2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 90 横須賀色の電車達 その15 1975年の飯田線 豊橋駅 part2 クハ68形
昨日のクモハ52形に続いて、1975年3月、廃止直前の急行「高千穂・桜島」から撮影した豊橋駅、豊橋機関区の飯田線旧国の話題です。
1975/3/5 豊橋 クハ68098
1975/3/5 豊橋 クハ68
身延線の記事でも登場したクハ68形ですが、飯田線には
豊橋 クハ68 038 042 068 098 416 418 420
中部天竜 クハ68 401 403 405 407
伊那松島 クハ68 013 400 402 404 408 409 410 412 414 と3か所に分散して20両のクハ68形が配置されていました。
そのうちの400番台は1981年から施工されたトイレ設置改造車で、
1968年改番(10両)
クハ68400 ← クハ68040
クハ68401 ← クハ68007
クハ68402 ← クハ68032
クハ68403 ← クハ68003
クハ68404 ← クハ68030
クハ68405 ← クハ68009
クハ68406 ← クハ68034
クハ68408 ← クハ68054
クハ68409 ← クハ68064
クハ68410 ← クハ68046
1972年改造(3両)
クハ68412 ← クハ68106
クハ68414 ← クハ68100
クハ68407 ← クハ68077
1974年改造(3両)
クハ68416 ← クハ68026
クハ68418 ← クハ68066
クハ68420 ← クハ68094
種車は半流形のクハ68に限らず、クロハ59形、クハ55形を出自とする平妻車も含まれており、形態は多岐にわたりました。最終的には16両となりました。
クハ68038、042はクハ68形として製造され、一旦クハ55形に改造され、再びクハ68形に復元された経歴の車両です。
68038 ← 55122 ← 68008
68042 ← 55125 ← 68011
クハ68013はクロハ59011として製造され、クハ68、クハ55と改造され、再びクハ68に戻された車両で
68013[II] ← 55145 ← 68031 ← 59011
クハ68068は平妻のクハ55017をクハ68に改造したものです。
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コメント
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B767−281様 お早うございます。今日は20度を超えるという話でまさに三寒四温 、春は近いですね。さて、51、68形 この系列も60形 55形 59形などを含み複雑な系列ですね。ある意味戦争の影響をもろに受けた系列だと言えます。52形も3ドア化の計画があったそうですが、2ドアのまま飯田線という適地で最後を迎えられ幸せだったのでは、と思います。地元の中央線はE233系へのトイレ設置が進んでいます。ホームの延伸も進められていますが、先端が極端に狭い駅も多く、ちょっと心配です。さて、オリンピックをめぐってまだまだバタバタは続いています。私は島根県知事の対応は立派だと思います。現状ではコロナ対策が第一でオリンピックどころではないと思います。
投稿: 細井忠邦 | 2021年2月21日 (日) 09時37分
細井忠邦さま、おはようございます。
すっかり暖かくなった週末でしたが,また今週中盤は冷え込みに襲われるようで、三寒四温を繰り返しながら暖かくなって行くのがこの季節ですね。
旧形国電の歴史を追っかけると戦争を挟んで、激しい改造の歴史を辿っているのですね。新性能電車も晩年は運転台取付改造などを施されていますが、形式別に見る変遷は驚きがありますね。
2020年東京オリ・パラ、まさに出来るかできないかをきちんと検討すべき時期かと思いますが、開催一辺倒で通す政府、組織委員会の姿勢は信じられないものがありますね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2021年2月22日 (月) 05時30分