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2021年5月14日 (金)

2021年春、再び信州へ しなの鉄道と小海線の旅 11 旧中込学校、校舎内部の様子

旧中込学校、建築にかかった費用は当時の金額で6098円51線8厘でその殆どが村内有志募金等で賄われ、地方の小村としては画期的な試みで、教育に対する情熱の高さがうかがわれます。


Dsc02998 一階奥から玄関方向 玄関の欄間にはステンドグラスが嵌めこまれています。同様に2階中央廊下北面丸窓にもステンドグラスが。

Img002_20210513082701 旧中込学校校舎内部の平面図 佐久市教育委員会発行のパンフレットから

木造2階建てで1・2階ともに奥行き方向に廊下を設け、左右に部屋を配置した中廊下式平面で、1階は玄関の左右に小部屋(小使室、控所)を設け、その先は右手に2階への階段と宿直室があり、その奥は講堂と教室となっています。2階は廊下の左右に校長室、教員室、教室など計6室があります。間取りはアメリカの1870年頃の小学校のスタイルを参考にしたようです。

Dsc02996_20210513084101 1階講堂(音楽室)にはオルガンの展示

Dsc02997 廊下を挟んで反対側の第一教場

Dsc03006 2階の教場に 蚕の大型模型

Dsc03009_20210513084601
戦前の軍国主義教育と後世、批判された修身の教科書も展示されています。

Dsc03000_20210513085001 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、八角形の塔の天井に記された方位図、吊り下げられた太鼓の様子が案内されています。

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コメント

B767−281様 お早うございます。旧中込学校なかなか素敵ですね。以前開智学校に行ったことがありますが、外見は少し似ている感じです。教室は廊下の壁がなく、今で言う所のオープンになっているようですが、これは元からなのでしょうか。現在世田谷区などにオープンになっている学校がありますが、隣の教室の声が聞こえて集中できないなど評判は散々です。後期に建てられたものは壁が移動できて仕切れる形式のものもあります。また最近建て替えている学校は、予算の関係もあってオープンはやめにしています。もしかすると見学者の便宜を図って壁を取っているのかもしれませんね。さて昨日の菅の会見、今新聞などで確認しましたが、今まで以上に酷いものだったようです。コロナ対策も相変わらず後手後手。オリパラだけはやりたいで爆進。もういい加減辞めてほしいです。世論調査で支持率は32ポイント、とありますが、まだそんなに支持している人がいるのが驚きです。

細井忠邦さま、おはようございます。

旧開智学校も同じ頃に建てられた学校ですね。行ったことはありませんが、松本を訪問する際に機会があれば立ち寄ってみたいですね。
つくばでもオープンスタイルの小学校に子供が通っていましたが、確かに参観には好都合ですが、子供は気が散りそうですね。
東京オリパラ、開会式までの日数も僅かとなる中、開催一辺倒で進める政府・組織委と東京都の間に微妙なずれがあるようですが、いつ小池都知事が辞めますと言い出すかが注目の的のようにも感じる今日この頃ですね。

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