2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 38 長野電鉄に乗って村山駅へ
長野電鉄に乗車するのは3回目で、1980年代の終わりに大学時代の友人の結婚式に招かれて夜間瀬まで行ったのが最初、二度目は昨日の写真にあるように2009年の大晦日、そして今回でした。今回はまず村上駅まで長野線に乗車しました。
2018/9/1 長野電鉄長野線 路線図
長野駅から乗車したのは日比谷線用元営団3000系を3両編成に短縮した3600系L2編成でした。昨日の記事にあるように3両編成の3600系3編成は既に鬼籍に入っています。
地下駅である長野駅を出発すると複線の地下線のまま、市役所前、権藤、善光寺下と停車し、その先で地上に出ます。この辺の雰囲気は仙台の仙石線とも似ている気がします。善光寺下と本郷の間にかつて地上線時代の線路の分岐点があります。地上線時代は市役所前駅は無く、長野の次に錦町ー(市役所前)-緑町といった順序で駅がありました。長野基点6.3㎞地点の朝陽駅までが複線化されています。
後方展望 現在の村山橋は全長837.8m、車道幅3.25mの4車線、歩道幅3.5m両側歩道、鉄道幅4.8mロングレール、6径間下路ワーレントラス橋と5径間鋼連続箱桁橋を組み合わせた構造となっています。
柳原~村山間で千曲川を渡りますが、ここに架かる村山橋は鉄道道路併用橋です。現在の橋は2009年、前回の訪問時の直前に竣工しており、それ以前の橋も併用橋で1926年、開通時から使用していたものでした。
村山橋を渡ると程なくして村山駅に到着しますが、 長野電鉄の場合、多くの交換駅での入線方式が右側通行方式、すなわち、列車の進行方向の右側の線路に入線する方式となっています。
何でこうするかと言えば、運転台の位置が列車の左側にあるため、交換駅で運転士と対向列車の車掌同士のコミュニケーションが取り易いからだそうです。 村山駅を発車する長野行き8500系編成。
駅構内には保線用機械の姿も
ピンぼけ写真ですが、木造駅舎の駅でした。
ここから千曲川東岸の道を下り、上信越自動車道須坂長野東インターそばのトレインギャラリーを目指しました。
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コメント
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B 767-281様お早うございます。私も昨日の長野地下駅を見せていただき、あれ?仙石線の仙台みたいだな?と思っていました。東急3000系、まさか冷房化までされて生き延びるとは!さすがオールステンレス車ですね。つい最近東急車輌のステンレスカー開発について鉄道伝説の再放送で見ましたが、バッド社の設計思想から発展していくくだりが興味深かったです。
投稿: 細井忠邦 | 2020年11月13日 (金) 10時15分
細井忠邦さま、おはようございます。
確かに長野電鉄の長野駅のイメージ、仙石線と似てますよね。
最近はJR東日本の253系、日比谷線の03系モ導入されており、まさに地方のローカル私鉄として大井川鐵道もそうですが、「動く鉄道博物館」的イメージがありますね。
東急車輌製造のステンレス車の耐久性の高さが実証されていますね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2020年11月14日 (土) 05時57分