2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 12 若桜鉄道の旅 その4 若桜駅
若桜線の旅、最後は若桜駅です。郡家を出発して約30分で到着します。 2019/8/3
19.2km 若桜 1面1線 1930年12月1日開業、駅の施設2008年に登録有形文化財に登録
若桜駅の場合、駅本屋、プラットホームのみならず
物置、灯室、旧西転轍手箱番所、旧東転轍手箱番所、諸車庫、機関車転車台、給水塔、流雪溝が登録有形文化財に登録されています。
駅舎はなかなか風情のある木造駅舎です。
駅舎の横には若桜鉄道の本社があります。
登録有形文化財のプレート
1987年8月6日に設立、同年10月14日にJR西日本若桜線を転換し、若桜線を開業しました。開業して21年過ぎた2008年度末には転換時に積み立てられた赤字補填基金が枯渇することが明らかになり、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の規定に基づいてそれまで若桜鉄道が所有していた線路、駅施設等を若桜町および八頭町に譲渡、両町が第三種鉄道事業者として施設を保有管理、若桜鉄道が第二種鉄道事業者として車両や乗務員を保有し、運行する方式(上下分離方式、公設民営方式)に変更しました。
八頭町から年間5900万円の財政支援を受けてきましたが、2015年度の赤字額が1500万円となり、2016年度は八頭町が車両と燃料代を負担することになり、財政支援は年9900万円になりました。今後、老朽化した車両の修繕費などが加わり、財政支援は1億2000万円になる見込みのため、路線存続が危ぶまれる事態と報じられましたが、八東駅に交換設備ができたことで1日の運行本数がそれまでの10往復から15往復になり、果たして営業成績が好転するかはこの春からの状況に架かっていますが、そこに襲ったのがコロナウイルス蔓延による観光収入の激減かと思います。
次回以降の記事では若桜鉄道の車両、若桜駅に設置されている車両基地に停泊するC12 167号機、DD16 7号機、12系客車を紹介致します。
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コメント
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B767−281様 お早うございます。「わかおう」や「わかざくら」ではなく、「わかさ」なのですね。またまた勉強になりました。駅名の書体が国鉄風なのがいいですね。コロナをめぐる経済危機の話は身近でもたくさん聞こえてきます。解除になって新橋で居酒屋をやっている友達と話をしたら「援助金などいろいろ申請をしたけれど、まだ何もこないよ。」とのこと、安倍政権の言う「スピード感」というのは、「感」だけなのかもしれません。ブルーインパルスを飛ばすお金があるなら医療関係にもっと予算を出せ、とも思っています。もう少し動けるようになったら色々な路線を助けに行きたいものです。次回車両の紹介楽しみにしております。
投稿: 細井忠邦 | 2020年6月 1日 (月) 09時43分
細井忠邦さま、おはようございます。
確かに漢字で若桜と書いてもすぐにわかさとは読めませんね。わかさならこちら(若狭)をイメージしますね。
それにしても国から給付金が交付されるとなると、何やら訳の分からないトンネル会社が請け負って、一部を手数料としてかっさらうようなシステムがあるなんて本当に頭に来ますね。しっかりとその辺を明らかにしてもらいたいものですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2020年6月 2日 (火) 04時31分