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2020年10月 1日 (木)

2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 13 かつて塩尻駅でみた車両 その1 123系

2018年の旅ではありませんが、塩尻駅は2007年3月の初訪問以来、18切符乗り継ぎの旅などでも何度か訪れています。

1231-070324 2007/3/24

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そんな中で印象に残っている車両といえば、国鉄時代に(JR東海になってからも2両)荷電等から改造され、JR東日本、JR東海、JR西日本に継承された123系です。

1431-110608 2011/6/8 大宮にて クモヤ143-1

中央本線の塩嶺トンネルルートの開通で旧線となった塩尻~辰野間の輸送力適正化用としてクモニ143-1を種車に1986年に長野工場で改造されたのがクモハ123-1でした。

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それまで旧形車から改造された車両が多かった荷物電車と新性能電車の併結による運用では高速化の妨げになることから、1977年に登場した首都圏ATC対応の事業用車(牽引車)クモヤ143形の1M方式(1C4M)を踏襲し、近畿車輛で1978年8月5日に1~5、1982年4月27日に6~8の計8両が製造されたのがクモニ143形でした。1~5が信越本線用として長野運転所に配置、6~8が伯備線用として岡山電車区に配置されました。長野配置車は1985年に1~3が大垣電車区へ、4,5は長岡運転所に転出しました。
1986年の荷物輸送廃止で用途を失い、4,5の2両はクモヤ143形50番台に、残りの6両はクモハ123形に改造されました。

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クモハ123-1は松本運転所に配置され、1986年11月1日のダイヤ改正に合わせて使用開始されました。車両愛称は「ミニエコー」とされました。走行関係の機器は種車のものを流用し、主電動機はMT57、直並列制御を行いました。将来のワンマン運転を考慮し、側面両端部に幅1,000 mmの片開扉を設け、側面窓は幅674 mmのユニット窓とし、一部の窓は種車のものをそのまま流用しました。ワンマン運転設備は1990年に設置、冷房装置は1993年に集約分散式AU712形が2基搭載されました。

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改造当初は白地(クリーム10号)に緑帯(緑14号)の塗装でしたが、その後ローズピンクと白色のツートーンカラーに変更されました。

2013年3月のダイヤ改正で運用を終了し、E127系に置き換えられて消滅しました。

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コメント

1両で善知鳥峠を登っていき、小野、信濃川島、辰野へ
Nゲージレイアウトを作りました

クモハ123のロングシートは長かったですね(笑)!

準急豊島園さま、おはようございます。

塩尻から辰野まで、私も123形に乗車して車窓を眺めましたが、素晴らしい風景でした。塩嶺トンネルで時間は短縮されましたが、ああいった旅も楽しいですね。
両端の2ドア車輛のロングシートは長くなりますね。キハ38なども同様ですが。

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