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2021年5月24日 (月)

西武園ゆうえんち、メインゲート前に置かれている路面電車について

今回のグランドオープンで西武園ゆうえんちでは昭和の雰囲気を出すためにメインゲート前の広場に東京都電を模した路面電車を配置しました。この車両は長崎電気軌道1050形1051号車を譲受したものだそうです。

Dsc04603_20210523161301 2021/5/16 西武園ゆうえんち

元々は仙台市交通局モハ100形として1952年に製造されたもので、1976年3月に仙台市電が廃止された際に117~119・121・124の5両の車体と西鉄北九州線100形の廃車発生品であるK-10型台車を組み合わせ誕生させた形式とのことです。仙台市電モハ100形は、新潟鐵工場で旧モハ80形として製造され製造当初は前面3枚窓、前後扉でしたが1969年にワンマン化改造された際に左右非対称の変則2枚窓、前中扉のスタイルに変更されたそうです。

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Dsc04902_20210523161501 2016/10/21 仙台市電保存館 同館に展示されている100形123号車、車内の見学も可能でした。

長崎電軌での運行開始にあたり軌間とワンマン装備が異なるため、福岡県の西鉄産業で台車変更、台枠部の改造、台車周りの側板切込みの拡大、固定式前面窓の一部開閉化、ワンマン装備の長崎仕様化などが実施されました。形式名は仙台から1000、昭和51年から50をとって1050としたそうです。

Dsc04958_20210523161801 仙台市電保存館には長崎電軌に譲渡された1051号(元117号)の写真や

Dsc04957_20210523162001 1054号(元121号)がオーストラリア・シドニーのトラムウェイミュージアムで保存されていることの紹介もありました。

1976年10月6日に仙台市交通局職員参加のもとに運行開始式が行われ、一般営業運転に投入されました。しかし冷房装置を装備していなかった関係で1982年1200形が投入されると稼働率がさがり始めました。1985年、開業記念事業の一環として1051号が仙台市電当時の塗色となりました。1990年には老朽化による廃車が発生しました。2011年3月11日の東日本大震災発生では3月24日から4月20日にかけ、被災地支援のための募金箱が設置されて運行されました。2016年4月以降は1051号1両が残され、冷房装置なしのためイベント時など運行に限られましたが、動態保存の維持管理が大変になったため、2019年3月末をもって引退となり、2020年2月21日にパンタグラフや内部電気部品以外の車体部分の西武園ゆうえんちへの譲渡が発表されました。

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1051(117) 西武園ゆうえんちにて展示
1052(118) 1993年9月1日除籍
1053(119)  2000年12月30日除籍 仙台市秋保温泉駅跡に保存
1054(121)  1990年12月5日付で除籍  オーストラリア・シドニー路面電車博物館にて動態保存
1055(124)  1990年12月3日付で除籍 佐賀県鹿島市の保育園で保存

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