2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 18 最後は新大阪駅でおおさか東線
2019年8月1日に東京を夜出発し、8月2日は岡山、倉敷、水島臨海鉄道、伯備線、井原鉄道、福塩線で府中まで、さらに福山から岡山に戻り、岡山電軌、津山線で津山に、8月3日は津山まなびの鉄道館見学、因美線で鳥取へ、若桜鉄道を訪問、8月4日は早朝、岡山駅で列車撮影、津山に戻り、柵原ふれあい鉱山公園の片上鉄道保存会の月に一度の公開イベントに参加、姫新線で姫路へ、8月5日は姫路城見学の後、播但線、加古川線に乗車し、予定では神戸電鉄で新開地方面に抜ける予定でしたが、時間が無くなり、加古川線で加古川へ、さらに新快速で大阪方面に向かいました。
新規に開業したおおさか東線、路線記号はFでラインカラーはブルーグレー
最後に見ておきたかったのは3月16日のダイヤ改正で開通したおおさか東線でした。
おおさか東線は城東貨物線の施設や用地を活用し、旅客線化したもので大阪外環状鉄道(株)が事業主体となり、2008年3月に放出~久宝寺間9.2kmの南区間が開業、2019年3月に新大阪~放出間11.1kmが開業しました。
2002/6/21 当時の新大阪駅 東側(右奥)にホーム一本分の空き地が用意され、手前の梅田貨物線の線路間にもホーム用地があります。
おおさか東線の開業で新大阪駅の在来線ホームは東海道新幹線開業以来の4面8線に対して東側に1本増設され5面10線となりました。
計画当初は東側のスペースにホームを増設し、そこに大阪外環状線(当時の名称)が乗り入れる予定だったようですが、2008年3月に南区間が開業した際に神崎川北方で東海道本線をオーバクロスし、梅田貨物線に合流する形で新大阪駅に乗り入れ、さらに梅田貨物線を使用し、2023年春に大阪駅(うめきた地下駅)に乗り入れるように計画変更されました。東側に増設されたホームにそれまで17/18番線発着の大阪・山陰方面特急、福知山線特急を移し、1年かけて空いたホームを改修し、そこに神戸線・宝塚線西行きを移しを繰り返し、従来の11/12番線ホームを空け、ここにおおさか東線を発着させ、番号も1/2と振り直しました。
2019/8/5
2002/6/21
従来、京都と関西空港、和歌山方面を結ぶ「はるか」「くろしお」などの特急は11番線を使用しており、単線扱いでしたが、 3,4番線として複線扱いとなり、当駅での行き違いも可能となり、ダイヤ上のネックが解消されました。
おおさか東線の発着と同様に「はるか」のこういった発着風景も新鮮でした。
2019/10/20
この旅行では新大阪駅で見るだけでしたが、2019年10月に関西を再訪した際に、放出まで乗車しました。
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