2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 32 豊野公民館に保存される9646号機
2018年晩夏、信州保存蒸機巡りの旅、2日目は長野駅から北しなの鉄道に乗車、まずは豊野駅から歩いて10分程の、豊野公民館に保存される9646号機を見学しました。
沖田祐作氏の機関車表の履歴データによると
1914-12 川崎重工兵庫工場 製番155
1915-1-8神戸局配属
1933-6-30現在 長野
? 直方
1945-11 新潟局
1955-8-1現在 直江津
1964-4-1現在 直江津
1965-3-31現在 直江津
? 新津
この間映画撮影のため改造
1972-2-15廃車 長野 製造は川崎重工兵庫工場で新製配置は神戸局でした。しばらくして長野、一時は九州に転属したこともあったようですが、晩年は直江津で最後は長野でした。
廃車された1972年は明治5年の鉄道開設から100年の年であったため鉄道100年記念映画が制作され、その映画で主演を務めたのがこの機関車でした。そのときに製造時の姿を再現するためにリンク式カプラーに交換されいまでもそのまま残されているのが特徴となっています。
9600形式の蒸気ドーム、砂箱のコブの低さがよく分かります。
今でもヨーロッパの鉄道では残っていますがリンク式カプラーにおける解決作業の危険性がよく分かります。
炭水車側の前照灯はありませんが、尾灯は残されています。
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