2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 22 明科駅そばの安曇野市龍門淵公園に保存されているC56 124号機
松本駅を出発し、約13分の乗車で2つ目の明科駅に到着します。
明科駅の西側、線路が走っている場所から少し下がったところを犀川が流れており、犀川の右岸に龍門淵公園、水産試験場などがあり、両者の中間位の場所、かつては安曇野市明科公民館があったばしょにポツンのC56形蒸機が1両残されています。 2018/8/31 訪れた頃、塗りなおされたのか美しい状態を保っていました。
この機関車の履歴は沖田祐作氏の機関車表データによると
1938-3-5 三菱重工業神戸造船所 製番222
門司局配属 配置 麻里布
1941現在 備後十日市
1943現在 七尾
1972-3-31現在 七尾
1973-3-31現在 七尾
1974-3-31現在 七尾
1975-3-18廃車 木曽福島 とのことで、製造直後は九州に配置されましたが、戦中から七尾に転属し、廃車は木曽福島でした。 現役時代、正面のナンバープレートは形式名入りだったそうですが、現在は緑地プレートが付いています。
公民館の跡地と知らないで訪問するとなぜこんなところに蒸機がと思います。
そのためなのかこうした説明板は設置されています。
バック運転で視界を確保するための炭水車の切り欠きはC56特異的なものです。
近くの龍門渕公園には龍神宮の言われが書かれています。
龍門淵公園、あやめ公園は明科町のシンボルであり、6月中旬頃には花菖蒲が咲き誇り、あやめ祭りが開かれるそうです。
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