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2020年8月10日 (月)

日本車輌豊川工場の保存車両 3 新幹線0系 22形ー2029

  先日の記事に続いて日本車輌製造豊川製作所の保存車両、今回は0系新幹線22-2029です。

Dsc06522 2017/8/4

22形といえば0系編成における東京方先頭車で、1964年から1986年までに0番台1~143、外観的には客用窓が小型化され、主制御器をCS46に変更し、ステップ数が17段から20段になった1000番台1001~1051、内装を200系に準じて変更し、客用窓周りをFRP化した2000番台、2001~2030の合計224両が製造されました。パンタグラフ、主変圧器、整流装置、空気圧縮機が搭載されています。定員は0番台、1000番台が80名、2000番台はシートピッチ拡大で1列減で75名となりました。自重は0番台が57.4t、1000、2000番台が58.9tです。

2029号は第38次(0系として最後の増備)車として22ー2030とともに1985年12月から1986年4月にかけて16両が製造されました。製造当所は0系初期車の置き換え用としてSk26編成に組み込まれ、16両化でYk26編成、晩年はJR東海Yk8編成に組み込まれ1999年9月1
8日
、東海道新幹線における0系最後の営業運行「こだま473号」に使用されました。翌月の廃車に際して製造所の日本車輌製造が譲り受け、保存となりました。

Dsc06535
製作所公開の際には近くで写真が撮れるようです。

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コメント

B767−281様 お早うございます。毎日暑いですね。我が家は近くに浅川が流れているせいもあってかまあまあ風が吹いて良いですが。さて0系(後からの呼称だそうですね)のあえて最終製作2000番代を残したのは面白いですね。他の保存車はほとんでど初期製作の車が多いなかいいなと思います。乗客側の立場で思い出すのが3列側の真ん中で反対向きになっている座席配置です。一度酔ったことがあります(笑い)窓がどんどん小さくなったのも好ましくないです。100系で大きい窓に戻ったのは大歓迎でした。私は、新幹線史上一番好きなのは100系です。特に2階建てのグリーン車は最高でした。

細井忠邦さま、おはようございます。

7月は連日の雨、梅雨が明けると連日猛暑の8月ですね。夏らしくて良いのですが、今年はコロナの蔓延もありますので気をつけなくてはいけませんね。
さて0系新幹線の2000番台、転換式から回転式シートにしたもののABC席側はシートが回転できないため、集団見合い方式か離反方式になりましたね。ああいう時代があったということもだんだん忘れ去られようとしていますね。

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