小湊鉄道 五井機関区の保存機 その1 小湊鉄道1号機
2017年8月27日、小湊鉄道のキハ5800形の公開イベントが行われ、五井機関区に保存されている同鉄道会社の創業期に活躍し、保存されている蒸気機関車を見学する機会に恵まれました。
2017/8/27 五井
機関区には現在の小湊鉄道の主力気動車であるキハ200形気動車14両、JR東日本より譲渡されたキハ40形気動車2両、DB4形ディーゼル機関車1両、ハフ101、デハ101・102、クハ101号客車が所属し、さらに今回からの記事で紹介予定の開業時から1962年まで使用されていた蒸気機関車3両(1号、2号、B104号)、そして1997年まで活躍したキハ5800形が保存されています。
2016年11月18日、機関庫および鍛冶小屋が国の有形文化財に登録答申され、2017年5月2日に正式に登録されました。
3両の保存蒸機機関車 右から1号、2号、B104号
最初は1号機関車です。1924年(大正13年)にアメリカのボールドウィーン社が製造した57776号を輸入したものです。
形式は六輪連結十輪タンク機関車で最大寸法は全長:9,867mm、全幅:2,717mm、全高:3,352mm、運転整備重量37.93t(空車重量、30.1トン)、最大出力は712馬力、実用最高気圧11.5kg/㎠、汽筒および衝程は381mm×508mm、制動機は手用および蒸気制動機、連結器はマルコ式自動連結機、火床面積は1,480m²、焔管(径×長さ)は44.5mm×2.744m×152本、伝熱面積は65.40m²、水槽容量は3.785m³、燃料櫃容積は2.785m³(これらのデータは同社のWEBサイトから)
キャブ内も見学できました。
ナンバーに関しては1号機は炭水車に、2号機は先頭部に表示されていました。
1956年まで活躍しました。
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B 767-281様こんにちは。今週は、と思っていましたら相変わらず暑いですね。さてボールドウイーンと言えば台車しか頭に浮かばなかった私はうかつでした。このように立派な機関車を製造していたのですね。そしてそれがきちんと保存されているのも素晴らしいことです。保存と言えば時々通りかかる北府中の東芝からクハ103とクモニ83が消えたな、と思っていましたらぽっぽの丘に保存とのこと。こちらも喜ばしい限りですが
投稿: 細井忠邦 | 2020年8月24日 (月) 13時17分
細井忠邦さま、おはようございます。
私も台車のこと位しか思い浮かびませんでした。そこで調べたのが8月25日の記事なんですが、機関車の総製造量数は7万台を超えるそうです。
ただ、経営に失敗し、1956年に機関車製造は終わり、その後会社も合併され最終的に閉鎖されたそうです。
北府中の2両、輸送された際にはSNSでも話題になりましたね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2020年8月25日 (火) 04時02分