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2021年12月 1日 (水)

武蔵小杉~羽沢横浜国大間 その3 鶴見~羽沢横浜国大間

相鉄・JR直通線、鶴見から先は、1979年10月1日に鶴見駅~横浜羽沢駅(貨物駅)~戸塚駅の東海道貨物線として開業した区間を通ります。通称、羽沢線と言われている区間です。

1966年4月、当時の国鉄理事会にて横浜駅を迂回するルートが決定、同年5月には工事の認可が下り、用地買収が進められましたが、騒音公害など生活環境の悪化を懸念した住民による猛烈な建設反対運動が起こりました。最後は土地収用法なども適用され1979年10月1日のダイヤ改正から貨物列車の運行が開始され、横須賀線と東海道本線の分離は1980年10月1日からになりました。

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酷い写真で恐縮ですが鶴見駅付近、手前のポイントは貨物線(品鶴線)から東海道本線(旅客線)への渡り線ポイント 武蔵野線から鎌倉に向かう「ホリデー快速 鎌倉」などはこのポイントで東海道線に転線します。 奥のポイントは高島線の分岐ポイントで、現在はJR貨物の鶴見以東~根岸線桜木町以南、根岸方面の貨物列車や逗子発着の甲種車両輸送列車が通過していますが、かつては新興発着の化学薬品輸送、東高島発着の在日米軍基地「横浜ノース・ドック」専用線発着のジェット燃料輸送、日本製粉専用線発着の小麦輸送、横浜市場発着の鮮魚輸送などがあり、高島駅構内には横浜機関区(旧・高島機関区)があり、同駅で機関車の付け替えや臨港線から集まる貨車の入れ換えを行っていました。

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右にカーブすると京浜急行生麦駅付近に生見尾トンネルの入り口が見えてきます。

貨物線用に造られたせいなのか、旅客線のトンネルに較べると照明が暗く感じます。ここから8.8kmは殆どトンネル区間になりますが、地図で見ると横浜線の大口駅北側で同線をオーバクロスする辺りは地上に出ていますが、騒音防止のためシェルターに覆われており、列車内部からだとトンネルが連続しているように見えます。
シェルター部分を過ぎると港北トンネル(4038m)に入り、東急東横線妙蓮寺駅南方、横浜市営地下鉄ブルーライン岸根公園駅北側で交差し、進路を南西にかえ、城郷高校を過ぎたところで地上に出ます。

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やがて第三京浜(E83)の陸橋が見えて来ると羽沢横浜国大駅への分岐信号が見えてきます。北から東海道新幹線、県道13号が接近して来ます。

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手前の左方向分岐は羽沢貨物駅へ、奥の右方向分岐が羽沢横浜国大へ

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再び地下区間へ

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東急線へ伸びる東急新横浜線に外から合流する形で羽沢横浜国大駅に到着します。

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