2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 10 津山まなびの鉄道館 概要編
2019/8/2 岡山駅跨線橋に掲示されている「津山まなびの鉄道館」のポスター
同館のパンフレット
2008年5月末まで存在した津山鉄道部時代に、姫新線が全通した1936年に設置された旧津山扇形機関車庫と隣接する旧津山機関区事務所を利用した「懐かしの鉄道展示室」が不定期・予約制で一般公開されており、私も2013年3月に訪問した際にその存在は知っていましたが、時間の関係もあり、訪問できませんでした。それが2016年4月2日、「津山まなびの鉄道館」として、事業主体、JR西日本、管理運営は公益社団法人津山市観光協会でリニューアルオープンしました。
旧津山扇形機関車庫は現存する施設として梅小路運転区(京都鉄道博物館)の扇形庫に次いで日本で2番目の規模(奥行き22.1m、17線)で経済産業省の近代化産業遺産(対象は機関車庫と転車台)、社団法人土木学会が選定した「日本の近代土木遺産 −現存する重要な土木構造物2800選」および、岡山県教育委員会が選定した「岡山の近代化遺産」に指定されています。
転車台桁は横枕木仕様でクーパー荷重E33、全長18,280mmの60フィート下路プレートガーター「G2-1」で、1930年に設置されました。 館のシンボル的存在としてC5768号機の動輪が展示されています。
当館のオープンにあたり、2014年に京都鉄道博物館の開館に関連して閉館となった大阪弁天町にあった交通科学博物館に展示されていた、D51 2、DD13 638、DF50 18が移設され、それ以外に各地から集められた車両で現在13両が収蔵、展示されています。
展示車両
DD16 304
DE50 1
10t 貨車移動機
DD51 1187
DD15 30
DD13 638
DF50 18
D51 2
キハ52 115
キハ58 563
キハ28 2329
キハ181 12
キハ33 1001
以降の記事でこれらの車両について紹介します。
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