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2020年5月 4日 (月)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 10 津山まなびの鉄道館 展示車両 1 DD16 304号機

津山まなびの鉄道館、今回から展示車両の紹介です。パンフレットの順番通りに行きますと、最初はDD16 304号機です。

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2019/8/3 津山まなびの鉄道館 扇形庫の中心側から

DD16は1971年から1975年にかけて国鉄が製造した小型液体(変速機)式ディーゼル機関車で、軌道構造が弱い簡易線(軸重12t)で使用されていたC12形やC56形などの蒸機の置き換え用に開発され、国鉄長野工場、日本車輌製造、川崎重工業大阪工場で65両が製造されました。

セミセンターキャブ方式で、軸重12tをクリアーするために運転整備重量は48t(長野工場で製造された1,2号機は50t(軸重12.5t)で落成)とされました。1基のエンジンを片側に載せ、キャブを片側に寄せ、その下に燃料タンクを配置、短い側のボンネットを機器室として、予熱器、蓄電池箱、制御器箱を収め、重量均衡を保っています。

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この車両に関しては扇形庫の反対側からも見ることができるように配置されています。

台車はDD13 85号機以降で使用されたDT113を軽量化したDT113Hを履き、エンジンはDD51 1-19号機に搭載され出力不足で換装され余剰となったDML61Sを1000から800PSにダウンさせたものを再活用、さらにDD51 20号機以降で採用されたDML61Zインタークーラー付きを1100から800PSにダウンしたものを搭載しました。トルクコンバータはDD51と同じDW2Aを減速比を大きくして使用し、DD51では1台車駆動ですが、DD16では2軸を使用し、2台車を駆動する方式としました。

登場当時、簡易線は既に旅客列車は気動車に置き換えられていたためSGは搭載せず、非重連仕様とされました。ブレーキ方式はDE10と同じセルフラップ式(ブレーキハンドルの操作角度に応じてブレーキ力が強弱する方式)が採用されました。搭載されている運転関係の機器類は既存のDD51形, DD13形, DE10形と同じものが採用されています。

当初は0番台として7次に渡り、65両が製造され、1979年から1983年にかけ、飯山線、大糸線用に2,5,4,13の4両が両端に脱着式、単線用ラッセル式除雪ヘッド取付可能に改造され、300番台、301ー304となりました。

キ100形を近代化したようなボギー式ラッセルヘッド車両を新製し、これを機関車の前後に連結する方式としたため、全長は36mとなりました。ラッセルヘッドから機関車を遠隔操縦できるよう車端部に制御回路を引き通すジャンパ栓が増設されました。

301は2010年8月19日付け、302は2009年7月1日付けで廃車となり、303は2009年11月25日付けで機関車本体のみ八戸臨海鉄道に転籍となり、304のみが富山地域鉄道部に残り、単線区間の糸魚川~南小谷間の除雪を担当していましたが、2015年に廃車となり、同年8月に津山まなびの鉄道館に収蔵されることになりました。

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