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2020年5月15日 (金)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 10 津山まなびの鉄道館 展示車両 10 キハ58 563

津山まなびの鉄道館の展示車両、気動車編、今回は急行形気動車として1961年に登場、1980年代まで日本全国、幹線、ローカル線に多層建て急行として活躍したキハ58系キハ58 563です。

Dsc02297

2019/8/3 津山まなびの鉄道館

Dsc02298
同車は車内への立ち入りも可能です。

Dsc02423 運転室上部

Dsc02302 運転席

Dsc02420 車内からデッキ

Dsc02300 車内

キハ58系という系列名は国鉄制式ではなく、しかも広義に、北海道用のキハ56系、碓氷峠通過仕様のキハ57系を含む場合と狭義に
キロ28形
キロ58形
キハ28形
キハ58形
キユ25形 の5形式を示す場合があります。
津山まなびの鉄道館にはキハ28形も保存されているので本記事ではキハ58形のみについて触れます。

58-7210-021221 2002/12/21 岡山 キハ58 7210他3連 丹後、砂丘用のアコモ改造車 種車は668

キハ58系登場前の準急列車用気動車は1956年から1960年にかけ486両が製造されたキハ55系(キハ55形(キハ44800形)・キハ26形・キロハ25形・キロ25形および派生形式のキユニ26形・キニ26形・キニ56形)でしたが、三等車には独立の洗面所が無いこと、二等車はリクライニングしない回転クロスシートである等、急行列車として接客設備面で従来からの客車に較べ見劣りする欠点がありました。

そこでキハ55系と同等の走行性能を持ち、急行列車として十分な設備を持った気動車としてキハ58系が開発されました。キハ56系、キハ57系、キハ58系の3系列の製造両数は1823両で我が国のディーゼルカーとしては最大で、一時は国鉄在籍気動車総数の3割を占めた時期もありました。

キハ58形は1961年から1963年にかけ基本番台(0番台)が312両製造されました。製造当初は非冷房でしたが、1970年度まで冷房改造工事がなされました。キハ58形は2エンジン装備で床下に冷房用電源を装備するスペースが無いため、隣に連結されたキロから給電する方式とされました。

58-800-760102 1976/1/2 郡山 修学旅行用 800番台

続いて登場した枝番は800番台、修学旅行用で155系、159系と同じように各ボックスに固定式長テーブル、休養席、大型の洗面台が装備されました。801~819の19両が製造されました。

気動車急行が拡大し、多層立て列車が多くなり、編成が長大化することでジャンパ連結器の電圧降下(24VDC電源)やブレーキ作動時間の遅れが問題となりはじめたため、最大15両編成(23機関)の列車を想定した長大編成対応車両が製造されることとなり、キハ58は400番台として
401~799、1000~1052が1963年4月から登場しました。保存車の563はこのグループの一員です。
401~793 1963年4月から1966年5月までに製造されたグループで車体は0番台に準じ、側出入り口扉下部に丸窓が設けられました.ジャンパ連結器KE67x1が新設されました。
794~799、1000~1052 1966年9月から1967年6月にかけて製造されたグループで便所の室内灯が蛍光灯化され、便所側窓が長方形になりました。

58-1504-030126-3 2003/1/26 盛岡 キハ58 1504

最後に登場した枝番が冷房準備対応で全面パノラミックウインドウ装備の寒地向け1500番台(1501~1534)が1968年2月から、暖地向け1100番台(1101~1143)が1968年5月から登場しました。前頭部のスタイルはキハ45系近郊形気動車に準じた視認性の向上から開発当初、予算の関係から見送られていた曲面ガラスが設置され、印象が大きく変化し、助手席乗務員室側窓が廃止され、前面スカート、雪かき器が取り付けられ、前面が強化され、運転台機器配置も見直されました。

563は1964年10月7日、新潟鐵工で落成、新製配置は宮原区でした。1970年、高砂工場で冷房改造施工、JR西日本に継承され、最終配置は岡山区、2010年12月15日付けで廃車となっています。

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コメント

B767−281様 お早うございます。キハ58、これまた懐かしいです。地方ローカル線に行けばどこでもこの系列が走っているというイメージです。過日ご紹介いただいたD D13同様いつでも見られるという思いから、あまり写真に残していません。地元中央線ではアルプス、こまがねなどで走っているのをよくみました。キハ65の組み込みで出力も多少改善したそうです。富士急行の3両(1両は両運転台)も模型的で好きでした。常磐線のときわも確か全線架線の下を走っていたような。検察人事問題、さらに抗議が広がっていますね。

細井忠邦さま、おはようございます。

私も中央線緩行電車の車内から併走するキハ58+28編成を眺め、しかも富士急行のキハ58を見たのを憶えています。最初は番号が旧形国電のような表記、さらに国鉄型ではあり得ない両運転台タイプだったので、一体あれは何だったのかと思ったことがありました。
黒川定年延長後付け法案、件のの定年延長は法務省から出された要求だなんて安倍がまた嘘を平気でついていますね。

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