2021年春、再び信州へ しなの鉄道と小海線の旅 17 野辺山駅
2021年春、小海線の旅、昨日のグラフで示したように小海から先は佐久平を後にして、八ヶ岳越えの難所となります。小海駅までは千曲川を進行右手に見る形で登って来ましたが、ここから信濃川上駅までは千曲川が作った峡谷沿いに列車は走ります。そのため、千曲川にかかる鉄橋も7回渡ります。232Dは小海を出発して、34分ほどで野辺山駅に到着します。 2021/4/3 駅名標とJR線で最も高い位置にある駅の表示
この駅は標高1345.67mにあり、JRグループの駅として、さらに日本の普通鉄道の駅として日本一の高さの駅であることで有名です。ちなみに駅としては立山黒部貫光立山トンネルトロリーバス(無軌条電車)の室堂駅(2450m)、ロープウエイ(索道)も含めると駒ヶ岳ロープウエイの千畳敷駅(2611.5m)が最高となるそうです。かつて草軽電気鉄道があったころは同線の国境平駅(1371m)が国内最高でした。世界では中国チベット自治区のタングラ駅(5068.63m)が最高だそうです。 この駅ではハイブリッド編成キハE200形と交換しました。
小海線清里~信濃川上間が開通した1935年11月29日に開業しており、旅客・貨物の営業が始まりました。
駅舎は2回建替えられており、初代は当時の流行に沿った流面形状のドーム型で当時マスコミでもよく紹介されたものでしたが特異的な構造故、雨漏り・ひび割れ等の問題が発生し、1948年に通常の木造駅舎に改築されました。ローカル線の駅舎としては棟を高く作っている点がユニークでした。現存の駅舎は1983年に改築されたもので初代駅舎のイメージを踏まえたデザインとなっています。
ホームは単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、計2面3線でホーム間は構内踏切で連絡されています。
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