秩父鉄道の駅 その7 野上駅
秩父鉄道の駅シリーズ、今回は野上駅です。
2021/7/31 駅名標
8月26日の記事で、秩父鉄道の駅と所属自治体の関係について触れました。その記述の通り「樋口駅から上長瀞駅までが秩父郡長瀞町」ですが、長瀞町は15世紀後半から16世紀に渡る戦国時代に書物に登場する野上郷で江戸時代には幕府領となった本野上村、中野上村、野上下郷村からなる野上三郷といわれた地域でした。明治以降、1871年には入間県に、1873年には熊谷県、1876年には埼玉県に属し、1879年の郡区町村編制法で秩父郡に、1889年4月1日の町村制施行で本野上村・中野上村・藤谷淵村の区域を以って野上村となり、1940年2月15日に野上町になりました。
その後、長瀞が国の名勝、天然記念物として有名になったことから町名は1972年11月1日、長瀞町になりました。2021/7/31 長大なホーム 奥が熊谷方面
2021/7/31 上り列車は通常、1番線に
2021/7/31 下り電車と交換のため3番線に入線する上り7104レ 貨物列車は待避線の有効長の関係から3番線に
寄居駅から先の秩父本線は1903年4月2日に波久礼駅まで開業、1911年9月14日に波久礼駅~宝登山駅(現・長瀞駅)間が開業、その際に本野上駅として開業しました。1929年12月16日、本野上駅は野上駅と改称されました。
野上駅周辺が町の中心である関係から、長瀞町役場、長瀞郵便局などが駅周辺にあります。
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