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2020年3月10日 (火)

西武101N系 1257Fの廃車

2020年2月28日、全車電動車で牽引車兼用である263Fを含めて10編成体制だった101N系10編成、ワンマン対応編成グループの一角で最後まで白電で残っていた1257Fが南入曽車両基地から横瀬車両基地へ旅立ちました。

101n-1258-190203 2019/2/3 一橋学園~青梅街道間

同編成は1980年7月13日、所沢車輛工場にて101系11次車(最終グループ)として竣工、当初は西武池袋線・西武秩父線で活躍、しかし1981年以降、新宿線で活躍する701系・401系等冷房改造車グループの併結可能な様に1253~1261Fらの編成と同様に抑速ブレーキ無効化、戸閉め装置その他の電気回路の一部を変更などの改造を受け、新宿線に転属しました。

101n-810805-3
1981/8/5 新大久保 701系冷改車グループとの併結改造を受け、新宿線に転属し、活躍中の姿 電連カバーが黄色が目印

これら5編成のうち、1253Fは1988年2000N系が新宿線に配置された時点で池袋線運用復帰しましたが、1255F以降は引き続き新宿線で活躍を続けました。。1997年に701系冷改車グループが完全に淘汰された後は抑速ブレーキ無効化は解除されました。

101n-1258-191115-2 2019/11/15 萩山

1998年11月から多摩湖線の国分寺~萩山間でワンマン運転が開始されるのに伴い、1999年12月14日にワンマン対応工事が施工されました。その内容はワイパー動力を空気圧式から電動式に変更、電気連結器を撤去、戸閉予告放送装置の設置、自動放送装置の設置、マスコンハンドルをデッドマン装置付に変更、種別幕のコマに「ワンマン」を追加、運用関連区間のみの内容とした方向幕の取り換えでした。

経年によるリニューアル、車両修繕工事は2005年9月16日に施工されており、その内容は前面スカートの設置、前面種別表示器の廃止、前面行先表示器の小型化および自動式化、側面行先表示器の設置、CPを20000系と同じ箱内収納型のスクロール式のものに交換、MGを東芝製のSIVに交換、抵抗器をすべて新品に交換、冷房装置冷媒を代替フロンのものに交換、パンタグラフをシングルアーム式へ交換、消火器を車外床下から車内妻面に移動、座席モケットのバケットシート化と座席色を一般席は青系、に優先席は紫系に変更、優先席付近つり革の低位置化、スタンションポールの設置、化粧板を白色系に変更、上記に伴い乗務員室仕切りの窓に設置されている遮光幕を同模様のものに交換、新型車内非常通報装置の設置、冷房吹き出し口の交換、ロールカーテンの交換、床材の交換、ドア上にLED式案内表示器を千鳥配置で設置、ドアチャイムの設置、ドア開閉予告ランプの取り付け、車体番号表記のプレート化、自動放送装置の音声を変更、両先頭車に車いすスペースの設置と付近に手すりと常通話装置の設置と付近窓の固定化、視覚障害者にドア位置を知らせるためのチャイムの取付と多岐にわたるものでした。

101n-4-1257-190504_20200309135901 2019/5/4 小川 西武園線運用のため、小川から国分寺線を北上し、東村山に向かう1257F

101N系としてワンマン対応化された編成は1241、1245、1247、1249、1251、1253、1257、1259、1261と2792連と12554連のモハから組成した263Fの10編成となり、3か月ごとに年4回、多摩湖線と多摩川線の間で車両交換が行われますが、1257Fと1261Fはこれまで多摩川線に転出することなく、多摩湖線あるいは西武園線で運用をこなしてきました。

101n-4-1258-190428-3
2019/4/28 高架化工事たけなわの東村山駅に発着する1257F

塗色に関しても1257Fが白一色になったのは2011年12月でした。その後、他の4連が伊豆箱根色、赤電色、イエローベージュ色、近江鉄道色などに塗装が変更される中、最後まで白一色で残されたのが1257Fでした。

101n-1258-191115 2019/11/15 デジタル無線化されずに残された列車情報表示装置

そして、1245Fを皮切りに列車無線関連機器のデジタル化が行われ、機器が多くの編成で更新される中、機器更新を受けずに残っていたのは1257Fと1261Fの2編成でした。

101n-1257-200207
2020/2/7 一橋学園 現役時代の1257Fを撮影した最後のショット
私の場合、多摩湖線も101N系の姿を見るのは金曜日につくばから戻り、月曜の朝、つくばに向かうまでの間でしたが、ずっと多摩湖線で活躍する1257Fの姿を見ながらここ数か月はなにか運用に入っていたかと思うと暫く姿が見えなかったり、入場しているのかと思うと走っていたりと不安定さを感じてはいましたが、今回の廃車回送のニュースを知って正直驚いているところです。

果たして今後、101N系の体制はどうなって行くのか、9000系から9108Fのように4連化された編成が登場しているのはどういう意味があるのかなどと考えている今日この頃です。

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民鉄:西武鉄道グループ」カテゴリの記事

コメント

B 767-281様お早うございます。それはビックリ‼️です。多摩川線は時々利用するので、色ものは楽しく見ていますが、白無垢はどうしたか?と思っておりました。それにしても製造後四半世紀で更新、よく頑張ってきたと思います。9000の4連は何処で運用されるのでしょうか?無線更新した101にはまだまだ頑張ってほしいです。

細井忠邦さま、おはようございます。

いずれこういう時期は来るだろうとは薄々感じていましたが、実際に来てみるとショックですね。その後の情報では先日、横瀬送りになったNRA10101Fとともに解体が始められ、257だけがどこかへ陸送され、残り3両は現地で解体されているそうです。
無線機器更新という意味では1261Fが更新されていないのが気になる今日この頃です。

B767‐281様、お久しぶりでございます
今夜、1257F廃車を知り、仰天しております!

準急豊島園さま、おはようございます。

お久しぶりです。おかわりありませんか。
私も1257Fはちょくちょく見ていたのですが、廃車になるほど調子が良くなかったとは知らず、横瀬に送られたというニュースを見て驚いた次第です。
既に、多摩湖線などでは4ドア車の乗車位置を知らせるステッカーも準備されているとのことで、週末に戻ったら確認しようと思います。

お久しぶりです。
今日からしばらく2000系が多摩湖線の運用に入るようです。
101系淘汰の動きと何らかの関係があるのかもしれませんね。

ニャン吉さま、おはようございます。

私も昨日、小平からつくばに戻る際に2000N系が投入されているのを偶然見かけ、今朝の記事にしたのですが、今回は期間限定としていますが、ステッカーなどは以前に比べてしっかりしたものが準備されていますから、4ドア車にいずれ置き換わって行くものかと思われますね。

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