台のモーターを制御する方式に変更されました。塗装の塗分けもこれらの写真のように変化しました。また搬入口のフィルターも最初から大きなタイプが設置されていました。

Ef210115-050821 2005/8/21 清州 115号機 最初のFPS4時代

Ef210115-100709-2 2010/7/9 PS22D時代

Ef210115-150308 2015/3/8 小山 FPS4に戻った姿

パンタグラフも1次車の108号機までは下枠交差式のPS22Dでしたが、109号機以降はシングルアーム式のFPS4に変更されました。尤も115号機は表にもあるように一時、PS22Dを装備していた時期がありました。

Ef210151-090504

2009/5/4 与野 GPSアンテナのためにモニター屋根が分断されている151号機

Ef210173-110521-2 2011/5/21 173号機ではそういった欠けがありません。

3次車にあたる156号機以降は設計段階から列車位置検知用GPSアンテナ設置が省略されています。そのためモニター屋根の欠けが無くなりました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月17日 (火)

2020年3月ダイヤ改正で西武新宿線に40000系LS version 40152Fが貸し出し

今年1月2日記事で、西武池袋線での40000系Long Seat Version 40151Fの導入の話題がありました。その後、40152Fも2月24日に、池袋線で運用に入っているのを石神井公園駅にて見かけましたが、今朝、小平からつくばへ移動の際に新宿線で乗車した急行に40152Fが入っていて驚きました。

Dsc06833
2020/3/16 高田馬場 乗車した急行を見送り、西武新宿から折り返して来た急行本川越行き

40000系のLong Seat Versionは廃車になった9000系編成の置き換え用として池袋線配置でしたが、3月14日のダイヤ改正から西武新宿線に快速急行が復活したのを記念して、漫画家・イラストレーターのカナヘイさんが描く「カナヘイと小動物」とのコラボ第2弾として「あなたとご縁!~小江戸・川越にピスケ&うさぎが出会った~」仕様の編成を運転することになり、40152Fに白羽の矢があたり、1年間の予定で新宿線に貸し出しとなったようです。

Dsc068342020/3/17 高田馬場
新宿線、拝島線以外にも本来の池袋線系統や地下鉄線直通・みなとみらい線・東急東横線での運用が予定されているようです(詳細はこちらのサイトから)。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

 

2020年3月16日 (月)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 7 東海道・山陽系貨物 EF210の話題 1 試作機901と0番台

2019年8月の旅行、岡山駅での撮影、JR貨物についても触れておきたく思います。

130321-2 2013/3/21 岡山駅 列車案内
岡山駅では旅客用のホームを貨物列車が通過する際に通過ホーム、通過時刻がこのように列車案内板に表示されるのが特徴です。

Ef2109010
EF210  試作機と0番台に関するデータ 電気機関車EX vol14 EF210の現状から

Ef210901-030328-2 2003/3/28 新大阪 試作機 量産化改造前 搬送口にルーバーがなく、黒の塗り分け線のパターンも独特でした。

Ef210901-120317-2 2012/3/17 千里丘 量産化改造で100番台並のルーバーが取り付けられた901号機、下地パテの不良のため、検査で塗装してもすぐに色剥げを起こすのも同機の特徴
量産化改造後も、試作機は信号炎管の位置や誘導員手摺り位置が内側にあることなど形態的特徴を残しています。

EF210の試作機こそ、新製直後は各種試験のため、新鶴見機関区に配属されましたが、約1年半の試験後、岡山機関区に配置となり、量産機の基本番台全機、100番台の13機と合わせ、32機が配置されています。もっとも桃太郎という愛称はこの岡山配置から付けられた愛称ですが、現在は吹田機関区に42両(プラスアルファ)、新鶴見機関区に33両配置されており、岡山機関区の配置が最も少なくなっています。

Ef2101-070407-2 2007/4/7 八丁畷 量産1号機 この時点ではルーバーは登場時のままの小さなタイプ

Ef2101-100709-2 2010/7/9 吹田 撮影記録では2007/8/19の時点で搬出口のフィルターは大形に

EF210は直流平坦線で1300t貨物を牽引する機関車として1996年2月に試作機が三菱電機・川崎重工業で製造され、各種試験の後、1998年11月から量産機基本番台が18両製造されました。これらはGTO素子を用いたVVVFインバータ制御で1台のインバータが2台のモーターを制御する方式です。量産機1~18は1998年7月から11月までの短期間にほぼ1週間に1機のペースで製造されており、2005年から2006年には最初の全般検査、2011年から2014年には2度目の全般検査が行われ、昨年秋から3度目の全般検査を受けた機が出場してきています。まだ、巡り会っていませんが、3度目の全般検査を終えて出場した機は100番台の第2全検出場機のような新塗装で出場しているそうです。
基本番台に関してはGTOをIGBTに換装すること無く3度目の全般検査を終えていることから、3度目の全般検査切れの時期が廃車時期(製造から約25年経過時)と考えられています。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月15日 (日)

2020年3月14日 ダイヤ改正の話題 西武鉄道 10000系NRA ちちぶ・むさしの運行終了、001系Laviewに

WHO(世界保健機関World Health Organization )は 2020年3月11日、新型コロナウイルスの流行はパンデミックと宣言し、アメリカのトランプ大統領は国家非常事態宣言を発しました。ニューヨーク株式市場を始め、世界の主な証券取引場では株価の大暴落が起き、経済も2008年のリーマンショックを越える大危機にあると言われています。日本でも政府による学校の休校要請、イベントの自粛要請などで社会が萎縮した状態となっている昨今です。

国内における感染者数 675人(前日比+55) 死亡者数19人(+4)回復者数135人(+12)
国外        123,732人(+6674)    4,591人(+318)   67,867人(+1,321) 
横浜港クルーズ船   感染者697人 死者7人  
データは国内 3/13 12時時点 厚労省発表 国外 3/12 WHO発表 クルーズ船 3/12 厚労省発表

そんな中、3月14日土曜日、JR各社をはじめ,国内鉄道各社はダイヤ改正を予定通り行いました。
JR東日本関係では
・高輪ゲートウエイ駅の開業、山手線では1971年の西日暮里以来49年ぶりの新駅の開業に
・東日本大震災、東京電力福島第一原発事故で不通となっていた常磐線、富岡―浪江間(20・8キロ)が開通し,9年ぶりの全通
251系SuperView踊り子が引退し、E261系サフィール踊り子がデビュー
JR東海関係では
・新幹線のぞみ12本ダイヤ、700系が引退することで全営業列車の車両が285km/h、2.6km/h/s、車体傾斜装置付きのN700系(N700A)電車に揃えられ可能に
民鉄関係では
・近鉄の名阪特急に80000系ひのとり」がデビュー、鮮魚列車が引退
・西武池袋線・秩父線からNRA10000系が引退し、001系Laviewに  などが気になるところでしょうか。

まだ、新ダイヤでデビューした車両等の撮影は行っていませんが、西武のNRA10000系のラストランHM付きの姿は先日,撮影していますのでそれを今回は紹介します。

Last Run HMが付いたNRA10000系は10110Fで2月29日、土曜日の運用は
650西武秩父→ちちぶ68号→809池袋830→ちちぶ7号→952西武秩父1025→ちちぶ22号→1144池袋1230→ちちぶ15号→1348西武秩父1425→ちちぶ30号→1544池袋1600→むさし23号→1639飯能1735→むさし38号→1818池袋 でした。

紫色のちちぶ30号とむさし23号を狙うことにしました。

10000-10710-last-run-200229
10000-10110-last-run-200229 2020/2/29 西所沢
まずは西所沢駅を通過するちちぶ30号 通過時刻は定刻の15:19でした。
この後、西所沢駅から線路に沿って約15分、所沢方面に歩き、新宿線をオーバクロスする手前の踏切に


10000-10110-last-run-200229_20200314200901

10000-10710-last-run-200229_20200314200901
むさし23号で飯能に向かう10110F

3月14日以降、ちちぶ、むさしの定期特急は001系Laviewに置き換えられましたが、西武ドームで野球等が開催される際に池袋~西武球場前間で運転される臨時特急にはNRA10000系が使用されるので、池袋線を走る姿はまだ見ることが出来るようです。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月14日 (土)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 8600系

JR四国では岡山・高松~松山間が完全に電化された後も、2000系気動車が「しおかぜ」や「いしづち」に投入されていました。これを解消するために8000系以来、21年ぶりに新製された特急電車が8600系です。開発には鉄道建設・運輸施設整備支援機構の特例業務勘定の利益余剰金を利用した費用支援が行われ、量産先行車の導入に10億円が投入されました。8000系電車導入時の「瀬戸の疾風」を踏襲し、「SETOUCHI STREAM EXPRESS」がキャッチコピーとなりました。車体傾斜制御装置を2000系や8000系同様に搭載していますが、メカニズムは台車枠と車体間の左右の空気バネの内圧を制御し、車体を傾斜させる空気ばね式車体傾斜方式とし、台車構造を簡素化し、省メンテナンスを実現しました。2014年から川崎重工業で製造され、2014年6月23日から運用されています。

Dsc02786

Dsc02787 2019/8/4 岡山 E12編成の8602は量産先行車 ブラックフェイスは蒸気機関車を模して、力強さ・ダイナミズムを表現したとのことです。

主要諸元
最高運転速度 130 km/h
設計最高速度 140 km/h
起動加速度 2.0 km/h/s
減速度(常用) 5.2 km/h/s
編成定員 3両編成:153名 2両編成:101名
編成重量 3両編成:113.0t 2両編成:80.5t (いずれも空車)
全長 20,800 mm
全幅 2,840 mm
全高 3,560 mm
床面高さ 1,105 mm
車体 軽量ステンレス(efACE)
台車 空気ばね式車体傾斜制御付き軸はり式軽量ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)S-DT66・S-TR66
主電動機 全閉外扇式三相交流誘導電動機
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
編成出力 220 kW ×4 = 880 kW
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制動装置 回生・発電ブレーキ併用電気指令式ブレーキ 抑速ブレーキ 直通予備ブレーキ
保安装置 ATS-SSⅡ

Dsc02796
松山方は3両編成のE2

20198600
8600系の編成表

8000系は5両編成の基本編成と3両編成の付属編成の分割併合方式ですが、8600系では全ての車両が貫通タイプとなっており、Mc-Tcの2両ユニットの中間にTを挟み、2両と3両を組み合わせる方式としました。
8600形(Mc) 岡山・高松方 制御電動車 全席普通席 定員56名 自販機・洋式便所・男性便所
8700形(Tsc) 3両編成の松山方 制御車 グリーン(12名)・普通(17名)客室合造車 パンタ 男性便所・車椅子対応多機能便所・洗面台・ユーティティスペース・多目的室
8750形(Tc) 2両編成の松山方 制御車 全席普通席 定員45名 パンタ 男性便所・車椅子対応多機能便所・洗面台
8800形(T) 中間車 全席普通席 定員68名

Dsc02794
車体色のオレンジとグリーンは「瀬戸内の温暖な風土」と「穏やかで美しい四国の自然」、「愛媛」と「香川」をイメージしています。


Dsc02795
ドアは8000系のプラグドアとは違い、一般的な引き戸です。パンタはTcとTscの後位に搭載され、取付部の屋根は予讃線の狭小トンネルに対応するため通常部の3,560mmから255mm低くした3,305mmとなっています。JR四国では初となるシングルアーム式パンタグラフです。車体傾斜により架線から離線したり、狭小トンネルで建築限界へ支障することを防ぐため、車体側部を通して集電装置取り付け台と台車の間をワイヤーで連結し、集電装置の左右の動きを拘束、その取り付け台が屋根上の枕木方向に設置されたガイドレール上を移動することで、常に集電装置の位置を軌道中心とする架線追従装置を装備しています。

量産先行車の走行試験時に曲線連続区間で元空気ダメの空気圧が異常に低下する事態が発生したため、傾斜を行う曲線、制御を行う区間の見直し、空気タンクの容量を330リッターから710リッターへ、台車補助空気室の容量を45リッターから35リッターへといった改良・改修が量産車、量産先行車においてなされました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月13日 (金)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 8000系

JR四国8000系1992年3月の予讃線観音寺~新居浜間の電化完成で試作車(8001+8101+8201)が登場、同年8月に臨時特急「しおかぜ」(岡山~新居浜)、臨時特急「いしづち」(高松~新居浜)として営業運転を開始しました。1993年3月18日の改正で新居浜~伊予北条間が電化され、高松から伊予市までの電化が完成し、高松~松山間が高速化され、量産車が登場しました。製造は日本車輛製造と日立製作所笠戸事業所が担当し、量産車は1998年までに45両製造されました。量産車の登場で試作車8001はL1編成に、8101+8201は向きが方向転換され、S1編成に組み込まれました。

8000-020329
2002/3/29 岡山 「しおかぜ」5+3の8両編成 先頭は8000形量産タイプ 振り子制御装置やSIVを搭載しているため、クロハでありながらパンタがあります。

8000-020329-3
2002/3/29 8400形貫通タイプの先頭車

主要諸元
最高運転速度 130 km/h
設計最高速度 試作車:160 km/h 量産車:140 km/h
編成定員 L編成 : 18(グ)+263(普)=281人 S編成 : 168人(普)(リニューアル前は172人(普))
編成重量 L編成 : 183.2t S編成 : 109.2t
試作車 : 109.6t
全長 8000形・8500形 : 22,600 mm その他 : 21,300 mm
全幅 2,820 mm
全高 3,360 mm
車体 ステンレス
台車 制御付自然振子装置組込コイルばね+円錐積層ゴム式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)
試作車 : S-DT59・S-TR59 量産車 : S-DT60・S-TR60
主電動機 三相交流誘導電動機
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
編成出力 L編成 : 200kW×8=1,600kW S編成 : 200kW×4=800kW 試作車 : 150kW×8=1,200kW
制御方式 GTO素子によるVVVFインバータ制御 試作車は1C8M、量産車は1C1M
制動装置 発電ブレーキ 電気指令式ブレーキ 直通ブレーキ 抑速ブレーキ
保安装置 ATS-SS

・2000系気動車と同じ制御付き自然振り子方式
・パンタグラフが離線するのを防ぐため、車体側部を通して台車とパンタグラフ台座の間をワイヤーで結び、常にパンタグラフが真上を向く架線追従装置が装備されました。
・空調装置の熱交換器は重心を下げるため床下に搭載されました。
・試作車では設計最高速度を160km/hとしたためレールブレーキを採用しましたが、量産車ではレールブレーキは採用されず、試作車のレールブレーキも営業運転までに撤去されました。

19938000_20200312191001
 
1993年当時の8000系編成

1993年の登場時は半室グリーン車が1号車の5両編成5本と4両編成1本(ともにL編成)に、付属編成となる3両編成(S編成)5本で、5両、4両+3両、5両+3両と編成はバラエティに富んだ構成でした(黄色が試作車)。

19988000_20200312193501
 
1997年11月29日のダイヤ改正で多客時を除く、昼間の電車特急は多度津駅で「しおかぜ」「いしづち」の分割併合作業が行われることになり、L2編成に挿入する8300形8309と3両編成1本S6編成が新製されました。1998年3月14日のダイヤ改正から岡山方面の所要時間短縮のため宇多津駅構内のデルタ戦で編成の方向転換が行われ、半室グリーン車(8000形)が8号車となりました。

20148000

2014年3月14日のダイヤ改正から2000系気動車とグリーン車の位置を同じ場所に統一することから再度方向転換が行われました。S1編成は2018年3月31日付で廃車されました。
  8000 8100 8150 8300 8400+8200 8300 8500
 Thsc    M2      M1      T        Tc2     Mc        T        Tc1

8000形と8500形が流線形先頭車で8400形と8200形が貫通タイプの先頭車となっています。試作車と量産車では流線形の非貫通タイプの場合、フロントガラスのサイズに違いがあり、量産車は車体にワイパーの取り付け軸が付いているのに対して、試作車(8001)はガラスを貫通して軸が取り付けられています。さらに連結器カバーが試作車では運転台からの操作で開く方式となっているため、カバー縦筋が入っています。

8000-081209 2008/12/9 岡山 手前の8000形は試作車8001

リニューアル工事は2004年10月から実施され、2006年11月に全編成で終了しました。グリーン車・普通車指定席のみで施工され、「S-Seat」と呼ばれるより上質な難燃木材製座席への取替え、パソコンテーブルや車両の最前部のみであるがコンセントの設置、S編成は全車両禁煙化により喫煙室を1箇所設置(2011年3月廃止)等でした。車体のドア周りの塗装を普通車指定席はオレンジ、グリーン車は赤のグラデーションとなりました。リニューアル工事を施工した編成は、2005年度の財団法人日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞を受賞しました。 

Dsc02696 2019/8/4 岡山 二度目の方向転換で貫通型先頭車が大阪向きとなっている現在の姿

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月12日 (木)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 2000系特急 量産車

JR四国の2000系、今回は量産車です。

2000-2102-130321

2013/3/21 岡山 量産車のトップナンバー 「南風」

2000-2104-021221
2002/12/21 岡山 2000年の登場した「アンパンマン列車」1号(ブルー)編成 2007・2203・2212・2104

2000-2104-130320-2 2013/3/20 2104が白に 5代オレンジ?

2000-2008-020329
2002/3/29 岡山 2008は2005年3月2日、土佐くろしお鉄道宿毛駅構内で発生した列車衝突事故で2218とともに大破し、2両とも3月31日付で罹災廃車となりました。
2000-2130-020329 この編成のピンクの3両は2001年に登場した土讃線「アンパンマン列車」2号(2030・2230・2231・2130)の4両(いずれも土佐くろしお鉄道所有車)のうち、2030が2008に置き換えられたものです。


試作車TSEの性能試験を経て、量産にGoサインが出され、1990年から富士重工業で量産されました。JR四国と土佐くろしお鉄道が所有することになり、1992年までに61両が製造されました。

主要諸元
最高運転速度 120 km/h
車両定員 34名(2000形)52名(2100形・2150形)68名(2200形)
自重 39.7 t(2000形)39.5 t(2100形)39.6 t(2150形)37.0 t(2200形)
台車 S-DT56形(台車枠はプレス構造)S-DT69形(リニューアル車、一部)
機関 SA6D-125H形
機関出力 330 PS/2,000 rpm×2基 / 両
変速機 TACN22-1601形
変速段 変速1段・直結2段
制動装置 踏面両抱式(増粘着式合成制輪子)

2000-2113-020329_20200311222301

 2002/3/29 岡山 「しおかぜ」に投入されていた頃

TSEとの違いは、幕式の列車愛称表示装置が先頭車に設置されたこと、前照灯が4灯式になったこと、前面をブラックフェイス化したことで遠方視認性が低下することから前面に警戒色の黄橙の帯が入ったこと、座席の形態が変化したこと、前後間隔もG車で拡大したことなどでした。土佐くろしお鉄道所有車は2030、2130、2230、2231の4両で高知運転所に配置されました。

1990年7月時点ではキハ185系のダイヤで「南風」「しまんと」の運用に入り、同年11月21日のダイヤ改正後、2000系のダイヤで「しおかぜ」「南風」を置き換えてゆきました。

2000形(2002-2011、2030)下り方、非貫通先頭車 グリーン・普通合造車 定員はグリーン席18名、普通席16名 振り子制御装置搭載 トイレ・洗面所、当初、車販準備室が設置されましたが後年、撤去

2100形(2102-2123、2130)上り方、貫通先頭車 定員52名 トイレ・洗面所

2150形(2151-2157)下り方、貫通先頭車 定員52名 グリーン車非連結の運用に対応するため、振り子制御装置搭載 トイレ・洗面所

2200形(2202-2210、2231) 運転台なし普通車 定員68名 

2000系のスピードアップ版として高徳線特急「うずしお」用に最高速度130km/h運転を可能としたバージョンN2000系1995年から1998年にかけ、富士重工業で16両製造されました。今回は岡山がテーマなので紹介はしませんが、過去の四国の旅で遭遇しています。

2000系は上述のように2005年3月2日の土佐くろしお鉄道宿毛駅構内での列車衝突事故で、2208と2218の2両が廃車され、さらに2108、2202、2203、2207の4両が既に余剰廃車されています。
また写真にあるように土讃線(高知運転所所属)、予讃線(松山運転所所属)においてアンパンマン列車やアンパンマンに登場する各種キャラクターを描いた列車が運転されており、定期的に絵柄が代わっているようです。

登場から20年が経過した2010年以降、リニューアルが2000系、N2000系の先頭車両について室内設備を中心に行われています。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月11日 (水)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 2000系特急 試作車TSE

1987年4月、国鉄が分割民営化され、各鉄道会社は独自に登場させた系列に固有の系列番号を与えるようになり、JR東日本はEastEを頭に付けた系列としました。一方、JR四国は最初に登場した気動車の系列に対して国鉄時代のようにキハを付けず、西暦2000年を前に登場する系列ということから、2000系としました。以後、この方式は同社から登場する新系列には続いています。

国鉄末期の1980年代中盤、日本全国における高速道路網の整備は急速に進み、四国島内においても同様に進められ、高速道路を利用した高速バス路線、トラック輸送が飛躍的に増大しました。国鉄はこれを脅威に感じ、キハ185系を投入しましたが、民営化後のJR四国では鉄道総合技術研究所と共同で四国山地を縦断する土讃線向けに急勾配、急カーブを高速で走破可能な気動車の開発を進めました。

2001-tse-141221
2014/12/21 宇和島 2000系試作車TSE 2001

気動車の場合、自然振り子方式はエンジンからプロペラシャフト、台車への動力伝達の際に生じる回転力が自然振り子方式に悪い影響を与えると考えられていましたが、1両に2基エンジンを搭載し、エンジンの回転方向を逆向きにすることで反作用を打ち消し、自然振り子に対する悪影響を消去することが可能であることが分かりました。さらに、自然振り子方式は傾斜タイミングの遅れによる乗り心地の問題を改善するため走行線区のカ線形データをコンピュータに記憶させておき、カーブの手前で油圧装置により車体を傾斜・復元させる制御付振り子方式としました。これにより、半径600mのカーブを車体最大傾斜角5°として、120km/hでの運転が可能となりました。

主要諸元
最高運転速度 120 km/h
車両定員 46名→48名(2000形)43名[注 7]→48名(2100形)54名→56名(2200形)
自重 38.9 t(2000形)39.6 t(2100形)37.0 t(2200形)
台車 S-DT56形(台車枠は溶接構造)
機関 SA6D-125H形
機関出力 330 PS/2,000 rpm×2基 / 両
変速機 TACN22-1601形
変速段 変速1段・直結2段
制動装置 踏面両抱式(特殊鋳鉄制輪子)

2101-tse-141221-2
2014/12/21 八幡浜 2000系試作車 TSE 2101側

1989年にまず試作車3両が富士重工業にて製作されました。Train Shikoku Experimentalを略してTSEの愛称が与えられました。1990年に第30回鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。TSEは2000形(2001)+2200形(2201)+2100形(2101)の3両からなり、すべて普通車で2001に振り子制御装置、行先表示器、トイレ・洗面所、2201に業務用室、車販準備室、車掌室、電話室、2101に行先表示器、トイレ・洗面所が設置されました。定員はそれぞれ46名(のちに48名)、56名、48名でした。連結器は登場時は密着自動連結器でしたが、量産化改造で両先頭車の運転台側は密着連結器に、最後に全連結器が密着連結器に交換されました。

新製配置は高松運転所で特急「南風」、「しまんと」の臨時列車で運用が開始、1990年には方向転換、量産化改造を受け松山運転所に転出、岡山~松山間の「しおかぜ」増結車両として使用されました。1993年には予讃線伊予市までの電化と高松~松山間高速化で8000系が「しおかぜ」で運用されるようになり、方向転換後、再度、高松運転所に配置、「あしずり」「しまんと」などの運用に入りました。2003年、再度、松山運転所に転属し、「宇和海」、「いしづち」などで運用され、2018年3月17日に定期運行を終了、2019年3月31日付で廃車されました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月10日 (火)

西武101N系 1257Fの廃車

2020年2月28日、全車電動車で牽引車兼用である263Fを含めて10編成体制だった101N系10編成、ワンマン対応編成グループの一角で最後まで白電で残っていた1257Fが南入曽車両基地から横瀬車両基地へ旅立ちました。

101n-1258-190203 2019/2/3 一橋学園~青梅街道間

同編成は1980年7月13日、所沢車輛工場にて101系11次車(最終グループ)として竣工、当初は西武池袋線・西武秩父線で活躍、しかし1981年以降、新宿線で活躍する701系・401系等冷房改造車グループの併結可能な様に1253~1261Fらの編成と同様に抑速ブレーキ無効化、戸閉め装置その他の電気回路の一部を変更などの改造を受け、新宿線に転属しました。

101n-810805-3
1981/8/5 新大久保 701系冷改車グループとの併結改造を受け、新宿線に転属し、活躍中の姿 電連カバーが黄色が目印

これら5編成のうち、1253Fは1988年2000N系が新宿線に配置された時点で池袋線運用復帰しましたが、1255F以降は引き続き新宿線で活躍を続けました。。1997年に701系冷改車グループが完全に淘汰された後は抑速ブレーキ無効化は解除されました。

101n-1258-191115-2 2019/11/15 萩山

1998年11月から多摩湖線の国分寺~萩山間でワンマン運転が開始されるのに伴い、1999年12月14日にワンマン対応工事が施工されました。その内容はワイパー動力を空気圧式から電動式に変更、電気連結器を撤去、戸閉予告放送装置の設置、自動放送装置の設置、マスコンハンドルをデッドマン装置付に変更、種別幕のコマに「ワンマン」を追加、運用関連区間のみの内容とした方向幕の取り換えでした。

経年によるリニューアル、車両修繕工事は2005年9月16日に施工されており、その内容は前面スカートの設置、前面種別表示器の廃止、前面行先表示器の小型化および自動式化、側面行先表示器の設置、CPを20000系と同じ箱内収納型のスクロール式のものに交換、MGを東芝製のSIVに交換、抵抗器をすべて新品に交換、冷房装置冷媒を代替フロンのものに交換、パンタグラフをシングルアーム式へ交換、消火器を車外床下から車内妻面に移動、座席モケットのバケットシート化と座席色を一般席は青系、に優先席は紫系に変更、優先席付近つり革の低位置化、スタンションポールの設置、化粧板を白色系に変更、上記に伴い乗務員室仕切りの窓に設置されている遮光幕を同模様のものに交換、新型車内非常通報装置の設置、冷房吹き出し口の交換、ロールカーテンの交換、床材の交換、ドア上にLED式案内表示器を千鳥配置で設置、ドアチャイムの設置、ドア開閉予告ランプの取り付け、車体番号表記のプレート化、自動放送装置の音声を変更、両先頭車に車いすスペースの設置と付近に手すりと常通話装置の設置と付近窓の固定化、視覚障害者にドア位置を知らせるためのチャイムの取付と多岐にわたるものでした。

101n-4-1257-190504_20200309135901 2019/5/4 小川 西武園線運用のため、小川から国分寺線を北上し、東村山に向かう1257F

101N系としてワンマン対応化された編成は1241、1245、1247、1249、1251、1253、1257、1259、1261と2792連と12554連のモハから組成した263Fの10編成となり、3か月ごとに年4回、多摩湖線と多摩川線の間で車両交換が行われますが、1257Fと1261Fはこれまで多摩川線に転出することなく、多摩湖線あるいは西武園線で運用をこなしてきました。

101n-4-1258-190428-3
2019/4/28 高架化工事たけなわの東村山駅に発着する1257F

塗色に関しても1257Fが白一色になったのは2011年12月でした。その後、他の4連が伊豆箱根色、赤電色、イエローベージュ色、近江鉄道色などに塗装が変更される中、最後まで白一色で残されたのが1257Fでした。

101n-1258-191115 2019/11/15 デジタル無線化されずに残された列車情報表示装置

そして、1245Fを皮切りに列車無線関連機器のデジタル化が行われ、機器が多くの編成で更新される中、機器更新を受けずに残っていたのは1257Fと1261Fの2編成でした。

101n-1257-200207
2020/2/7 一橋学園 現役時代の1257Fを撮影した最後のショット
私の場合、多摩湖線も101N系の姿を見るのは金曜日につくばから戻り、月曜の朝、つくばに向かうまでの間でしたが、ずっと多摩湖線で活躍する1257Fの姿を見ながらここ数か月はなにか運用に入っていたかと思うと暫く姿が見えなかったり、入場しているのかと思うと走っていたりと不安定さを感じてはいましたが、今回の廃車回送のニュースを知って正直驚いているところです。

果たして今後、101N系の体制はどうなって行くのか、9000系から9108Fのように4連化された編成が登場しているのはどういう意味があるのかなどと考えている今日この頃です。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月 9日 (月)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 キハ185系特急

四国内の国鉄路線を引き継ぐJR四国は他のJR各社に較べ経営体力が弱いことが予想されたため、1986年11月1日の国鉄最後のダイヤ改正に向けて四国地区に投入されたのがキハ185系でした。投入の意味合いは四国には1972年から投入されていたキハ181系の代替車では無く、老朽化した急行用キハ58系、キハ65形の置き換え、されにこれらの形式が使用されていた急行の特急格上げと経営基盤の安定化でした。

185-871013-30-edit

1987/10/13 高松 高松駅に到着する185系特急「しおかぜ」 登場時の国鉄カラーである地色を無塗装、ライトケース周辺は緑、運転室窓周辺は黒に近いダークグリーン、客窓周りおよび客用扉の窓の間を黒塗装とし、側面には緑色の帯テープ巻いたもの。

1986年から1988年にかけ、日本車輌製造、新潟鐵工所、富士重工業にて52両が製造されました。

国鉄 キハ185 1~18 1001~1012 キロハ186 1~8
JR四国 キハ185 19~26 1013~1018

形式は運転台付き普通車キハ185形Mc(キハ185形1000番台M'c)(定員/基本番台60名/1000番台64名)と運転台なしグリーン・普通合造車のキロハ186形(Mhs)(定員グリーン24名、普通32名)の2形式のみで普通車の中間車は存在せず、短編成での小単位輸送に適した構成で、徹底したコストダウンが図られていました。

185-871013-10-edit
一方、こちらはJR四国のコーポレイトカラー

主要諸元
最高速度 110 km/h
車両定員 60名(キハ185形0番台)
自重 39.0 t(キハ185形0番台)
全長 21,300 mm
全幅 2,903 mm
全高 3,845 mm
車体 ステンレス
台車 円錐積層ゴム式ボルスタレス台車
DT55(動力台車)・TR240(付随台車)キハ183-500と205系で採用されたDT50を基本としたもの
動力伝達方式 液体式
機関 DMF13HS キハ38形に搭載されたものと同一
機関出力 250 ps × 2(キハ185形)キロハ186形は1基
変速機 TC2A/DF115A
変速段 変速1段・直結1段
制動装置 電磁自動空気ブレーキ(CLE)
保安装置 ATS-SS(JR四国) ATS-SK、ATS-Dk(JR九州)

従来の長大編成を前提とした特急車両とは違い、短編成を前提としたため、冷暖房における電源供給体制なども一般型気動車に近い機器構成となり、キハ185形では走行用エンジンで、キロハ186形では専用小型エンジンでバス用既製品の冷房装置を直接駆動する構成(機関直結式)となりました。国鉄時代に製造された車両においては製造コストの削減のため、変速機、運転台機器などは在来型気動車の廃車発生品を整備・手直しして流用しました。

岡山発着の特急「しおかぜ」としては1988年4月10日の瀬戸大橋線全面開業から、1991年頃まで、「南風」としては1991年11月21日まで使用されました。

JR四国では1990年代に入ると島内で急速に整備された高速道路への対抗策として、より高速運転が可能な振り子式気動車2000系の開発と増備が進められ、2000系が登場すると185系は余剰気味となり、老朽化・陳腐化していた急行用気動車の置き換えを検討していたJR九州との間で利害が一致し、20両がJR九州へ売却されました。
1992年2月12日付けJR四国車両抹消→1992年7月15日JR九州登録

  • キハ185-1 - 8・10・15・16・1001・1004・1008・1011・1012
  • キロハ186-3・5 - 7(譲受後全車キハ186形に改造)

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月 8日 (日)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 キハ181系特急「南風」

昨日の「しおかぜ」に続き、現在は岡山~高知~中村間の特急「南風」です。

181-871013-12-edit_20200307114701

1987/10/13 高松宇高連絡線接続、地平ホーム時代の高松駅で発車を待つ特急「南風」

1972年3月の登場時は宇高連絡船を介して、同時に20系ブルートレインに昇格した東京~宇野間の寝台特急「瀬戸」と接続するダイヤが組まれていました。

東京1925ー「瀬戸」15レー宇野612/630ー7便ー高松730/816ー「南風」11Dー中村1241
中村1455ー「南風」16Dー高松1925/1948ー34便ー宇野2055/2105ー「瀬戸」16レー東京725   1974年12月の時刻表データ

宇高連絡線7便には「しおかぜ1号」1D 750高松発、34便には「しおかぜ3号」1933高松着も接続していました。

181-871013-20-edit_20200307114901
JR四国 コーポレートカラーのキハ181が連結された5両編成

1975年3月の新幹線博多開業では急行「土佐」「あしずり」が「南風」となり、3往復となりました。1986年11月1日のダイヤ改正でキハ185系が投入され、「あしずり」1往復が「南風」になり、4往復となりました。
1988年4月には岡山発着となり、エル特急に指定、高松発着列車は「しまんと」と改称され、岡山発着の「南風」は3往復に、1989年には2000系試作車TSEがデビュー、キハ181系の使用は1990年11月20日で終了となりました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月 7日 (土)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 キハ181系特急「しおかぜ」

1988年4月10日、瀬戸大橋線(正式な路線名ではなく愛称で、宇野線<岡山~茶屋町>、本四備讃線<茶屋町~児島~宇多津>、予讃線<宇多津~高松>の総称)が全面開業し、岡山までJR四国の車両が乗り入れる様になりました。今回からは岡山駅に乗り入れたJR四国の車両について見て行こうと思います(既にマリンライナー5000系は登場済みですが)。

瀬戸大橋区間の走行に関しては保安上の理由から下窓上昇式窓の車両や、非常事態を考慮してトイレの設置されていない車両は営業運転できないというルールがあります(例外としてJR四国の一段上昇式窓のキハ58系の一部に乗り入れ対応車が存在しました)。このため、JR西日本の115系は下段固定窓の車両のみ、117系は100番台車のみ、165系、167系も下段固定窓改造車のみが乗り入れていました。JR四国でも121系は乗り入れできず、乗り入れ用に6000系を導入せざるを得なかった様です。

181-871013-20-edit
1987/10/13 高松 岡山で撮影した写真ではありませんが、宇高連絡線があった頃の高松駅での181系「しおかぜ」

まずは先日から数回登場しているキハ181系です。キハ181系のデビューは1968年10月1日の通称「ヨンサントウ」改正での中央西線特急「しなの」でした。四国への181系の配置は1972年3月15日山陽新幹線岡山開業を中心としたダイヤ改正で四国初の特急「しおかぜ」3往復(高松~宇和島2往復、高松~松山1往復)、特急「南風」1往復が新設され、これに伴いキハ181系の1971年度最終新製車26両が高松運転所へ配置されました。

181

キロ180ー100番台は定員は0番台と同じ48名、四国特急では食堂車を連結しないため、0番台の洋式便所・洗面所スペースを車販準備室としたバージョン)

1975年3月には「しなの」の全面電車化で名古屋第一機関区から8両が転入、11月には「つばさ」の電車化で尾久客車区から8両が転入し、キロ基本番台はそれぞれ100番台に準拠して改造され、キロ180-150番台となりました。
キロ180-1・7 → キロ180-151・152
1975年に南風2往復が増発され、1977年にはしおかぜが1往復(高松~宇和島)増発されました。1986年には内山線(予讃本線の向井原駅 - 内子駅経由 - 伊予大洲駅間短絡ルート)が全通したのに伴い、所要時間が10分短縮されました。

181-871013-11-edit
この頃にはJR四国のコーポレイトカラーになった車両も登場して来ていました。

車両では車掌室付きキハ180形(特急「おき」3往復中、一往復がモノクラスで運用されていた際に改造:キハ180-10・14・17・18・23・24)の2両(23・24)が転入し、同年11月1日の国鉄最後のダイヤ改正ではこれら車掌室付きキハは増発・編成短縮化に伴うキロ不足に対応するためグリーン車化改造がなされ、キロ180-200番台となりました。キハ180-23・24 → キロ180-201・202
同改正ではキハ185系もデビューしていますが、キロ180形も乗車率の低いグリーン車を半室にすることにし、1987年以降、定員グリーン室24名、普通室18名のキロハ180形が誕生しました。キロ180-101 - 104・151・152・201・202→キロハ180-1 - 8
しおかぜは一挙に9往復増発され13往復(高松~宇和島間は5往復)になりました。

民営化直前の1987年3月23日、高松~松山間は電化・線形の改良等で最高速度が110km/hに引き上げられ高速化されました。

181-871013-12-edit 先頭はキハ181-1でした。

民営化後のJR四国では短編成化に対応して不足する先頭車(キハ181)をキハ180形から改造し、キハ181-100番台としました。国鉄時代に「おき」用に改造された3両に続き、キハ181-104・105が登場しました。キハ180-7・69・70・68・73 → キハ181-101 - 105
内装的には国鉄末期に回転クロスシートをキハ185系に準じた背面テーブル付きリクライニングシートに交換し、車内の床敷物、側面化粧板、仕切扉の交換、巻上げカーテンの交換などのアコモデーション改良がなされました。

1988年4月10日、本四備讃線の開業で「しおかぜ」は岡山発着となり、5往復(岡山~宇和島間は下り1/上り2)、高松発着は「いしづち」9往復(高松~宇和島間は下り3/上り2)となりました。1989年3月、瀬戸大橋線沿線住民の騒音訴訟から一部区間で原則運転が開始され、後継車両の2000系TSEが登場、1990年11月21日のダイヤ改正では181系による「しおかぜ」は2往復にまで減少、この後のダイヤ改正で181系のしおかぜは消滅したと思われます。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月 6日 (金)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 5 岡山駅を発着する特急車両 キハ181系臨時特急「武蔵」

今回は過去に岡山駅で撮影した列車の話題です。

18122-021221-2 2002/12/21 岡山 事前に何の情報もなく、ただ偶然に岡山駅で見かけて写真を撮ったものでした。

むさし」といえばNRA10000系やLAVIEW001系で運転される池袋~飯能間の西武特急を思い出しますが、今回はキハ181系特急です。

2003年、NHKの大河ドラマでは
第42作 武蔵MUSASHI

原作:吉川英治脚本:鎌田敏夫音楽:エンニオ・モリコーネ

主な出演者:市川新之助 堤真一 米倉涼子 松岡昌宏 渡瀬恒彦 ほか  が放映されました(私は観てませんが)。

宮本武蔵の生誕地は岡山県英田(あいだ)郡大原町とされ、2005年3月31日に大原町は勝田町、美作町、作東町、英田町、東栗倉村と合併し、美作市の一部となりましたが、当時の大原町が大河ドラマ放映を機に地元PRの一環としてJR西日本とタイアップして、観光客誘致のために運転したのが特急「武蔵」でした。運転日は2002年12月から2003年2月の土・日曜、祝日で

キハ181-キハ180-キハ181の3連(上郡よりの1両が指定席、あとの2両が自由席)

18147-021221-3_20200305182801 横に幟もありますが、つい最近になってあの時の特急は大河ドラマ関係のものだと知った次第です。

時刻は

岡山(09:47)→上郡(10:33)→佐用(10:47)→宮本武蔵(11:11)→大原(11:15)
大原(15:14)→宮本武蔵(15:18)→佐用(15:32)→上郡(15:47)→岡山(16:34) の1往復でした。

因みに同じ2003年、広島~下関間にも大河ドラマ関連で181系等を使用した快速「関門・Musashi」が運転されていました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月 5日 (木)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 5 岡山駅を発着する特急車両 285系サンライズ「出雲・瀬戸」その2

285系に関して、2013年3月に高松で、2015年8月には出雲市で遭遇し、出雲市では編成の各車両を観察していますのでそれらの写真を今回は紹介しようと思います。

285-130320-17

285-130320-7車両番号の書体、JR東海車はスミ丸ゴシックです。

2013/3/20 高松 東京からの長旅を終え、終着駅に到着した「サンライズ瀬戸」、日にちによってはさらに折り返して琴平まで向かうこともあります。時計の時刻からみるとこの日は遅れての到着だったようです。手前のポイントは機関車牽引時代の機回し線の名残でしょう。編成はJR東海I4編成でした。

285-150803-3

2855-150803_20200304201101

2015/8/3 出雲市 こちらも東京から12時間弱走行して出雲市に到着した「サンライズ出雲
どちらも乗車記念に列車の撮影をする乗客の姿がありました。こちらはJR西日本I3編成でした。JR西日本車の車体表記書体はゴナ、新ゴです。

JR西日本編成が0番台 JR東海編成が3000番台となっており、0番台が3編成(I1~I3)、3000番台が2編成(I4,I5)製造されました。
S1:シングル、S2:シングルツイン SL:ソロ RT:サンライズツイン SD:シングルデラックス NB:ノビノビ座席

2855-150803
クハネ285-5

2856-150803 クハネ285-6
1・8、7・14号車 クハネ285形0・3000番台 貫通型制御付随車 S1:19 S2:1
シングル(S1)は編成あたり80室ある、1名用B寝台個室です(ベッド幅600-700mm)。
シングルツイン(S2)は車端部に合計8室設置された1ないし2名用B寝台個室で、2・9号車の1室は車椅子対応となっています(ベッド幅600-700mm)。

285203-150803-2
サハネ285-203
2・9号車 サハネ285形200・3200番台 中間付随車 S1:20、S2:3

2853-150803-2 モハネ285-3
3・10号車 モハネ285形0・3000番台 中間電動車 SL:20 シャワー室・ラウンジ・自動販売機・業務用室 PNT BATT CP
ソロ(SL)は20部屋設置されたB寝台1人用個室(ベッド幅560-700mm)、電動車のため、平屋構造となっています。
ミニラウンジは海側・山側を向いた固定座席が8つ設置されています。

2853-150803-2_20200304195201
サロハネ285-3
4・11号車 サロハネ285形0・3000番台 中間付随車 RT:4 SD:6 シャワー室
シングルデラックス(SD)は2階部分に6室設置された1名用A寝台個室です(ベッド幅850mm)。
サンライズツイン(RT)は1階部分に4室設置された2名用B寝台個室です(ベッド幅607-750mm)。

285203-150803-2_20200304195501
モハネ285-203
5・12号車 モハネ285形200・3200番台 中間電動車 NB:28 S1:2 自動販売機・車掌室 PNT SIV CP
ノビノビ座席(NB)は28席用意され、開放型寝台に似た普通車座席指定者で寝台料金は不要です(ベッド幅820mm)。

  285203-150803-2
サハネ285-3
6・13号車 サハネ285形0・3000番台 中間付随車 S1:20 S2:3

2014年より、I3編成からリニューアルが開始され、2016年8月に全編成のリニューアルが終了しました。

リニューアル項目は
外観では電動車にパンタグラフを増設、乗降扉部のステップを拡大、LED号車表示の視認性を向上
内装では床材、カーペット及び室内木板の張替え、個室内のオーディオパネルを更新、シングルデラックス個室内の椅子を更新、全ての和式便所を洋式化でした。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月 4日 (水)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 5 岡山駅を発着する特急車両 285系サンライズ「出雲・瀬戸」その1

岡山駅を発着する特急車両、今回は目下のところ、唯一の定期寝台特急となってしまった「サンライズ出雲・瀬戸」で活躍する285系寝台特急電車です。朝の岡山駅ではその編成分割ショウが毎朝行われ、乗客も興味深く出雲・瀬戸編成の分割の様子をカメラに収めています。

Dsc02665
2019/8/4 岡山駅 8番線 朝6:25 ホームには列車分離の作業を担当する職員とサンライズ出雲の運転士

Dsc02666 6:26 東京からのサンライズ瀬戸・サンライズ出雲が入線

Dsc02670_20200303184101
到着後、すぐに編成分離作業開始。幌を収納し、貫通扉を閉め、連結器を開放

Dsc02676 貫通路閉鎖、扉閉め

Dsc02678 6:31 サンライズ瀬戸が発車

Dsc02679 サンライズ出雲も発車準備完了

1956年11月19日、東海道本線全線電化完成によるダイヤ改正で東京~博多間に戦後初の夜行特急「あさかぜ」がデビューして以来、東京発の寝台特急の歴史が続いてきた中で機関車牽引のブルートレインが続々と廃止される中、1998年7月10日、「出雲2・3号」「瀬戸」として24系25形客車で運行されていた列車がJR西日本・JR東海が近畿車輛、川崎重工業(JR西日本の車輛)、日本車輛製造(JR東海の車両)、大手住宅メーカーのミサワホームと共同して製造した285系に置き換えられ、現在も走り続けているのが「サンライズ出雲・瀬戸」です。

主要諸元
最高運転速度 130 km/h
設計最高速度 140 km/h
起動加速度 1.8 km/h/s
減速度(常用) 4.3 km/h/s
減速度(非常) 5.2 km/h/s
編成定員 6(A寝)+124(B寝)+28(普)= 158人
編成重量 305 t
全長 21,670 mm (21,300 mm)
全幅 2,945 mm
全高 先頭車:4,090 mm
車体 普通鋼
台車 軸梁式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)WDT58・WTR242
主電動機 かご形三相誘導電動機 (WMT102A)
主電動機出力 220 kW
駆動方式 WNドライブ
歯車比 1:5.65
編成出力 220kW×8 = 1,760kW
制御方式 PWMIGBT素子VVVFインバータ (静止形インバータ一体型)
制動装置 発電ブレーキ・回生ブレーキ併用 電気指令式空気ブレーキ(滑走防止・応荷重・遅れ込め制御)、抑速ブレーキ
保安装置 ATS-P、ATS-SW、列車防護無線装置

285-110828-2
2011/8/28 田町 東京到着後、品川まで回送される285系14連

名目上、0番台はJR西日本後藤総合車両所出雲支所に、3000番台はJR東海大垣車両区に配置ですが、運用はJR西日本が後藤総合車両所出雲支所を拠点に0番台・3000番台の区別無く共通運用しています。編成はサンライズ瀬戸が必ず先頭になる形で運用されており、この点は従来の客車タイプの分割併合式の寝台特急とは異なります。各編成は出雲市駅 → 東京駅 → 高松駅 → 東京駅 → 出雲市駅のサイクルで回っています。

Photo_20200303145701
現行ダイヤにおけるサンライズ出雲・瀬戸の時刻表です。瀬戸の琴平延長運転は東京発2月1・7・8・10・14・15・21~23・28・29日、3月6・7・13・14・19~21・27・28日、4月3・4・10・11・17・18・24・25・28日の列車で行われています。多客期には予備編成を利用したサンライズ出雲91・92号が東京~出雲市間で運行されます。

明日の記事では編成内の各型式の写真を紹介します。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月 3日 (火)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 5 岡山駅を発着する特急車両 キハ187系500番台

岡山駅を発着する特急車両、今回はJR西日本がキハ181系置き換えのため投入したキハ187系です。

187-500-081209
2008/12/9 岡山 キハ187-500

187-1500-130321

2013/3/21 岡山 キハ187-1500

187-1500-130321-2

187500-130321-2

1871500-130321-2

2013/3/21 岡山

私個人的にはキハ82形やキハ181系に較べ、編成も短く特急車両としての風格に欠けるデザインであまり好きではないタイプなんですが、山陰本線の高速化に貢献し、2002年には鉄道友の会からローレル賞を受賞しています。JR西日本が初めて投入した特急型気動車で、2001年に山陰本線安来~益田間の高速化に新潟鐵工所製の0番台が投入され、2003年には山陰本線米子駅 - 鳥取駅間・因美線鳥取駅 - 智頭駅間の高速化で日本車輛製造製の10・500番台が投入されました。前者は島根県から、後者は鳥取県からそれぞれ資金援助を受けての製造でした。これまでに26両が製造されています。

主要諸元
最高運転速度 120 km/h
設計最高速度 120 km/h(0番台)130 km/h(10番台・準備工事)
起動加速度 2.0 km/h/s(0 - 60km/hまでの平均加速度)
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.2 km/h/s
編成定員 118名(0・10番台)112名(500番台)
編成重量 86.7 t(0番台)90.0 t(10番台)90.9 t(500番台)
全長 21,300 mm
全幅 2,845 mm
全高 3,470 mm
車体 ステンレス
台車 制御付自然振子装置組込円錐積層ゴム式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)
WDT61(1軸駆動)×2/両(0番台)WDT61A(1軸駆動)×2/両(10・500番台)
動力伝達方式 液体式
機関 コマツ SA6D140H × 2/両
機関出力 331 kW (450 ps)
変速機 DW21
変速段 2.803(1速)1.852(2速)1.236(3速)0.890(4速)※終減速比2.688
編成出力 1,324 kW (1,800 ps)
制動装置 電気指令式ブレーキ (応荷重装置・耐雪付)機関ブレーキ併用
保安装置 ATS-Sw(0・10番台)ATS-Sw・ATS-P(500番台)EB装置

←新山口 キハ187形0番台・10番台(Mc1)+キハ187形1000番台・1010番台(Mc2) 鳥取→
     ENG,GEN,BATT WC 58名   ENG,GEN,BATT 60名
←岡山・鳥取 キハ187形500番台(Mc1')+キハ187形1500番台(Mc3) 上郡→
     ENG,GEN,BATT WC 56名   ENG, GEN, BATT 56名
0番台は2001年7月7日に特急「スーパーおき」「スーパーくにびき」用として登場 14両
10番台は2003年10月1日のダイヤ改正で増発用に登場した0番台の改良タイプ
500番台は2003年10月1日のダイヤ改正で特急「いなば」の高速化用に登場 
智頭急行線内運行のためATS-Swの他、ATS-Pを搭載しているため定員が少なくなっています。

181-22-020329 2002/3/29 岡山 キハ181系時代は1997年11月29日から2003年9月30日まででした。

現行のダイヤでは6往復が設定されており、停車駅は岡山駅 - 上郡駅 - 佐用駅 - 大原駅 - 智頭駅 - 郡家駅 - 鳥取駅 です。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月 2日 (月)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 5 岡山駅を発着する特急車両 381系「やくも」

前回までJR西日本の105系113系115系117系213系223系、JR四国の5000系などの各停、快速電車等の車両を見てきました。

今回からは特急車両を見て行きます。最初は国鉄が曲線通過速度向上のため1970年に振り子式電車591系を試作、各種性能確認試験を実施し、1972年に量産車としてデビューしたのが381系で1973年から中央西線・篠ノ井線特急「しなの」、1978年には阪和線・紀勢本線特急「くろしお」、そして1982年から伯備線・山陰本線特急「やくも」に投入されました。製造は1973年から1982年まで、川崎重工業、日立製作所、近畿車輛が担当し、277両が製造されました。

381

主要諸元
最高運転速度 120 km/h(曲線通過時は本則+20km/h)
全長 21,300 mm
全幅 2,900 mm
全高 3,880 mm(クハ381形)
3,385 mm(モハ381形)
3,960 mm(モハ380形)
車体 アルミニウム合金
台車 板ばね式自然振子ダイレクトマウント空気ばね台車 DT42・TR224
主電動機 直流直巻電動機 MT58・MT58A
主電動機出力 120 kW
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 4.21
定格速度 960 kW(1ユニット)
定格引張力 4,470 kg(1ユニット)
制御方式 抵抗制御・直並列組合せ
制御装置 CS43・電動カム軸接触器式
制動装置 電気ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
保安装置 ATS-S・ATS-B(導入当初)
ATS-ST(JR東海所属車)
ATS-SW・ATS-P(JR西日本所属車)

181-770315-b 1977/3/15 出雲市 キハ181系「やくも」

18132-770315-b 1977/3/15 玉造温泉 

伯備線特急「やくも」は新幹線岡山開業の1972年3月15日の改正でキハ181系特急としてデビューしました。「やくも」という名称が列車名に登場したのは1959年9月の米子~博多間準急が最初で、1965年11月には新大阪~浜田間(福知山線・山陰本線経由)のキハ82系特急にも使用されました。1972年3月の改正でデビューしたキハ181系は岡山~出雲市・益田間で運転されました。1975年3月の新幹線博多開業のダイヤ改正では最初の気動車エル特急に指定されました。

381-850418-2 1985/4/18 岡山 381系「やくも」

1982年7月の伯備線・山陰本線伯耆大山~知井宮(現、西出雲)間の電化で電車化されました。1982年といえば上越新幹線開業の年でもあり、当初は183系1000番台の転用計画もありましたが、上越新幹線の開業遅れ、地元の猛反対と知井宮車両基地・出雲運転区の早期建設などもあり、381系が導入されたそうです。381系のクハは「しなの」用の18両は貫通路付き0番台、「くろしお」「やくも」用は非貫通形100番台で44両となっています。

381-021221-32002/12/21 岡山

381-020329-4
2002/3/29 倉敷 先頭車はモハ381形に運転台ユニットを接合し、先頭車化した国鉄アルミ車では初の先頭車化改造車となったクモハ381、9両が改造されました。

381-020329
2002/3/29 岡山 先頭はクロ380形
様々な編成を見ることが出来た「スーパーやくも」

1994年12月3日のダイヤ改正で「やくも」のうち、停車駅の少ない速達列車を「スーパーやくも」としましたが、2006年3月18日のダイヤ改正で「スーパーやくも」は廃止され、すべて「やくも」に統一されました。

381-081209-2
2008/12/9 岡山

2010年3月13日の改正ではエル特急の指定も解除されました。運転区間も1997年3月22日のダイヤ改正で岡山~出雲市間に統一されました。列車番号は1001M~1030Mで15往復となっています。

Dsc01955
Dsc019632019/8/2 倉敷 現行塗装の「やくも」編成 下がパノラマグリーン車付き編成

Dsc02752
編成は原則は4両編成で、1号車G車、2・3号車指定席、4号車自由席で、4往復に1号車がパノラマグリーン車を連結した編成が入りますが、6,7,9両での運転もあります。2010年8月から全列車がリニューアルされた「ゆったりやくも」で運転されています。

Dsc02707 2019/8/4 岡山 先頭車は2016年3月から改造された自動解結装置取付工事施工車のクモハ381-509

現在、最後の381系特急となっていますが、2022年を目途に新型車両への置き換えがアナウンスされています。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2020年3月 1日 (日)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 4 岡山電車区配属 115系の歴史 その2 民営化以降 色物編成

岡山電車区の115系、最後は現在のA編成とD編成、そして地域色が標準色となった中で色物として活躍中の編成です。

2020-a-d
2020年時点でのA及びD編成のリストです。
無色のセルは体質改善工事が施行されていない編成で300番台で構成されているD編成と2連のG編成がそれに該当します。黄色のセルの編成は30N体質改善工事施工、緑のセルが40N体質改善工事施工車両です(A10編成のクハ115-1206は30Nです)。また編成番号がピンクの編成が色物編成です。
L16, L17は2015年、2017年に下関総合車両所広島支所から下関総合車両所運用検修センターに転属した4両編成1本(L17編成)と下関総合車両所運用検修センターのR06編成の両先頭車が廃車され残った電動車ユニット2両と下関総合車両所広島支所から下関総合車両所運用検修センターに転属した先頭車2両を組み合わせた4両編成1本(L16編成)が2019年6月5日付で下関総合車両所運用検修センターから転入したもので30N体質改善工事が施行されています。編成中に2000番台を含むことから同じ4連でも区別されているのでしょうか。

Dsc02744_20200229194101
2019/8/4 岡山

まずD7編成のSetouchi Trainはテキスタイルデザイナー鈴木マサル氏とJR西日本岡山支社のコラボレーションによるふるさとおこしプロジェクトで瀬戸内海のおだやかな海と多島美の間を走るラッピング列車でせとうちの魅力を伝えるというコンセプトのもと、地域に点在する「いいもの」を紹介し、観光情報など地域に密着した情報発信を行うため2019年3月13日から運行開始しました。同氏と岡山支社によるふるさとおこしプロジェクトは同編成のみならず、JR岡山駅「おみやげ街道」ショッピングバッグ、JR PREMIUM SELECT SETOUCHI プロモーションノベルティー(クリアファイル・キズテープなど)、JR PREMIUM SELECT SETOUCHI「岡山のおいしいおやつ+おつまみシリーズ」パッケージ、観光列車La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)車内販売 「岡山ばら寿司 旅の小箱」風呂敷などがあるそうです。

D11編成のファジアーノ岡山応援RPとは、J2に属する岡山氏、倉敷市、津山市を中心とした岡山県全県をホームタウンとするプロサッカークラブ、ファジアーノ岡山FCを応援する企画で同クラブのマスコットキャラクター「ファジ丸」、JR西日本岡山支社のふるさとおこしプロジェクトのキャラクター「くまなく」と「たびにゃん」が描かれ、2018年10月29日にデビューしました(写真はこちらのサイトに)。

115-d26-020329
2002/3/29 岡山 湘南色が多く残っていた頃のD26編成

Dsc02765 Dsc02767
2019/8/4 岡山 D27編成

これ以外に2編成湘南色の編成(D26,D27)があり、これらの編成は地域色にはならず、湘南色のまま残され、2017年の検査時にも湘南色で修復されたそうです。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

« 2020年2月 | トップページ | 2020年4月 »

カテゴリー

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村