武蔵小杉~羽沢横浜国大間 その2 武蔵小杉~鶴見間
2019年11月30日に開業したJR・相鉄直通線、武蔵小杉駅から羽沢横浜国大間は距離にして16.6km、所要時間は約18分かかります。
2000年1月27日の運輸政策審議会答申18号において神奈川東部方面線として二俣川~新横浜~大倉山間が位置付けられ、2004年9月に相鉄が西谷~羽沢間に新線を建設し、羽沢駅でのJR相互直通構想が発表されました。2006年には国・鉄道事業者・神奈川県・横浜市間で調整が行われ、整備構想を国が認定、2010年3月25日、起工式が行われました。
線路名称的には武蔵小杉~鶴見間は品鶴線、鶴見~羽沢横浜国大間は東海道貨物線です。品鶴線の開通は昨日の記事に既述したように
>東海道線の客貨分離のため、東海道貨物線として品川~新鶴見操車場~鶴見間17.7kmが1929年8月21日に複線で新設されました。
2021/11/4 武蔵小杉駅から新川崎方向を見る
ちょうどE257系2000番台NA-04編成の特急「湘南」が接近してきていますが、新鶴見信号場までの複々線(旅客線(横須賀線・湘南新宿ライン)と貨物線)の合流地点です。後方の高架から来る線が新川崎からの旅客線です。 2021/11/4
旅客線、貨物線分岐
武蔵小杉を発車した列車は踏切を越えた直後、このポイントで貨物線に入ります。旅客線と貨物線の分岐点であり、直進する旅客線(横須賀線・湘南新宿ライン)は新川崎駅を通り、鶴見駅の西側を通過し、横浜駅に至ります。一方、貨物線は新川崎駅を通過、鶴見駅の東側を通過します。 2021/11/4
右から合流する線路は武蔵野南線です。 2021/10/23
新鶴見信号場に停車中のコンテナ貨物列車が見えますが、武蔵小杉発8:29の227Mから見えた貨物列車は宇都宮タ~東京タ行きの4072レで牽引機はEF65 2117号機でした。 2021/10/23 新小平駅を通過する4072レ
2021/11/4 新川崎駅横を通過
2021/11/4 かつての新鶴見操車場の南のはずれを通過、
並行する旅客線(横須賀線・湘南新宿ライン)は高架となり、南武線尻手駅方面の尻手短絡線が左に分かれて行きます。尻手短絡線は1973年10月1日に開業しました。
2021/11/4 東海道貨物線との合流
やがて旅客線(横須賀線・湘南新宿ライン)をアンダーパスし、東海道本線をオーバークロスして、海側に抜けると鶴見川橋梁を渡り、東京貨物ターミナル、川崎貨物からの東海道貨物線と合流します。
この先は次回以降になりますが、ここまででも駅間はかなり長く、新川崎駅横、南武線尻手駅に通じる道路との交差付近、鶴見駅付近と新駅が3つくらい造れるのではと感じます。
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