2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 87 横須賀色の電車達 その12 1977年の身延線 part4 62系
1977年9月23日の身延線の旅で見た横須賀色の電車、最後は二代目62系です。
1977/9/23 富士 遠目に見ると113系のように見えるが、足元を見ると・・・
当時の国鉄では1972年度に首都圏の主要5線の新性能化が完了しましたが、地方線区では依然として旧性能電車が幅を利かせていました。車両基地の研修設備も新性能車のMM'ユニットには対応できない状態でしたが、特に改善の要望が強かった仙石・房総・身延線に旧形車の車体を新性能車並みに更新し、アコモデーションを改良することが検討されました。
そんな中で73系の台枠と足回りに115系なみの車体を載せた二代目62系電車が1974年、身延線に投入されました。
編成はTcMMTcでモハ62形はモハ63改造のクモハ73からの改造車がモハ62000番台、モハ72形からの改造車がモハ62500番台、63形の流れをくむクハ79形・クモハ73形の改造車がクハ66000番台、クハ79300番台の改造車がクハ66300番台となりました。
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コメント
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B 767-281様お早うございます。二代目62系は少し不思議な車輌でした。72970番台が後期72系新製車を種車としたのに対して、こちらは63改造グループも一部種車になっています。それゆえに検査周期が異なっていたそうです。113系や115系に改造されなかったのは、今更ながら勿体なかったと思います。
投稿: 細井忠邦 | 2021年2月11日 (木) 06時39分
細井忠邦さま、おはようございます。
私も事情はよく分かりませんが、62系への改造に際しては,当時の車齢の浅い車両に限らないで,様々な車両を種車にしてしまったのではと思います。当時の国鉄の体制でどこの管理局が主体となって動いたのか,その辺の事情もあったのかと思います。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2021年2月12日 (金) 05時40分