2021年春、再び信州へ しなの鉄道と小海線の旅 3 高崎線 倉賀野駅 part1 EF210-300番台
2021年春の信州の旅、高崎線列車に乗車し、わざわざ終点高崎の一つ手前、倉賀野で一旦下車したのは、以前にも記述しましたが、同駅でEF210-320号機を見かけたからでした。
2021/4/3 倉賀野 吹田機関区配置のEF210-320号機
添乗の乗務員氏は高崎からやってきた湘南新宿ライン2829Y列車で到着、そのまま機関車へ
JR貨物のEF210形は国鉄時代から直流区間標準形式のEF65形に代わる1300t牽引の主力形式として1996年から製造されており、同年3月に試作機901号機、1998年7月から11月には基本番台1~18号機が三菱電機・川崎重工業で製造されました。2000年3月以降はVVVFインバーター素子をIGBT化、制御システムを1C1M方式とした100番台101~173が同じく三菱電機・川崎重工業で2010年度まで製造されました。さらに2012年9月からは瀬野八補機として30年以上活躍してきたEF67形0番台の置き換えを目的に100番台をベースに勾配後押機関車としての機能としてシリコン油を内蔵した緩衝装置を連結器に内蔵した300番台が量産されてきました。 2013/3/22 天神川 広島機関区時代の301号機
300番台の301~303号機は新製当初は広島機関区に配置されましたが、301号機が吹田機関区に貸し出され、その後、転属、302,303号機も転属し、2014年3月のダイヤ改正から、
171 吹貨西2077レ広島貨タ
172 広島貨タ後1060レ西条単1561レ広島貨タから後5080レ単597まで8往復
173 広島貨タ後1090レ西条単1551レ広島貨タから後2070レ単587まで6往復
174 広島貨タ2076レ吹貨西 といった300番台専用の運用が設定されました。
2015年には304~309号機が増備されたため、2016年3月のダイヤ改正では
171 吹貨西5085レ広島貨タ
172 広島貨タ後5050レ西条単569レ広島貨タから後1074レ単597レまで3往復
173 広島貨タ後5080レ西条単1551レ広島貨タから臨後8090レ臨単8599レまで10往復
174 広島貨タ後1090レ西条単1555レ広島貨タから後2082レ単1553レまで9往復
175 広島貨タ後1060レ西条単1569レ広島貨タから後58レ単557レまで2往復
176 広島貨タ臨後8056レ西条臨単8563レ広島貨タから後2080レ単575レまで2往復 広島貨タ1074レ大阪タ単1488吹貨東
177 吹貨西3051レ幡生操
178 幡生操3050レ大阪他73レ高松タ
179 高松タ3077レ新居浜3076レ高松タ
180 高松タ72吹貨西
と行程が増えました。 2016/9/4 東淀川 補機運用に入るため広島へ向かう貨物列車を牽引する304号機
2017年には310,311号機が増備され、運用行程は184までに増加、2018年度には312~315号機が増備され、運用行程は187に、2019年度には316~318号機が増備されましたが、運用行程は186に、2020年度には319~329号機まで増備され、300番台専用運用は181~194に、そして吹田区の100番台とも共通運用が組まれ、103~106、110~113、118、119、122、123、126~129で東京タ、新鶴見まで顔を出すようになりました。さらに新鶴見機関区に326~329号機が新製配置されました。 316号機以降は側面はこれまでのJRFロゴから桃太郎のキャラクターステッカー装飾が施されるようになりました。
2021年3月の改正以降は吹田機関区のEF210-100、-300共通運用では103~106、111~114、117~120、122、123、126~132、134~138で関東地区に顔を出しています。これらのうち、倉賀野へ顔を出すのは
117 名古屋タ3098レ稲沢1098レ新鶴見3099レ倉賀野3090レ根岸臨8571レ宇都宮タ臨8572レ新鶴見
122 幡生操1056レ新鶴見4067レ倉賀野単4967レ高崎操
123 高崎操単3096レ倉賀野3096レ新座タ69レ幡生操
135 東京タ臨8765レ倉賀野臨単8765レ高崎操
136 高崎操単4066レ倉賀野4066レ新鶴見5057レ幡生操 で
時間帯からしてEF210-320 号機は117の3099レの到着後だったのだと思われます。
一方、EF210-300番台、増備の陰でそれまでの瀬野八補機EF67形がどうなったかというと、EF60形から改造された基本番台3両は2号機が2013年3月27日に廃車、3号機が2014年3月10日に廃車、1号機も2014年5月に運用を離脱、保留車となりました。EF65形から改造の100番台5両のうち、103、104号機は2015年の検査切れで運用を離脱、2016年3月に105号機が最後の全般検査を終えてから同形式の全般検査は施行されていないことが明らかとなっています。EF67形の運用はEF210-300番台と当初は共通でしたが、2015年3月改正で区別され、4仕業となり、2017年3月改正では2仕業となりました。2021年3月改正でも2仕業残されています。
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コメント
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昨日は、福知山線事故から16年でしたが、スピードが肝心な鉄道も、限界ありますね。
当社へ通勤する手段の鶴見線も、100km/hなんて考えられませんね。
投稿: (株)上村工業 | 2021年4月26日 (月) 12時23分
B767−281様 こんばんは。EF210といえば武蔵野線でよく見かけます。先輩のEF200の失敗に学んでちょうど良い性能で使い勝手の良い機関車のようですね。瀬野八の補機ならまず頭に浮かぶのはEF61でしょうか。何かの客車の牽引の間合いで常駐して、151系や153系を押し上げている写真をよく見ます。旧東海道線(現御殿場線)の補機さながら走行中に解結していたそうで、なかなかの芸当をやっていたのだなと思います。ところで今朝は久しぶりに胸のすくニュースが。自民補選で3連敗。次の選挙に大いに期待したところです。
投稿: 細井忠邦 | 2021年4月26日 (月) 20時38分
細井忠邦さま、おはようございます。
EF61基本番台が瀬野八補機として活躍したのは1962年の山陽本線広島電化直後でしたね。写真でよく見ますがあの頃は茶色のボディで広島まで乗り入れた特急「つばめ」や153系急行、準急の補機としての活躍もありました。その時の名残で、同機には走行中連結開放用のシリンダーが晩年まで残されていましたね。
瀬野八の補機もD52~EF59~EF61、そしてEF60の初期タイプからの改造のEF61200、EF67、EF210-300と替わってきていますが、補機が必要であることに変わりはないのですね。
今回の衆参補選の結果、是非秋までに予定される総選挙での政権交代に繋がれば良いですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2021年4月27日 (火) 04時25分