2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 7 東海道・山陽系貨物 EF210の話題 2 100番台 part1
一昨日の記事に続き、「桃太郎」ことEF210の100番台の話題です。
100番台は下の表に示すように
1次車 2000年3月に2両(101,102)、2001年12月から2002年3月までに6両(103-108)
2次車 2002年11月に3両(109-111)、2003年9・10月に2両(112,113)、2004年8月・9月に2両(114,115)、2005年10月に2両(116,117)、2006年1月から3月に8両(118-125)、2006年8月から10月に6両(126-131)、2007年9月から12月に10両(132-141)、2008年6月に1両(142)、10月から2009年1月に13両(143-155)
3次車 2009年10月から2010年1月に9両(156-164)、2010年10月から2011年1月に9両(165-173) と大きく3次にわけて73両が製造されました。
表 JR貨物 EF210-100番台 製造・全般検査等のデータ データは電気機関車EX vol14のEF210の現況から
2013/5/5 東京ターミナル 公開時の基本番台6号機と102号機の並び 運転台下の桃太郎ロゴの有り無し、黒い部分の塗分けの違いが分かります。
100番台は基本番台ではGTOだったVVVFの素子がIGBTとなり、1台のインバーターで1台のモーターを制御する方式に変更されました。塗装の塗分けもこれらの写真のように変化しました。また搬入口のフィルターも最初から大きなタイプが設置されていました。
2005/8/21 清州 115号機 最初のFPS4時代
2010/7/9 PS22D時代
2015/3/8 小山 FPS4に戻った姿
パンタグラフも1次車の108号機までは下枠交差式のPS22Dでしたが、109号機以降はシングルアーム式のFPS4に変更されました。尤も115号機は表にもあるように一時、PS22Dを装備していた時期がありました。
2009/5/4 与野 GPSアンテナのためにモニター屋根が分断されている151号機 2011/5/21 173号機ではそういった欠けがありません。
3次車にあたる156号機以降は設計段階から列車位置検知用GPSアンテナ設置が省略されています。そのためモニター屋根の欠けが無くなりました。
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