2021年春、外房線~内房線を巡る旅 その16 館山駅
地図上で内房線の路線を見ると安房鴨川から千倉までは房総半島の東岸の海岸線に沿って南西方向に走り、千倉から西方向に進路を取り、館山に至り、西海岸に出るコースを取っています。
内房線は1912年3月28日に蘇我~姉ヶ崎間が開業したのが始まりで、同年8月21日には木更津まで延伸しました。以降、小刻みな延伸を繰り返し、1919年5月24日、安房北条(現在の館山)まで延伸し、北条線と改称しました。安房鴨川まで延伸したのは昨日の記事にあるように1925年7月11日でした。安房北条駅が館山駅と改称されたのは1946年3月1日のことでした。
2021/4/7 駅名標
元々、駅周辺は北条町の中心部でしたが、1933年に北条町と館山町が合併し、館山北条町となり、1939年には館山北条町と那古町と船形町が合併し、館山市が誕生しました。
館山駅のスペイン風駅舎
改札口
これまでに見てきた駅同様、単式オーム1面1線と島式ホーム1面2線の地上駅で3番線の海側に数本の留置線や保線用施設があり、下り方に1本、上り方に6本の留置線があります。
2132Mは館山駅で8分間停車します。
この間にすれ違いの3135M(R06編成)の写真を撮影する余裕もありました。
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